岐阜県多治見市在住ライターが、地方の魅力をお届け。
今回は、オタクが集う会員制カフェ「クエスターベースカフェ」をご紹介します。
クエスターベースカフェは、様々なジャンルのオタクが会員となり、お店をレベルアップさせる「全員参加型育成店舗」です。
基本的には飲食店ですが「オタクによるイベント開催」や「スキルを活かしてお店に貢献する」など、独自のシステムを採用しています。
クエスターベースカフェの立地と外観
JR多治見駅(南口)から徒歩約2分の駅近で、青い看板とデザイン性の高い階段が目印です。金曜日と土曜日の20時からオープンしています。
クエスターベースカフェの店内
店内は、テーブルやイスだけでなく、様々なグッズで溢れています。ポップでカジュアルな雑貨屋に近い雰囲気です。
カウンター席とメニュー
木目調のテーブルと大型モニターが特徴のオシャレなカウンター席です。コーラやコーヒーなどの定番ドリンクから、揚げ物を中心としたフードもお楽しみいただけます。
クエスターベースカフェのコンセプトと活動
クエスターベースカフェのコンセプトは「オタクパワーの集結と活躍」です。
オタクにフォーカスした理由をオーナーの浅井氏にお伺いすると「私は、進む少子化と不登校児童の増加に危機感を抱いている。人は誰しも何かに夢中になれるオタク、特に引きこもりは洗練されており、チャンスさえあれば活躍できると考えた」とのこと。
つまり、悩みを抱え込んだ若者はオタクである可能性が高いため、オタクに特化したカフェを作ることで「心のよりどころ」ができます。
社会と触れ合うきっかけになる、誰にも否定されない「オタクが主役」のカフェ、それがクエスターベースカフェです。
ドールオタクの聖地
現在、お店を盛り上げているのは「ドールオタク」です。各地から自慢のドールを持参して、ドールについて熱く語り合います。
観光地やテーマパークなどで、ぬいぐるみの写真を撮影する人を見たことがあると思います。ドールオタクも同じ想いはあるものの、周囲の目が気になり行動に移せないそうです。
しかし、オタクが集う会員制カフェであればシチュエーションは違いますが、気兼ねなく自分を解放できます。クエスターベースカフェは、ドールオタクの聖地と言っても過言ではありません。
圧倒的なボードゲームのラインナップ
ドール以外では「ボードゲーム」を展開しています。
ボードゲームと聞くと海外発祥のゲームが多いため、少しマニアックな印象を受けますが、クエスターベースカフェでは、約200種類のゲームを用意。大人から子供までカジュアルにプレイできます。
また、落ち着いた雰囲気のスタッフ(会員)が丁寧に解説してくれるため、初心者の方でも安心です。月曜日の10時からオープン(19時最終受付)します。
オタク会員による社会奉仕活動
「転生したらみんなサブジョブに清掃員がついている世界」は、通称「転サブ」と呼ばれる社会奉仕活動です。内容は、オタクがコスプレや仮装をして街を清掃します。
オタクパワーを世に広めるための重要な活動で、各自治体や団体からコラボ依頼が殺到。SNSでも大きな反響がありました。
不定期開催のため、クエスターベースカフェの公式instagramで最新情報をご確認ください。
クエスターベースカフェのinstagramはこちらから
多治見市との連携
クエスターベースカフェの活動領域は、社会奉仕だけにとどまりません。
多治見駅(北口)を降りてすぐの多治見市役所駅北庁舎2Fにて、マルシェを主催。
ランチタイムに、お弁当やパンなどの出店・売店管理をしています。(火曜日・木曜日・金曜日の11時半から13時)
多治見市との連携を密にすることで、地域活性化につながります。
まとめ
クエスターベースカフェは、オタクが集まる会員制のカフェです。ドールオタクの聖地になりつつありますが、様々なオタクを随時募集中。
あなたのオタクパワーで、お店やイベントを盛り上げませんか?少しでも興味のある方は、クエスターベースカフェの公式X(旧Twitter)から、入団テストを受けて会員になりましょう。
「オタクとの新たな出会い」と「社会貢献性の高いイベント」が、あなたを待っています。
クエスターベースカフェのX(旧Twitter)はこちらから
VTuber凹うつわを応援
クエスターベースカフェは、東濃エリア初のVTuberである「凹(くぼ)うつわ」を応援しています。チラシやオリジナルシールだけでなく、等身大パネルも常設中です。
VTuberが好きな方や東濃エリアの最新情報に興味がある方は、ご当地VTuber「凹(くぼ)うつわ」をぜひチェックしてみてください。
お店の紹介
店舗名:クエスターベースカフェ
アクセス:JR多治見駅 南口から徒歩で約2分
通常営業時間:金曜日と土曜日の20時から
クエスターベースカフェの公式HPはこちらから