三重県の最北端にあるいなべ市。2003年に員弁郡北勢町・員弁町・大安町・藤原町の4町が合併して発足した地方のまちです。鈴鹿山脈を背に自然豊かな風景が広がるこの場所に、新たな注目のスポットが建設中と聞き、一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ専務理事の一橋俊介さんにお話を伺いました。(取材日:2026年4月23日)

自然豊かな「いなべ」だからできること
──はじめに、一橋さんが専務理事を務めている「一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ(通称:GCI)」とはどのような団体なのでしょうか?
一橋俊介(※以下、一橋):2020年(令和2年)から活動している、まちづくり法人です。いなべの豊かな自然、里山、農産品等の地域特有の資源を磨き上げ、県内外の人々を魅了するモノ・コト・トキを創りあげることを目標としています。2026年(令和8年)4月から、いなべ市梅林公園の管理を行っています。
──梅林公園が、2026年(令和8年)に生まれ変わると聞きました
一橋:はい、現在(※取材時)新施設の建設を行っています。施設の名前は「あわい」。人と人、物と物、時と時などの「あいだ」や境界を意味する大和言葉 「合う・会う」を語源としているんです。2つのものが重なり合う中間的な場所になれば、と願いを込めてこの名前を採用しました。敷地内には宿泊棟、拠点棟、キャンプ、コテージなどが建設されています。拠点棟にレストランやギャラリー、ショップ、体験&アクティビティ、観光案内があり、コテージはペット同伴可能で、ドッグランを完備しています。
四季折々の風景の中で感じるとっておきの時間を……

──今回はその中から宿泊棟について聞きたいのですが、どのような場所となっているのでしょうか?
一橋:宿泊棟は「おやど」という名前で、里山の長屋をイメージした全6室をご用意しています。リビングからは鈴鹿山脈を一望でき、全室に半露天風呂が付いているので、自然の風を感じながらゆったりと過ごしていただけます。ぜひ、自然豊かないなべ市の夜の静けさや鳥の声に包まれる、贅沢な時間を楽しんでいただきたいです。

──広々とした部屋となっていますね
一橋:ベッドルームが2部屋に、リビングダイニングがあり、最大6名の方が泊まれます。また、ウッドデッキでバーベキューを楽しむこともできます。
──食品を持ち込んで調理もできますか?
一橋:もちろんです。調理器具なども完備していますので、いろんなアプローチで楽しく過ごしていただければと考えています。また、拠点棟にはレストランがありますので、そちらで食事を楽しむこともできます。宿泊施設の予約は2026年7月下旬ごろから、宿泊開始は2026年9月頃からの予定となっています。詳しくは今後、公式ホームページやSNSで随時発信していく予定です。
テーマは「里山」、そこから生まれる「護る、遊ぶ、学ぶ、識る、還す」

──自然豊かな場所に建設される「あわい」ですが、敷地内ではどんな風景が楽しめますか?
一橋:2月下旬から3月中旬のいなべ市梅林公園の梅をはじめ、四季折々の風景が観賞できます。それに合わせて「里山」ならではの季節の手仕事や、自然を体感できるさまざまなアクティビティを年間を通して体験していただけますので、県外だけでなく市内の方々にもぜひ参加していただきたいです。
──「里山」ですか?
一橋:はい。人が自然の恵みを利用し、手を入れることで長い年月をかけて維持されてきた、人と自然が共生する里山がいなべ市にはたくさんあります。10年、20年先を見据えながら山辺の暮らしを多くの人に知ってもらい、地域の人とのつながりや、豊かな自然を体感していただきたいです。

──今後の予定などもありましたら教えてください
一橋:準備中なのですが、施設内でいずれは梅林公園の梅を活用した梅ビールや梅シロップ、梅干しなどさまざまな自社商品を作りたいと考えています。いなべのお土産の1つにコレ! みたいなものを作りたいです。
──最後に、読者に伝えたいことなどがありましたら教えてください。
一橋:いなべ市ならではの里山体験を皆さんに楽しんでいただけるよう、2026年8月の開業に向け準備中です。皆さまぜひ、開業しましたら遊びに来てください。
──ありがとうございました。
山辺のまち「いなべ」。豊かな自然環境だからこそ生まれる出会いを経験できる、新施設「あわい」は、今と未来を結ぶ、新たな交流の場になるのかもしれませんね。
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに制作されたものです。そのため、現在の店舗情報やサービス内容とは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。お出かけやご利用の際は、事前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
場所情報
施設名:いなべ市梅林公園 あわい
住所:〒511-0501 三重県いなべ市藤原町鼎851番地
電話番号:0594-37-7161
Instagram:https://www.instagram.com/awai_inabe
ホームページ:https://www.inabe-awai.jp/




