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フード  |    2024.03.28

グルテンフリーな「米粉のカフェHIKARU」でカラダ想いのランチを味わう|宇都宮市

2023年12月、宇都宮市の競輪場通りに新たなカフェがオープンしました。

グルテンフリーや化学調味料不使用にこだわった、体に優しい料理を提供する「米粉カフェ」。

おすすめのスペシャルセットを堪能してきましたので、ご紹介します。

夫婦二人三脚で実現したカフェ運営

お店があるのは、交通量の多い競輪場通り沿い。住居が入ったビルの1階にあります。

なんと、テナントが見つかるまで8か月もかかったのだそう。

現在は奥さまのHIKARUさんが主に調理を、旦那さまの横田さんが接客を行っています。HIKARUさん曰く、いずれば横田さんにもどんどん調理をしてほしいのだとか。

横田さんはカフェ運営の傍ら、シンガーソングライターとしても活動しており、ライブハウスやバーで歌っています。時にはご自身でイベントを主催することもあるそうです。

グルテンフリーでも、美味しい料理に

カフェで提供しているメニューは、すべてグルテンフリー、化学調味料不使用。米粉は栃木県産のものを、砂糖は奄美のきび砂糖を使用しています。

体にやさしい料理というと味気がなかったり、旨味が足りなかったりと、味が落ちてしまいがち。

HIKARUさんがメニュー開発のときに意識しているのは「体へのやさしさ」と「おいしさ」の両立です。

筆者自身も米粉でシフォンケーキを作るのですが、どうしてもパサパサしてしまいます。こちらで食べたシフォンケーキは、グルテンフリーなのにふんわりしっとり。HIKARUさんが試行錯誤して生み出した、特別な味なのだそう。

コース仕立てのスペシャルセット

筆者がいただいた「HIKARUスペシャルセット」は、前菜3種とスープ、メイン、デザートとコース仕立てになっています。

まずは前菜の2種盛りと、根菜たっぷりのスープが到着。この日は「キャロットラペ」と「茄子とアボカドの塩麴レモン和え」でした。前菜は水溶性食物繊維を多く含む食材をチョイス。最初に食べることで、血糖値の上昇を抑える効果があるのだとか。

続いては「せいろ蒸し温野菜」です。キャベツやブロッコリー、しめじなどの温野菜を、自家製ソースに付けていただきます。

バーニャカウダソースに似た味わいですが、奥深い旨味を感じるソースは絶品です。詳しい作り方は企業秘密なので、気に入った方はテイクアウトしてみてください。

「米粉のカフェ」だからと、にんじんをお米型にカットしているこだわりよう。

メイン料理は「お米のパスタ お肉を味わうボロネーゼ」を選択。玄米粉を使用したパスタは、もっちりつるつる。粗めにカットされたお肉との食感の違いが楽しめます。

デザートは4種類から2つを選択します。シフォンケーキは、グルテンフリーと思えないほどふわふわでしっとりしていて驚きました。

試行錯誤を繰り返して作ったというグルテンフリーのチーズケーキも、おすすめだそうですよ。

スタイリッシュな店内で穏やかな時間を

コンクリートの無機質な質感を生かした店内は、スタイリッシュな雰囲気。椅子やテーブルにカーブを取り入れているため、不思議と温かさも感じられます。

筆者が驚いたのは、壁向きの1人専用席が4席もあること。1人でカフェを楽しみたい人にとって、周囲を気にせず目の前に出された料理に集中できる環境は、ありがたいのではないでしょうか。

気軽に購入できる、テイクアウト販売も

「少しでも米粉を身近に感じてほしい」という想いから、テイクアウトも実施しています。

グルテンフリーの米粉食パンやフォカッチャ、ランチでも提供しているシフォンケーキやスコーンなど、体にやさしい商品がたくさん!

筆者は息子に食べてほしいとシフォンケーキをテイクアウトしました。化学調味料を使わずきび砂糖で仕上げているので、小さい子供にも安心して食べてもらえますよ。

テイクアウトのみの利用も大歓迎だそうなので、ぜひ寄ってみてください。

栃木県産米粉のおいしさを存分に味わえる、こだわりのカフェ。自分のカラダにご褒美をあげたくなったら、訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

米粉のカフェHIKARU
住所:栃木県宇都宮市松原3-9-13松原ハイツ1F
電話:090-2640-4488
営業時間:11:00~16:00 (L.O.15:00)
定休日:月曜日・日曜日
駐車場:あり(店前1台、徒歩3分の場所に6台)
公式Instagram:https://www.instagram.com/komekonocafe_hikaru/

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この記事を書いた人

島 六実

栃木県生まれ、栃木県育ちのライター兼3歳男児の母。2022年にフリーランスとして独立し、グルメや旅行、育児などライフスタイルに関する記事を執筆しています。栃木県の魅力を全国の皆さんにお伝えすべく、Mediallのライターとして活動を始めました。

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