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アート  |    2024.04.06

岐阜の女城主がいた岩村城下町にて新たなフェス「いわむら城下町コーヒー & アートフェス」

岐阜県東部の恵那市に「女城主」で有名な岩村城があります。
その城下町にて、新たな試みとして「コーヒーとアートによるフェス」が開催されます。

・岩村城と城下町

岩村城は岐阜のマチュピチュとも呼ばれ、日本三大山城として城好きにも人気のお城です。
6段の石垣と「山城」としては最盛期の遺構と迫力のある石垣も残り、それでいてアクセスもしやすいため(車だとお城の主要部近くまで道と駐車場が整備)初心者の方にもおすすめ。

城下町は織田信長の時代に水路なども整備され、近代には日本酒「女城主」も生まれます。
レトロな街なみも良好に残っており、ただふらふら歩いても楽しい。
また、2018年のNHK朝ドラ「半分、青い」の撮影地となり五平餅が取り上げられ大行列となることも。
2022年は春風亭昇太氏などを迎えて山城サミットも行われました。

こちらが五平餅。
恵那市、中津川市は五平餅屋さんも多く、お店によって味も違うため食べ比べも楽しい。
※ちなみに城下町の五平餅屋さんの1つ「みはら」さんは4月上旬に閉店となるので注意

岩村城。
写真には収まりきらない迫力があります。
このアングルはもちろん、360度ぐるっと回っても壮大な石垣。
個人的には裏側の1段で上まで積み上げた石垣も楽しい。

・いわむら城下町コーヒー & アートフェス

「古い街並みをたのしむ!アートと出会う お気に入りの1杯をみつける」がテーマ。
恵那市と県の内外からアート作家さんとコーヒー豆オーナーが複数店集い、今も趣きを伝える城下町に軒を連ねます。
中にはこのイベントを機にコーヒー店を始める方も。
岐阜県はこの東濃地方だけで1冊本ができるほどのカフェ激戦区のため、そこで行われる新しいフェスと人というだけでも期待が膨らみます。

画像はフライヤー裏。
スタンプラリーもできるようになっており、5つ集めると主催者W Coffeeさんにてプレゼントも実施。

そのW Coffeeさんでコーヒーを飲んだ時の1枚。
古民家を改装した店内とコーヒー、焼き菓子は絶品でした。
改装はまだ奥で続いており、宿泊施設も兼ねる予定だそうです。
岩村は潜在的にもインバウンド需要が高いそうで、色んな意味で今後も楽しみ。

こちらはアート担当のKalifoolawarさん。
中津川市でもアート系のイベントを主催されています。
カフェ文化の根強い地域とはいえ、実はアート系も多種多様な作家さんがいる地域。

・近辺の見どころ

せっかくだから時間があればしたい寄り道もちょっとだけご紹介。
(もちろん本記事の部分だけでも1日費やせます)
岩村城下町といえば、カステラと日本酒の「女城主」

こちらは「女城主」蔵元の岩村醸造さん。
女城主とは織田信長の叔母として岩村城へ嫁に行き、後に波乱の人生を歩んだ方。
2人の作家さんによる小説も出ており、どちらも名作。
読んでも飲んでも。

↓のリンク先は江戸時代からの製法を伝える岩村のカステラ。
現在岩村では2店舗がその二頭となっております。
この辺だとドラマ効果により五平餅が有名にはなりましたが、それだけじゃないんですよと言いながら出したい逸品のひとつ。

https://www.kankou-ena.jp/gourmet/kasutera.php

その他にも様々な名店やコア層向けの史跡と広いフトコロを持つ岩村。
真面目に観光したら本当に1日では終わらない。

・イベント概要

いわむら城下町コーヒー & アートフェス
日時:2024/4/21(日) 10:00~15:00
アクセス:岩村城下町本通り
(恵那市岩村駅から徒歩約10分。岩村駅までは恵那駅から明知鉄道にて約30分)
公式instagram:https://www.instagram.com/iwamura_coffee_artfes/

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この記事を書いた人

しもじま

岐阜県中津川市にて介護職のかたわら、おへマガというサイトにてたまにライター活動を行っています。 mediall様でも書かせていただく事になりました。 得意分野は歴史、文化、アウトドア、音楽です。 よろしくお願いします。

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