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スポット  |    2024.08.22

地元民も知らない超穴場!湯梨浜の絶景スポット「馬ノ山展望台」に行ってみよう

「観光スポットって、人が多くて疲れる…」

そう思ったことがある人は、ぜひ本記事をチェックしてみてください!実は、鳥取県東伯郡湯梨浜町には、超がつくほど穴場のおすすめスポットがあるんです。

その名も「馬ノ山展望台」。

筆者は何度か訪れたことがあるのですが、人に遭遇しても1組~2組程度で、「人ごみ」とは無縁の場所です。そのうえ、360度パノラマの絶景が楽しめて、お金もかからず駐車場も完備。筆者の周りで知っている人は1人もいませんでした。

まさに穴場中の穴場。人に教えたくない反面、この魅力を広めたいという気持ちもあるので、今回は特別に紹介しちゃいますね。

絶景が楽しめる超穴場スポット「馬ノ山展望台」とは?

馬ノ山展望台と周囲の木々

筆者イチオシの穴場スポットの名前は「馬ノ山展望台」です。

「馬ノ山」という古墳群の中にある施設で、建物(ハワイ風土記館)の中には羽合の歴史にまつわる資料が展示されています。

標高は107m。鳥取の有名な山「大山」が標高1,729m、日本が誇る「富士山」が標高3,776mなので、高さでいえば大したことはありませんが、しっかりと湯梨浜の町を一望できます。長々と山道を運転しなくていいので、サクッと気軽に寄れるところもおすすめのポイントです。

いつどの方向で見ても絶景♪

ベンチありの展望スペース


ハワイ風土記館の階段を上ると、入口付近にベランダのような展望スペースがあります。ベンチがあるので、ゆっくりと景色を堪能できますよ。

筆者は、ここで景色を眺めながらコーヒーを飲んだり、夫とゆっくり語り合ったりするのが好きです。

この展望スペースは一周ぐるっと回れるので、好きな方向で景色を眺められますよ。

日本海側の湯梨浜の景色

例えば、日本海側の景色はこんな感じ♪

地平線が見える美しい日本海、高さのない家々、存在感を放つ風力発電…まるでジオラマのような光景が広がっています。

面白いことに、時間帯によって景色の表情が全然違うんです!晴れた日には鮮やかな青と緑が広がり、夕方には雲間から「エンジェル・ラダー(天使の梯子)」と呼ばれる光の線が日本海に降り注ぐことも。また、夜になると建物の明かりが少ないぶん星がよく見えます。

ぜひいろんな時間帯に行ってみてくださいね!

少し移動すると、湯梨浜の田園風景や大きな湖「東郷湖」も見えます。湖に浮かぶように宿泊施設が並んでいて、趣がありますよ。

館内であれば360度パノラマも楽しめる

ハワイ風土館の中にある展望台フロア


ハワイ風土記館の中でも景色を楽しめますよ。寒い時期は外より中の方が落ち着いて景色を楽しめるかもしれません。

写真に写ったフロアよりもさらに上の階に行くと、360度のパノラマを楽しめます。

歴史資料もたくさん展示

ハワイ風土館に飾られた歴史の展示物


ハワイ風土記館の1階には、歴史資料がずらっと展示されています。

実は、馬ノ山は戦の舞台にもなった有名な場所。さらに、山陰最古最大級の4号墳からは貴重な遺物も出土しているので、歴史ファンにはたまりません。

貴重な資料がたくさん見られるので、景色だけでなくぜひこちらも覗いてみてくださいね。

施設情報

ハワイ風土館の開館案内の紙

ハワイ風土記館は9:00~16:30まで開いています。それ以外の時間は閉館していて中には入れませんが、展望スペースは開放されているので、いつでも景色を楽しみに来れます。

個人的には、神秘的な雰囲気が楽しめる早朝と、きれいに星が見える夜がおすすめですよ。

そして、入館料・駐車場代は無料!余計なお金をかけずに楽しめるところも魅力的です。

馬ノ山展望台へ向かう途中の木々に囲まれた道

「細い道を運転できる自信がないんだけど」「砂利や木の枝で車が傷ついたら困る」…こういった不安を抱いている人も安心してください。

馬ノ山展望台までの道は、対向車とすれ違えるほどの道幅があり、道路もきれいです。場所によっては少し狭いところもありますが、所々にすれ違いポイントが設けられているので大丈夫ですよ。

地元の人でも知らない人が多い穴場スポットで、ツウな楽しみ方を満喫してみてはいかがでしょうか♪

住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町上橋津


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この記事を書いた人

夏目ミノリ

自然に囲まれて暮らすWebライター兼カメラマンです。 元結婚式場パティシエ(調理師免許、製菓衛生師保有)。 斧を使って薪割りをすることから、SNSでは「薪割りWebライター」と呼ばれています。 田舎暮らしの日常、グルメ、観光スポットなどの執筆が中心。 愛のある文章であらゆる情報を発信します。

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