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スポット  |    2025.11.03

地元民だけが知っている?大阪の飛行機好きの隠れ家スポット千里川土手|大阪府豊中市

千里川土手は、大阪・豊中市にある飛行機撮影の聖地として知られる絶景スポットです。大阪の豊中と言えば大阪国際空港(伊丹空港)ですが、千里川の土手は飛行機の滑走路に隣接した場所にあるため、着陸寸前の飛行機が頭上をかすめる迫力を体感できます。

そんな飛行機好きの穴場スポット、千里川土手をご紹介します。

千里川土手の撮影スポットはどこにある?

千里川土手の撮影スポットの最寄り駅は阪急宝塚線「曽根駅」になるのですが、ここから徒歩約20分、約2kmの距離にあります。

歩いていけないこともないのですが、土地勘がない場合はかなりわかりにくいので、阪急曽根駅から阪急バスに乗るのもお勧めです。「豊中つばさ公園『ma-zika』」が千里川土手に最も近い停留所になります。その場合、バスの本数がかなり少ないので要注意です。

歩いて行く場合、豊中市の住宅街を抜けて細い道をたどっていきます。

信号を渡ったところに、自転車の侵入を禁止するポールが立っていますが、そこを渡っていくと、右手に細長い土手が広がります。千里川土手は伊丹空港に隣接しているので、飛行機が空を飛んでいるのを目印にするといいでしょう。


特に施設があるわけでもない、ただの土手なので、トイレなどの用意はありません。また、夜は灯りも少ないため、夜の場合はそのための準備も必要です。

ただ、いつでも飛行機好きが写真を撮っているので、近くまで行くと撮影スポットはどこなのかすぐわかります。

大迫力!圧倒的な臨場感に飛行機好きでなくても感動

今回、千里川土手に行ったのは夕方。そろそろ夕暮れに差し掛かるところだったのですが、そんな時間でも千里川土手には撮影機材を持った人たちが集まっていました。

千里川土手がかっこうの撮影スポットなのも納得。ちょうど土手の真上を着陸直前の航空機が飛んでくるのです。その迫力は圧倒的。頭上すれすれを通過するので、エンジン音や風圧まで感じられるほどです。改めて、飛行機ってこんなに大きかったのかと思うほど、リアルに飛行機を感じられました。

めったに見ることがない機体の腹部が見えるほどの近さです。飛行機のタイヤが地面に触れる瞬間まで目で追えます。飛行機は数分おきにやってくるので、待ち疲れるということもなく、飽きることなく見続けられます。

また、滑走路のライトが見えていて、そこに着陸するので、シャッターチャンスを逃がさないように事前にスタンバイしておくこともできます。

時刻表に合わせてお散歩に来る近隣住民の姿もあり

しばらく圧倒的な飛行機の様子を眺めていたら、お散歩中の近隣住民が「スターウォーズの飛行機が来るよ」と教えてくれました。すると、目の前にはスターウォーズのラッピングをした飛行機が。どうやら時刻表でどんな飛行機がやってくるのかを事前に調べてきているようです。

そもそもこの場所は昔から近隣住民にとっては生活道路だったそう。毎日、見たい飛行機を見るために、その時間に合わせて千里川土手を通るようにしているようです。日課のように好きな飛行機を見て、日々の時間を確認したり、今日一日の終わりを感じたりするなんて素敵な暮らし方ですよね。

千里川土手はいかがでしたか?飛行機を撮影している人に聞いたら、撮影の一番いい時間帯は夕方から夜にかけてだそう。夕焼けと機体のライトが幻想的でとてもロマンチックな雰囲気の写真が撮れるそうですよ。

千里川土手の詳細情報

住所:〒561-0807 大阪府豊中市原田中2丁目1-29
アクセス:阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩約20分、もしくは、「曽根駅」から阪急バスで
「豊中つばさ公園『ma-zika』」で下車。
駐車場:近隣に有料駐車場あり(20分100円、平日最大900円)。

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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