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フード  |    2026.02.27

海鮮好きの理想を詰め込んだ夢のお鍋!「海鍋亭 心斎橋店」の1kgのエビカキしゃぶしゃぶ

心斎橋の街中にありながら、扉を開けると一気に海鮮の世界へと引き込まれる一軒があります。

今回訪れたのは「海鍋亭 心斎橋店」。エビやカキを中心に、海の幸を惜しみなく使った鍋が名物のお店です。

今回のお目当ては、1番人気だという「元祖濃厚エビカキしゃぶしゃぶコース」。

名前のとおり、主役はエビとカキ。しかも総量はなんと1kg。

海鮮好きなら一度は夢見る、そんな理想を詰め込んだ鍋を体験してきました。

心斎橋の中心で落ち着いて鍋を楽しむ

お店は心斎橋駅から徒歩圏内。にぎやかな通りから少し入ったビルの一角にあり、外観は控えめながらも、行灯風の看板が目印になります。

店内は和を基調とした落ち着いた空間で、グループでも会話がしやすい雰囲気。鍋料理に集中できる距離感が保たれており、料理の流れをじっくり楽しめる印象です。

コースはまずエビの刺し身から

コースのスタートは、エビの刺し身。器に整えられて運ばれてくるエビは、身にしっかりとした張りがあり、光を受けてほのかに透けるような色合いです。余計な装飾はなく、鮮度そのものを見せるような盛り付けが、最初の一皿として印象に残ります。

箸で持ち上げると、身はしなやかで、口に運んだ瞬間にねっとりと舌に吸いつくような食感。噛むほどに甘みが広がり、後味は驚くほどすっと引いていきます。火を通したエビで感じる甘さとは質が異なり、生ならではの輪郭のある味わいです。

とろたく寿司とうなぎバター寿司

エビの刺し身に続いて運ばれてくるのが、とろたく寿司とうなぎバター寿司です。

とろたく寿司は、脂ののったまぐろのなめらかさに、たくあんの歯切れの良さが重なり、ひと口ごとにリズムのある食感。生のエビで高まった期待を受け止めつつ、口の中を程よく切り替えてくれます。

一方のうなぎバター寿司は、香ばしく焼かれたうなぎにバターのコクが重なり、ぐっと満足感のある味わい。海鮮中心のコースの中で、あえて濃度のある一貫を差し込むことで、このあとの鍋へ向けて「しっかり食べる時間が始まる」という合図のようにも感じられました。

エビの頭で出汁を取る濃厚エビカキしゃぶしゃぶ

寿司を食べ終えると、いよいよメインの鍋が運ばれてきます。ここで店員さんから声をかけられ、「先に写真をどうぞ」。器いっぱいに盛られたエビとカキは、まさに圧巻です。

写真撮影が終わると、店員さんが鍋の準備を始めます。まず鍋に入れるのはエビの頭。殻ごと火にかけることで、甲殻類ならではの旨みがじわじわと溶け出し、鍋のベースとなる出汁が完成していきます。湯気とともに立ち上る香りだけで、食欲が一気に刺激されます。

出汁が整ったところで、エビとカキをしゃぶしゃぶ。

エビはさっと火を通すことで、ぷりっとした食感と甘みが際立ちます。カキは大ぶりで、表面がふんわり締まった瞬間が食べ頃。噛むとミルキーな旨みが広がり、エビ出汁と合わさることで、より奥行きのある味わいになります。

1kgという量があるからこそ、火入れを変えたり、食べ比べたりと、余裕をもって楽しめるのもこのコースの魅力です。

「濃厚」と聞くと重たさを想像しますが、実際には後味は意外とすっきり。エビの旨みを軸にしつつ、カキのコクが重なり、野菜が全体をまとめてくれます。最後までペースを落とさず食べ進められるバランスの良さが印象に残りました。

おわりに

「元祖濃厚エビカキしゃぶしゃぶコース」はどれを食べても美味しいですが、特に印象に残ったのは、やはり1kgのエビと牡蠣を主役にしたしゃぶしゃぶでした。

量が多いだけでなく、一つひとつの素材にきちんと向き合えるのが、このコースの良さ。

エビは軽く火を入れるだけで甘みが際立ち、牡蠣は火を通しすぎなければ、ふっくらとした身の中に旨みがしっかり残ります。

1kgあるからこそ、急がず、火入れを変えながら食べ進められる余裕が生まれ、「美味しい状態」を何度も繰り返し味わえるのが印象的でした。

海鍋亭 心斎橋店

住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2-5-6 つく志会館1階
営業時間(平日):18:00〜翌1:00
定休日(土日祝日):17:00〜翌1:00
定休日:なし
電話番号:06-4708-5383

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この記事を書いた人

宮崎 千聖

兵庫県在住のフリーランスライター。10歳まで姫路市で過ごし、11歳から現在に至るまで加古川市で暮らしています。兵庫歴は25年。海と山に囲まれた遊び場の宝庫・兵庫の魅力を存分にお伝えします!

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