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日本の清潔を支える企業のあたたかさとやりがい リ・プロダクツ株式会社

リ・プロダクツ株式会社は、創業1973年の滋賀県大津市に本社を構える企業だ。ITを活用した施設管理業務・清掃サービスを提供し、お掃除ロボットの導入支援や清掃管理業務で日本全国の企業の「清潔さ」を支えている。

【前編】では、リ・プロダクツ社の総務労務グループの西岡さんと田村さんに社内の雰囲気を徹底的に教えていただいた。西岡さんと田村さんのお人柄をはじめ、リ・プロダクツ社のあたたかみと仲の良さが伝われば幸いだ。

パート・正社員分け隔てなく、同じ仲間として働く

リ・プロダクツ社のみなさん

「弊社は1973年に創業し、ITを活用した施設管理・清掃サービスの事業をメインに、掃除用品の商品開発などもおこなっています。従業員数は600名を超え、そのうち社員は39名です。実際に自分たちで清掃をして、商品開発に反映しているのが強みです。パートさんともコミュニケーションを密にとり、現場の声を吸い上げて商品開発に活かしたり、サービスに反映したりしています」(西岡さん)

正社員は正社員、パートはパートと区別し、コミュニケーションを取らない企業も多い。一方で、西岡さんの話からは「現場をよく知る大切な人材」としてパートさんたちをリスペクトする気持ちが伝わってきた。

「パート・正社員分け隔てなく同じ仲間として働いていますね。中には勤続年数が数十年というパートさんもいます。清掃業務に日々携わってくれているパートさんたちの意見はとても貴重で、商品開発のヒントとなっています」(西岡さん)

一人ひとりの裁量範囲の広いやりがいある業務と、見守ってくれる環境

左が田村さん、右が西岡さん

施設管理・清掃サービスと一言で言っても、リ・プロダクツ社の事業内容は「清掃サービス事業」「施設維持管理事業」「掃除ロボットの月額制レンタルサービス『おそうじレンタル』事業」「清掃用資機材の製造・販売/レンタル事業」と非常に幅広い。

総務労務グループの西岡さん・田村さんにとってのやりがいはどこにあるのだろうか。

「一人ひとりが担う業務が多いので、いろんなことを経験できる点にやりがいを感じます。さらに、やろうと思ったことを応援してくれる上司が多いため、裁量を持って働けるのがうれしいです。イレギュラーな出来事が起こることもありますが、自分の成長が感じられる良い機会になっていますね。最後まで自分自身でやり切れるため、やりがいがありますし、前向きに働けます」(西岡さん)

「私たち総務労務グループは、具体的には社有車の管理とか管理業務、ISO事務局、給与管理、社内報作成と、非常に幅広い業務を担当しています。いろいろな分野の知識が増えると自分自身の成長を実感できますし、若い人が成長している様子を見守るのもやりがいを感じる瞬間ですね」(田村さん)

実際にインタビューをしている中でも、田村さんが一歩引いて、優しく西岡さんを見守っている様子がうかがえる。

「田村をはじめとした自分の部署の上司がよく見てくれているのはもちろんなのですが、他の部署の人も『できることがあったら手伝うからね』と声をかけてくれます。部署関係なく、社員同士がお互いを気にかけていると思いますね。また、12月に新入社員が入ってきたのですが、日々頑張っている姿を私も見守っています。できることが増えていたりすると『すごいなあ』って静かに感心してますね」(西岡さん)

田村さんや社内の先輩たちが西岡さんをあたたかく育てたように、西岡さんが次の世代に同じように振る舞う。人を見守り思いやる文化が脈々と受け継がれているように見受けられた。

聞けば田村さんは「自分を育ててくれた人と同じように次の世代を育てられているか不安になる」という。そのような、思いやりと謙虚な気持ちが次の世代にもきちんと伝わり、ポジティブに作用しているのではないだろうか。

お互いを認め、理解しあう努力ができる人が多い

和気あいあいとした雰囲気

社内でのコミュニケーションについて話を聞いていると、また心温まる話が飛び出してきた。

「会社周辺には飲食店も多いうえ社内には食堂があるため、お昼の時間が一緒になった人たちと食事を取りながら会話を楽しんでいます。また、部署ごとに歓迎会や送別会、年代別の有志で集まる飲み会があります。中途入社がメインなので、同年代や同じ部署の人で集まっていることが多いですね」(田村さん)

「先日、同世代のメンバーが集まる機会がありました。そのとき話題になったのは『うちの会社、悪い人一人もいないよね?』ということです。『言い過ぎでは?』と思われるかもしれませんが、嘘ではありませんよ(笑)。『周りの人たちが優しくて良い人が多くて、本当に働きやすいよね〜』という話に決まってなりますね」(西岡さん)

周りの人たちが優しくて良い人だと感謝している西岡さんたち自身が素晴らしい気もするのだが、「悪い人が一人もいない」理由はどこにあるのだろうか。田村さんが理由を解説してくれた。

「協調性を重視している人が多いからだと思います。仕事をするうえで意見が合わないことはもちろんあるのですが、お互いが譲り合って、わかり合おうと努力する人たちばかりですね。意見がぶつかりがちな人同士でも『私たち仲悪いから〜!!』って笑い合っていて(笑)。お互いをきちんと認め、理解しあう努力ができていると思います。相手の意見を否定するのではなく、どうしたら実現できるかを考えていく風潮ですね」(田村さん)

人の悩みの8割は人間関係だという。リ・プロダクツ社の方たちのように、お互いが否定せず思いやる心をもてたら、前向きで明るい気持ちで日々の業務に取り組めるのではないだろうか。

仕事とコミュニケーションのメリハリがついた職場

実際のオフィスの様子

また、オフィスの雰囲気について聞いてみると「オンとオフの切り替えがはっきりしているという感じですね。やる時は必死にやるけど、休憩するときは休憩する。メリハリをつけて仕事をしています」との答えが返ってきた。お互いがやるべきことをやっているのを知っているからこそ、思いやりあえるのかもしれない。

仕事をするうえで、興味のある事業内容であることはもちろん大事だが「どのくらい仕事を任せてもらえるか」「どれだけ成長できるか」「どんな人と働くか」ということも重要だ。朗らかで明るい西岡さんや田村さんと話していて、リ・プロダクツ社の労働環境の素晴らしさを感じた。

【後編】では働き方改革や社内制度の変化について、引き続き西岡さんと田村さんにお話しいただく。

会社情報

会社名:リ・プロダクツ株式会社
本社住所:滋賀県大津市浜町1番6号
公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCaPUEUZZe7iIw0RlwFXMAGA
業務用掃除ロボット・おそうじレンタル公式X(旧Twitter):https://twitter.com/pikapika_pro
公式X:https://twitter.com/repro_kanri
公式note:https://note.com/reproducts/
公式Facebook:https://www.facebook.com/pikapika.pro/

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この記事を書いた人

ゆう

6歳男児を育てる農学博士ライター。東京にいます。寺社仏閣・史跡めぐりが趣味。取材を通して、いろいろな人と出会えることに幸せを感じます。生まれ育った商店街が年々さびれていくのを目の当たりにし、地方創生に興味を持ちました。日本のよいものを日本中に届けたいと思い、Mediallで活動させていただいています。

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