
青いもこもこの体にオレンジ色のポシェットを下げて、ちょっと見開いたまるいお目目がたまらなく可愛い、近年人気急上昇中のキャラクター「もころん」。どこかで見たことがあるかも?という方も多いのではないでしょうか。
「もころん」は、小田急電鉄が子育て世代を応援するために生み出したキャラクター。今年8月にデビュー2周年を迎えたことを記念して、神奈川県海老名市のロマンスカーミュージアムでイベントが開かれ、多くのファンや家族連れでにぎわいました。
この記事では、前編でイベント当日の様子を紹介し、後編では大人気キャラクター「もころん」が地域観光や沿線の活性化にどのように貢献しているのかを探ります。
「もころん」ファンが大集結! 2nd Anniversary in ロマンスカーミュージアム みんなであそぼう♪ イベントレポート

子育て応援マスコットキャラクター「もころん」のデビュー2周年を記念して、2025年9月20日(土)、神奈川県海老名市にあるロマンスカーミュージアムで「もころん 2nd Anniversary in ロマンスカーミュージアム みんなであそぼう♪」というイベントが開催されました。
当日は、開館前から「もころん」グッズを身に着けた幅広い年代のファンが行列を作るほどの盛況ぶり。会場には多彩なプログラムが用意され、来場者が「もころん」の世界をさまざまな形で楽しめる内容となりました。
フォトスポットが充実!もこもこ森へようこそ!

「もこもこ森へようこそ!」は、イラストパネルやタペストリーを使って「もころん」の世界観を再現したコーナーです。「もころん」のイメージカラーの、水色とオレンジ色の葉を茂らせた不思議な木や、うさぎの耳を付けた「もころんの家」も登場。
どこを見ても可愛い「もころん」ワールドが広がっており、訪れた人々は思い思いにフォトスポットで撮影を楽しんでいました。


“お手紙を出すのも もらうのも大好き”な「もころん」のために、家の前には長いもこもこの耳が付いた「もころんポスト」が設置され、来場者が楽しそうに手紙を入れる姿も見られました。
話題となったあのポスターも!「もころん」歴代ポスター展示

「もころん」が正式デビューする前に各駅に掲出され「どんなキャラクターなんだろう?」と話題になった、ティーザーポスターを含む、歴代全25作品が揃った初の展示。
春はお散歩、夏は花火大会、秋はおいもほり、冬は温泉など、季節ごとにいろいろな場所でおでかけを楽しむ「もころん」の姿をまとめて見ることができ、ファンにとって見応えのある内容となりました。
ファン待望の「もころん号」撮影会

ミュージアムに隣接する海老名電車基地に停車した「もころん号」1号車・10号車の前面や、一部車内を自由に撮影できる、限定の撮影会も実施。

「もころん号」とは、「もころん」を全面にラッピングした特別車両で、2024年6月から第2弾としてデザインされ、運行を開始しました。1〜5号車は「夕空」、6〜10号車は「朝の空」をテーマに、さまざまな表情の「もころん」が描かれています。

会場には、一眼レフを手に熱心に撮影するファンや、持参したぬいぐるみと一緒に写真を撮る参加者の姿も。普段は立ち入ることができない車庫に入れるだけでも貴重な体験ですが、今回の撮影会では、車両外側や車内でもゆっくりと撮影でき、「もころん」ファンも鉄道ファンも大満足の様子でした。
ちなみに「もころん号」の運行状況は、「小田急アプリ」からリアルタイムで確認することができるそうです。




珍しい!制服姿の「もころん」とのグリーティング

今回は、非常に珍しい制服姿の「もころん」が登場するグリーティングも行われました。
小田急電鉄の制服をモチーフにした、襟や袖に金ラインの入ったグレーのジャケットにブラックのズボン、キリッとした制帽をかぶった姿は、普段のカジュアルなおでかけスタイルから一変、少し大人っぽい雰囲気に!

「もころん」が登場すると会場のお子さまから歓声が上がり、レアな制服姿を一目見ようと集まった熱量の高いファンの多さが改めて感じられました。

この他にも、館内を巡りながらクイズに挑戦できる「もころんクイズラリー」、数量限定の歴代ポスターの販売、2周年限定デザインの缶バッジを手作りできるワークショップなどの企画が実施されました。
【後編】の記事では、大人気キャラクター「もころん」が地域観光や沿線の活性化にどのように貢献しているのかを探ります。
■ロマンスカーミュージアムの情報
公式ホームページ:https://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/
公式Instagram:@romancecar_museum
住所:神奈川県海老名市めぐみ町1-3(小田急線海老名駅隣接地)
営業時間:10:00〜17:00、毎週火曜日休館




