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スポット  |    2026.09.01

アジサイが浮かぶ美人弁財天の池と、奥州柳津虚空蔵尊に伝わる七不思議|宮城県登米市

宮城県登米市の奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんは、日本三大虚空蔵尊の一つ。
知恵や開運出世のご利益で知られ、1000年以上の歴史を受け継ぐ境内では、七不思議や七夕詣でアジサイが浮かぶ美人弁財天の池も見どころです。

SNSで見かけた、池に浮かぶアジサイの幻想的な写真。 
その美しさが忘れられず、宮城県登米市の奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんを訪れることにしました。

アジサイが池に浮かぶのは七夕詣の期間だけで、2026年は7月4日・5日の2日間限定だということがわかりました。
そのため、この2日間に合わせて参拝することにしたのです。 

ここは東北屈指のパワースポットとして知られ、2026年に創建1300年の節目を迎えます。

今回は、実際に訪れて感じた奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんの魅力や、境内に伝わる七不思議を紹介します。

日本三大虚空蔵尊の一つ「奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそん

本堂

宮城県登米市にある奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんは、日本三大虚空蔵尊の一つに数えられる由緒あるお寺です。

「虚空蔵」とは無限の知恵と慈悲を意味し、ご本尊である虚空蔵菩薩こくぞうぼさつは、知恵や福徳、開運出世、心願成就などのご利益を授ける仏様として信仰を集めてきました。

丑年と寅年生まれの守り本尊としても有名で、学業成就や病気平癒びょうきへいゆを願う多くの参拝者が訪れています。

また、境内には穀物や産業の神である稲荷明神いなりみょうじんが祀られており、神仏習合しんぶつしゅうごうの面影を色濃く残していることも特徴の一つ。

長い歴史の中で人々の信仰を集め続け、東北屈指のパワースポットとして知られています。

七夕詣の期間のみアジサイが浮かぶ美人弁財天の池

美人弁財天
美貌と学芸の神様。美しく賢くなるご利益を願う女性参拝客に人気の場所

参道の左手には、池の中に弁天札べんてんふだを納めた弁天堂べんてんどうが佇んでいます。
中には七福神で唯一の女神である弁財天べんざいてんが祀られており、古くから水の神様として大切にされてきました。

美貌や良縁をつかさどることから「美人弁財天」と呼ばれ、美しく賢くなるご利益で知られています。

美人弁財天の池に浮かぶ色とりどりのアジサイ

七夕詣では、色とりどりのアジサイが池に浮かべられ、幻想的な光景を見ることができます。
その様子を写真に収める参拝者の姿も多く見られました。

実際に訪れてアジサイが浮かぶ美人弁財天の池を見てみると、写真で見たとおり美しく、直接足を運ぶ価値が十分にあると感じました。 

七夕詣の限定御朱印のほか、7月・8月限定御朱印、押し花御朱印や特別祈とうも人気です。

奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんの七不思議伝説

七不思議のひとつ玉こぶのケヤキ

奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんには、巨木や地形にまつわる七不思議の伝説があります。

弘法大師こうぼうだいしの杖が根付いたとされる「玉こぶのケヤキ」は、縁結びやイボ取りのご利益で有名です。 

七不思議のひとつ雫の桜

かつては晴れた日にも雫を落としたと伝わる「雫の桜」ですが、現在は幹のみが残る姿となりました。

七不思議のひとつ黄金水

そのほか、一夜にして成長したという「一夜の松」や、昼間でも月や星が映って見えたという「月見の井戸」も見どころの一つ。
また、片方にしか葉がつかない「片葉のよしかたはのよし」、黄金色に輝くといわれる「黄土山の黄金水おうどやまのおうごんすい」、子育てを見守ってきた「子育ての松」も、七不思議に数えられます。

これらの伝説は、現在も奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんで大切に語り継がれています

1300年続く奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそん 

奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんは、奈良時代の726年に行基菩薩ぎょうきぼさつによって開かれました。 
当時は飢饉や貧困、疫病、重税により、人々が深く苦しんでいた時代です。

