三重県伊賀市で、最高の一粒を追い求めているげんきカンパニー。
後編では、改良を重ねた業界初の商品「金の黒にんにく」を紹介し、ふるさと納税に出品した思いも紹介します。
ぜひ最後までお読み下さい。
業界初の熟成期間「金の黒にんにく」

通常加工期間は30日ですが、金の黒にんにくは約70日の熟成期間を要して製造する至極の一品です。
熟成期間を延ばすと、まろやかな味になり、アミノ酸、ポリフェノール、S-アリルシステインといった黒にんにくを代表する栄養素が、通常の黒にんにくと比較すると向上します。
最も気を遣うことは品質管理で、中でも特に気を遣うのは水分調整。
にんにくは農産物で、1球1球、さらには1粒1粒バラツキがあり、収穫する季節によっても違います。
加工する季節によって気温や湿度が異なってくるので、水分量をコントロールするのは非常に難しく、専門のスタッフが毎日細かくチェックしています。
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水分量の調整に失敗すると、ベチャッとした食感になり出荷可能な基準は満たせません。
失敗もしてきましたが、「安定して美味しい黒にんにくを作る」という思いで日々取り組んできました。適切な水分量をコントロールできるようになったのも、スタッフさんの日々の努力のたまものです。
食品添加物は不使用で味付けは一切していません。
黒にんにくを初めて食べる方や、なじみのない方から問い合わせで「しょう油や砂糖で味付けしているのか?」とよく聞かれるようです。
にんにくとは思えないぐらいとてもジューシーな味わいになっているので、このような問い合わせがあるようです。
食品添加物不使用なので、安心して食べられますね。
実際に「金の黒にんにく」を食べてみる

筆者自身、黒にんにくを約8年間食べてきました。黒にんにくを食べる理由は、毎日を元気に過ごしたいからです。食べる量は毎日1粒。
いろいろと黒にんにくを食べましたが、金の黒にんにくが1番美味しく毎日食べても飽きない味です。
物産館で買う黒にんにくは安く手に入りますが、実がかたい、渋みがある、小さすぎる、果実と皮がくっついているなどといった「失敗作かな?」と思うものがあります。
げんきカンパニーの金の黒にんにくを、ふるさと納税で2年連続食べていますが、不良品は一粒もありませんでした。


振ってみるとカラカラっと音がして実と皮はくっついておらず、パリッとした音と共に皮を剥くと粒が大きい黒にんにくが見えます。

食べてみた感想は、しっとりとした食感がありつつ適度に乾燥してドライフルーツのように甘酸っぱく、実がやわらかくとてもジューシー。黒にんにくを食べた感覚がしっかり残ります。
金の黒にんにくを食べると、他の黒にんにくに目移りしなくなるし毎日食べても全く飽きません。
皆さんも1度でもいいのでぜひ食べてみてください。
ふるさと納税に出品した思い
なぜふるさと納税に出品しましたか?
「多くのお問い合わせを以前からいただいており、社内で検討を重ねた結果、我々の黒にんにくの違いをもっと多くの人に知ってほしいという思いから出品をスタートさせました。
黒にんにくの発祥は三重県であり、乾式方式は三重県の伝統製法ですので、これも知ってほしいという思いです」
まとめ
黒にんにく発祥地で、受け継がれてきた製法にてお客様が求めている製品を作り続けるげんきカンパニー。
規格外の状態になっても、ペースト状に加工し、国内トップクラスのホテルや料亭に卸しており、食品ロスはほぼゼロのようです。
お客様のことを考え、地球のことも考え、地域の伝統を今日も守っています。
●会社情報
株式会社 げんきカンパニー
代表取締役:後藤 道生
創業:2004年5月
設立:2016年8月
従業員:18名(女性9名、男性9名、障がい者5名含む)
事業内容:黒にんにく及びにんにくオイルの製造、農産物(果実・野菜)の熟成加工商品の開発・加工
住所:三重県伊賀市下友田762-1
TEL:0595-43-9043
FAX:0595-43-9044
公式サイト:げんきカンパニー