京セラドーム大阪は地元のランドマーク的な存在です。宇宙船のような建物はそれだけでもう圧倒的な存在感。未来都市に紛れ込んだ錯覚に陥ってしまうかも。そんな京セラドーム大阪は野球のオリックス・バファローズの本拠地です。そして、時にはコンサート会場にも。
そんなわけでいつもたくさんの人が宇宙船に吸い込まれていくような光景を目にすることができます。そんな圧巻の京セラドーム大阪をご紹介します。
京セラドーム大阪は天井が変えられる

京セラドーム大阪と聞けば、野球のオリックス・バファローズを思い浮かべる人も多いでしょうけれど、実はそれだけでなく、コンサート会場としても大活躍。というのも、こちらの球場はイベントに応じて天井の高さを変えられる「スーパーリングシステム」が採用されているから。これによって、多目的なドームの使い方が可能になりました。
そのおかげでイベントのある時には、最寄り駅から京セラドーム大阪まで人がいっぱい。まるで宇宙船に吸い上げられていくかのように人の流れが絶えません。シンボリックな建物の姿も目印になるので、駅についたらまず迷うことなく到着できますよ。
名前が変わったけれど地元はまだまだ前のまま

大阪市民でも京セラドーム大阪と聞いてぴんとこない人は多いかも。というのも、京セラドーム大阪のもとの名は大阪ドームだったからです。2006年に京セラ株式会社がネーミングライツを取得し、名前が変わることになりました。
ですが、大阪市民の中には、かつての名残で大阪ドームと呼ぶ人も多く、大きさを表す単位として「大阪ドーム何個分」という言い方もいまだによく使われています。

それと同じように、オリックス・バファローズももとは大阪近鉄バファローズでした。球団を吸収合併した当時のオリックス・ブルーウェーブがオリックス・バファローズと名前を変えて現在に至ります。
とはいえ、近鉄は大阪市民からすればとても身近な電鉄。やはり「オリックス・バファローズ」ではなく、「近鉄バファローズ」と呼ぶご年配の人も少なくありません。こういった経緯があったことも予備知識として知っておきましょう。
レストランやショップは球場を囲んだ形で展開

こちらが館内のレストランやショップの配置の様子です。このように球場を囲んだ形で展開されています。それなので、ぐるっと一周まわれば元の場所に戻ってこれます。
ちなみに、野球の試合やコンサートなどで混んでいるときは、入り口付近のトイレは大混雑します。ですが、ぐるっと回って入り口から少し遠くの場所にあるトイレを利用すれば比較的すいているので、急いでいるときなどはそちらを利用するのがお勧めです。

通路には、選手たちを優勝に導いたたくさんの言葉が書かれています。この言葉ひとつひとつが地道な練習の積み重ねから来ているのかと思うと、ドラマが感じられます。
ショップに売っているのはバファローズグッズだけではない

こちらはショップの様子です。オリックス・バファローズのグッズがたくさん売っています。選手たちの似顔絵クッキーや背番号のユニフォームなど、野球ファンなら大喜びするグッズばかりですが、それより驚いたのは大阪土産がたくさん売っていたこと。
府外からもたくさんの人が遊びに来ているんですね。
ショップ売り場には小さなミュージアムも

売り場には歴代の選手たちの手形を集めた小さなミュージアムも。手形の中には外国人選手のものもあり、手の大きさにびっくり。きっと体はもっと大きいのでしょうね。いつもは雲の上の存在な選手が身近に感じられます。

京セラドーム大阪は地元でもランドマーク的な存在。最大で約55000人収容できることを考えたら人気イベントの混雑は相当です。イベントに合わせて屋台形式のショップも多数並びます。こまめにチェックして、上手に楽しんでくださいね。
京セラドーム大阪の詳細情報
住所:〒550-0023 大阪府大阪市西区千代崎3丁目中2−1
電話番号:06-6586-0106
営業時間: 11:00~19:00(イベントのある日はそれに準ずる)
定休日:毎週月曜日(祝休日・イベント開催日は除く)
アクセス:
大阪メトロ長堀鶴見緑地線「ドーム前千代崎」駅徒歩すぐ
阪神なんば線「ドーム前」駅より徒歩すぐ
大阪メトロ中央線「九条」駅より徒歩9分
JR大阪環状線「大正」駅より徒歩7分
大阪シティバス「大正橋」駅より徒歩6分