行基菩薩ぎょうきぼさつは天下泰平と国家安穏を祈願し、虚空蔵菩薩こくぞうぼさつを刻んで仏教の教えを広めました。
また、農民の暮らしを支える灌漑事業かんがいじぎょうなどにも尽力したと伝えられています。

771年には大伴家持おおとものやかもちがこの地を参拝し、33年に一度の御開帳ごかいちょうを提言したという記録も残されています。

2026年は奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんの創建1300年という大きな節目の年。
1300年にわたり受け継がれてきた歴史と信仰は、現在も地域の中で大切に守られています。

七夕詣の魅力とベストシーズン

美人弁財天の池

美人弁財天の池に浮かぶ、色とりどりのアジサイ。
その幻想的な光景を楽しめることから、七夕詣は人気が高くおすすめの時期です。

2026年は7月4日と5日の2日間限定で七夕詣・美人弁財天良縁祈願祭が開催され、良縁成就りょうえんじょうじゅ美貌成就びぼうじょうじゅを願う多くの参拝者でにぎわっていました。 

また、4月12日から5月31日には創建1300年大祭が開催され、前立本尊まえだちほんぞんの特別御開帳ごかいちょうや限定御朱印帳の頒布はんぷなど、節目を祝う特別な催しが行われました。 

このほか、毎年4月には春季祭しゅんきさい、10月には秋季大祭しゅうきたいさいも開催されており、1年を通して季節ごとにさまざまな魅力を楽しむことができます。

まとめ

七不思議のひとつ一夜の松
七不思議の一つ・一夜の松

宮城県登米市にある奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそんは、1300年の歴史を持ち、古くから多くの人々の信仰を集めてきた由緒あるお寺です。
境内には七不思議の伝説が残り、1300年の歴史を今に伝える場所の一つ。
七夕詣の時期には、美人弁財天の池に色鮮やかなアジサイが浮かび、幻想的な光景が広がります。

そのほか、期間限定の御朱印や特別祈とうなどもあり、歴史と豊かな自然の魅力に触れられるでしょう。

 アジサイが池いっぱいに浮かぶ光景や、自然あふれる境内の風景を、ぜひ実際に訪れて感じてみてください。

奥州柳津虚空蔵尊おうしゅうやないづこくぞうそん

住所:〒986-0401 宮城県登米市津山町柳津字大柳津63
TEL:0225-68-2079
FAX:0225-68-2888

駐車場
・無料
・周辺駐車場を含め約2,000台を収容可能
・大型バス専用駐車場あり

車の場合
三陸自動車道「桃生津山IC」
→ 県道61号を経由して国道45号へ
→ 道路沿いに見える大きな赤い鳥居を目印に進む
→ 鳥居をくぐり、案内に沿って進むと柳津虚空蔵尊の駐車場へ到着

所要時間:桃生津山ICから約5分

※カーナビを利用する場合は、住所または「奥州柳津虚空蔵尊」で検索

公共交通機関の場合
仙台駅
→ JR東北本線で小牛田駅へ
→ JR石巻線に乗り換え、前谷地駅へ
→ JR気仙沼線に乗り換え、柳津駅で下車
→ タクシー
→ 奥州柳津虚空蔵尊

※柳津駅から奥州柳津虚空蔵尊まではタクシーで約5分です。

問い合わせ先
公式HP:https://kokuzouson.com/
オンライン授与所:https://kokuzouson.thebase.in/
※限定御朱印のほか、厄除けアロマミストや清め塩、お茶なども販売しています。
公式Instagram:https://www.instagram.com/yanaizukokuzouson/
公式X:https://x.com/usitorakokuzou
公式Facebook:https://www.facebook.com/miyagiyanaizukokuzouson
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@168gwmsw

※御祈とうの受付時間は午前9時~午後3時です。
ご希望の場合は、事前に公式サイトで受付時間や行事日程を確認してから訪れてください。



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この記事を書いた人

kana

宮城県在住のKanaと申します。 芸術やアートが好きで、パステルアート作家としても活動しています。 Mediallでは、観光スポットやグルメ情報はもちろん、まだ知られていない宮城県の魅力を全国の皆様に発信していきます。

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