地方創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

スポット  |    2025.11.24

大阪ローカルでおいしくて新鮮な海鮮を食べるなら黒門市場はいかが?|大阪府大阪市

食い倒れの街大阪を象徴する市場といえば黒門市場。大阪市中央区日本橋に位置し、全長約580メートルにわたって約150の店舗が軒を連ねるアーケード商店街です。市場には新鮮な魚介類をはじめ、色んな食べ物がたくさん。最近は訪日外国人観光客も多くなって、新たな食べ歩きスポットにもなっています。

そんな黒門市場をさっそく見て行きましょう。

黒門市場の起源は江戸時代後期の魚市

黒門市場の起源は江戸時代後期と言われています。最初は魚市から始まったそうです。今は魚だけでなく、青果、精肉、乾物、惣菜、和菓子なども扱っていますが、今なお魚介類のお店が圧倒的に多いのは、はじまりが魚市だったことに由来しているのでしょうね。そのせいなのか、商店街の飾りにも魚がついていました。

黒門市場は訪日外国人観光客がいっぱい

こちらが黒門市場の入り口です。ここから長いアーケードが続き、たくさんのお店がひしめき合って軒を連ねています。平日のお昼ごろに伺ったのですが、割と人でごった返していて、どのお店も活気があり、繁盛しているようでした。

メインはやっぱり食べ歩き。食べ歩きしやすいよう、海鮮は串に刺して売っています。カニやホタテ、うなぎなど高級食材を多く扱っているのも黒門市場の特徴です。

外国人観光客の数も多くて、あちこちでいろんな言語が飛び交っていました。そのほとんどが個人客のようで、それぞれ思うがままにお店で買い食いをしている様子。そういうお客さんが多いせいなのか、市場の値札にも英語がたくさん。それだけでなく、中国語やハングルも。様々な国からの訪日外国人客がやってきているようです。値引きも表示しているあたりは商売上手な大阪らしさが出ていますね。

こちらはその場でさばいた魚を軒先で食べさせてくれるお店です。プライスも含めてかなりの高級品を提供しているようです。それでも外国人客が順番待ちをするくらい繁盛していました。せっかく日本に来たからにはぜひとも味わいたいのでしょうね。

こちらは貝類です。こちらもなかなかのお値段です。ですが、新鮮で大粒でおいしそうなものばかりです。海辺の海の家でなければ食べられなさそうな豊富な海産物が、この商店街だけで色々食べれてしまうということは、特に日本に不慣れな外国人客にとっては魅力的なんでしょうね。

こちらはてんぷらです。てんぷらも外国人客には人気です。生ものはまだまだ食べ慣れない外国人も多いかもしれませんが、熱を入れたてんぷらなら、生ものよりもずっと食べやすいですね。それに、てんぷらは伝統的な日本料理。せっかく日本に来たからにはてんぷらを食べて帰ろうと思うのも無理はありません。

食べ歩きとはいえ、おいしいものを食べたら欲しくなるのがお酒。黒門市場には日本酒の利き酒セットもありました。色々のみ比べられるのがきき酒のいいところ。日本酒という日本文化にも触れられて、外国人客にしたらこれは楽しいでしょうね。

果物もありました。夕張メロンです。よく熟れておいしそうです。果物も食べ歩きできるようにすでにカット済です。黒門市場は日本のおいしいものがなんでも食べられますね。

ちなみに食べ歩きに適するように果物をジュースにして提供しているお店もありました。

こちらはビリケンさん。商売繁盛を願って、ビリケンさんがいるあたりは、大阪らしいですね。ちなみにビリケンさんは大阪人が信仰している商売の神様で、足の裏を撫でると願いが叶う福の神として親しまれています。大阪では七福神にビリケンさんを足して、八福神とする人も多いんですよ。

地元の商店街の役割も健在

黒門市場は、もともとは地元の商店街。外国人客が多いせいもあり、すっかり旅行の立ち寄りスポットに変わってしまったように見えますが、ちゃんと地元の商店街の役割も健在です。こちらはお惣菜のお店。黒門市場では、高級な魚介や果物ばかりでなく、普段食べるようなお惣菜が売られています。

黒門市場はいかがでしたか?黒門市場は地元の大阪の人たちの台所の顔も持ちながら、外国人観光客が集う観光地でもあります。そんな内の顔も外の顔も持つ黒門市場に是非遊びに行ってみてください。きっと知らなかった大阪の新しい顔を見ることができますよ。

黒門市場の詳細情報

住所:〒542-0073大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
電話番号:06-6631-0007
営業時間:9:00~18:00(店舗による)
定休日:不定休(店舗による)
アクセス:地下鉄堺筋線・千日前線「日本橋」駅10番出口から徒歩すぐ

記事をシェアする

この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

関連記事