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スポット  |    2024.11.17

ローズフェスティバル2024~秋~開催!四季で楽しめる|平塚・花菜ガーデン

花をメインに野菜や植物に触れ合える花菜ガーデン。
神奈川県平塚市にある花菜ガーデンでは、秋のローズフェスティバルを開催していました。(10月5日~11月10日)
今回は、秋のローズフェスティバルをメインに、花菜ガーデンについて詳しく紹介します!

花菜ガーデンとは?

花菜ガーデン入口

神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」は、花々や野菜の収穫・観賞など、植物を堪能できる施設です。
横浜スタジアムの約3.5倍の広さに、約1300品種ものバラが咲くバラ園もあり、季節の花々を楽しめます。

センターフィールド

花菜ガーデンへのアクセスは、JR東海道線平塚駅または小田急線秦野駅からバスに乗り、平塚支援学校前(旧平塚養護学校前)で下車し徒歩5分ほどで到着です。
自家用車で訪れる方も多く、普通車・大型車合わせて350台以上駐車できる広い駐車場や、駐輪場も用意されています。

園内は季節の花々が楽しめる「フラワーゾーン」、野菜の収穫などが体験できる「アグリゾーン」、農業や園芸に関する知識を深める学びの場である「めぐみの研究棟ゾーン」に分かれています。

秋のローズフェスティバル・フラワーゾーン

秋のローズフェスティバルポスター

現在、花菜ガーデンでは、2024年11月10日までローズフェスティバル2024秋が開催されています(取材時は10月下旬)
咲き誇るバラはもちろん、バラにまつわる講演会やワークショップ、日にち限定でバラの苗の販売(今年はすでに終了)なども行っています。

鉢植えのバラ

こちらは春に咲くハナモモなどが植えられた「春告げ(はるつげ)の小道」。
小道の先には、バラ園・薔薇の轍(わだち)があります。

現在はバラ園のアプローチとして、春告げ(はるつげ)の小道に鉢植えされたバラが並んでいます。

バラ「マチネ」①
バラ「マチネ」②

ドイツ原産のバラ「マチネ」。青みがかったピンク色の花が特徴です。

バラ「アブラカタブラ」①
バラ「アブラカタブラ」②

1991年にアメリカで誕生したバラ「アブラカタブラ」。
全体的には淡いピンク色で、グラデーションで中心に向かって黄色も混じっています。

一季咲きのバラの実

バラの中には一年に一回の春だけ咲く一季咲きと、一年を通して繰り返し咲く四季咲きの2種類があります。
四季咲きは春から秋に咲くので、現在楽しめるバラは四季咲きのもの。
現在、一季咲きのバラは花ではなく、実がなっています。

オールド・ローズ
中国のオールド・ローズ

先に進むと、オールド・ローズが並んでいます。
オールド・ローズは1867年に作出された「ラ・フランス」以前のばらを総称して指します。

西洋に影響を与えたとも言われる中国の4つのオールド・ローズなどを展示しています。

モダン・ローズ
バラ園にあるフォトスポット
まだら模様のバラ①
まだら模様のバラ②

さらに奥に進むとモダン・ローズが並びます。
バラ「ラ・フランス」が公表された1867年以降、新たに生まれた品種がモダン・ローズと呼ばれています。

こちらでは、美しいまだら模様のバラや、家庭では育てるのが難しい大きめのバラなど、華やかなバラを楽しめます!
その他にもミニバラやイングリッシュ・ローズ、春に見頃を迎えるつるバラもありました。

香りのバラゾーン

こちらは香りのバラゾーン。近づくとバラの華やかな匂いが香ってきます。

香りのバラゾーンは春も秋も楽しめますが、春に比べると秋は咲くスピードに差があります。
そのため、一つ一つのバラの香りをしっかり堪能することができるそう!

香りのバラゾーンのバラ①
香りのバラゾーンのバラ②

匂いをかぐ際は、優しく両手でバラを包み込むように手を添えて、匂いをかぐのがおすすめです!
香りのバラゾーンは特にこれらの時期も楽しめるスポットの一つです。(取材時は10月下旬)

ローズ以外にも楽しめるアグリゾーン

尾根見の池

こちらは、モネが描いた絵画のような尾根見の池。
睡蓮の花が咲く時期は、撮影スポットとしても人気な場所だそう。

花菜ガルテン
あえて収穫していないナス

野菜が植えられた花菜ガルテン。この場所では野菜の収穫体験も行われています。
ですが、すべての野菜を収穫するのではなく、あえて一部、収穫せずに植えたままにしている部分も。

収穫せずにそのままにしておくと、野菜にも花が咲きます。
その花が咲く過程や、野菜に咲く花の種類を見ることができるのは花菜ガーデンのこだわりポイントです。

田んぼたんぼ

田んぼたんぼでは、毎年田植え体験を行っているそう。
神奈川県の推奨米「はるみ」の田植え体験ができ、親子で楽しめる人気の体験・食育プログラムの一つです。

触れん土ファーム①
触れん土ファーム②

こちらは触れん土ファームと言って、奥では野菜の栽培をしており、子どもたちにも人気のエリアです!
季節に合わせて花をセレクトし、季節感を感じられるような展示がされています。

取材時は10月下旬だったのでハロウィン仕様になっていました!

この後、すべての植物を抜いて、春に向けてチューリップの球根を一つ一つ植えるそうで、春には一面チューリップ畑が楽しめます!

フォトスポット①

ほかにも、晴れていれば富士山が奥に綺麗に見えるフォトスポットも!
こちらも季節に合わせてデザインが変わるそう。(取材時は10月下旬だったのでハロウィンデザイン)

フォトスポット②

ショップ・レストラン・めぐみの研究棟ゾーン

ショップ
ハーブティー

ショップでは、バラにまつわる商品をメインに、ハーブティーやお菓子、雑貨などのお土産品を用意しています。
ほかにも神奈川県の特産物も販売しています。

レストラン 「キッチンHana」
レストラン 「キッチンHana」店内

こちらはレストラン 「キッチンHana」。テラス席もあり、開放感のあるガーデンレストランです。
ガーデン内で取れた野菜・お米を使ったメニューをはじめ、季節やイベント限定のメニューなどが楽しめます!

おすすめは、バラの香りが楽しめるバラ&ラズベリージェラート。
バラのペースト、花びらが入っており、ほどよい甘酸っぱさを味わえます!

花菜ライブラリー

めぐみの研究棟ゾーンには花菜ライブラリー、きづき体験ルーム、四季ギャラリーなどがあります。

花菜ライブラリーは、農業、園芸、食育を中心に約6000冊ほどの書籍を閲覧することができる図書コーナーです。
毎週、木、金、土曜日は園芸相談員の方がいるので、園芸について相談することもできます!

きづき体験ルーム
きづき体験ルームの質問

きづき体験ルームでは、神奈川県内でとれる野菜など農産物の常設展示が行われています。
身近なものにまつわるクイズもたくさんあり、お子さんでもわかりやすく楽しめるよう工夫されていました!

花菜ガーデンで季節の植物を楽しもう!

花菜ガーデンモニュメント

数多くのバラから、野菜の収穫体験まで楽しめる花菜ガーデン。

秋のローズフェスティバルは11月10日までの開催となっていますが、今年は夏の暑さから咲くスピードが遅いらしく、11月10日以降もバラを楽しめそうです。
また、11月2日~24日までは風ぐるま迷図エリアで日没~閉園時間までバラのライトアップを行うので、夕暮れから夜へと変わる空模様と光るバラを季節限定で楽しめます!

花菜ガーデンで、四季を感じながら植物の知識を深めてみませんか?

花菜ガーデン

住所:神奈川県平塚市寺田縄496-1
電話番号:0463-73-6170
時間:8:30~17:00(時期によって営業時間が変わります。またショップやカフェなども営業時間が異なるのでご入園前に必ずホームページで情報をご確認ください。)
休園日:7月・8月の第2、第4水曜日(祝日の場合は翌日)、12月~2月の12月11日を除く毎週水曜日
(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日
入園料金:年齢、時期によって変わります。ご入園前に必ずホームページで情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

ChicacoMurayama

【アーティスト/ライター】【神奈川県公認Mediallライター】 幼い頃から絵を描くことが好きで、画家活動を行う。また、読書、執筆、写真を撮ることも好きでフリーライターとしても活動。 作品は独自に研究し生み出した技法のサンドアート。コンセプトは「綺麗な世界、穏やかに心温まる世界」。展示販売、年に数回のワークショップ、ラジオでアートについて話したりアート普及活動も行う。 多めで見やすい写真とわかりやすい等身大の言葉で、アート、美術館・博物館をメインに画材、文具や神社、カフェなどを紹介していきます! 

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