
東京・武蔵小山。
活気あふれる商店街を抜けた穏やかな住宅街に、思わず足を止めてしまう可愛らしいお店があります。
2025年夏にオープンした洋菓子屋さん「Patisserie L’assiette Antique(パティスリーラシェットアンティーク)」。
ヨーロッパのアンティークブティックのような佇まいと、店内に広がる甘くやさしい香り。
扉を開けた瞬間から、日常を特別にしてくれる空間です。
アンティークのお皿に込めた、店名の想い

「ラシェットアンティーク」とは、フランス語で“アンティークのお皿”という意味。
オーナーシェフの竹内貴江さんが、大好きなフランスやヨーロッパのアンティークに魅了され、少しずつ集めてきたお皿を、焼き菓子のディスプレイに使っていることから名付けられました。
アンティークのキャビネットや照明、壁紙まで細部にこだわった店内は「焼き菓子を選ぶ時間そのものを楽しんでほしい」 という想いが伝わる、あたたかく上品な空間です。
焼き菓子のおいしさを、もっと身近に

ケーキより焼き菓子を主役に据えたのは「焼きたてならではの香りと食感の感動を広めたい」という竹内さんの想いからです。
看板商品は、発酵バターフィナンシェ。
フランス産の発酵バター、スペイン産マルコナ種のアーモンドパウダー、フランス産ゲランドの塩を使用し、素材と製法にとことんこだわった一品です。
焼きたてフィナンシェは、毎週土曜日15時から販売。
外はカリッと香ばしく、中はジュワッと広がるバターのコク。
「焼きたてから2時間以内が一番おいしい」
その言葉からは、職人としての自信が感じられます。
丁寧な仕事が生む、やさしい味わい

ラシェットアンティークのお菓子は、どれも甘さ控えめで、素材の味がしっかりと生きています。
生地の立て方や温度、湿度、焼き具合まで細かく気を配り 「時間が経ってもおいしさが保てること」を大切にしているからこそ生まれる味わいです。
京都の抹茶を使用した“抹茶フィナンシェ”やチョコチップの入った“ティグレ”、クッキー、季節限定の商品まで種類も豊富。
どれにしようか迷う時間さえ、心地よいひとときになります。
「コーヒーや紅茶と一緒に、ほっと一息ついてほしい」
そんな焼き菓子の魅力が、ひとつひとつに込められています。
焼き菓子の先に待つ、もうひとつの楽しみ

密かにお店のファンを増やしているのが、“クレームブリュレ”と“とろ生プリン”です。
注文を受けてから仕上げてくれるクレームブリュレは、 表面のキャラメルがパリッと香ばしく、中はとろりとなめらか。
スプーンを入れた瞬間の音と、口いっぱいに広がるバニラの香りが、なんとも贅沢です。
とろ生プリンは、よりやさしい口当たりで、 ミルクのコクと上品な甘さが印象的。
思わずもう一つ食べたくなってしまう、おいしさです。
焼き菓子と同じく素材と製法にこだわっているからこそ、 シンプルなのに、しっかりと記憶に残る味わいに仕上がっています。
ほかに、クリスマスケーキなど季節限定商品もおすすめ。
人と人がつながる、街の洋菓子屋さん

お店を切り盛りするのは、オーナーシェフの竹内貴江さんと店長の宮川雅子さん。
前職の同僚であり、さらに地元も同じだったことから意気投合、二人でお店を開くことになりました。
武蔵小山は「人情があって、温かく見守ってくださる方が多い街」と感じています。
焼きたてフィナンシェを楽しみに、毎週通ってくれる常連さん。
噂を聞いて、探し当てて来店してくれた方。
お客様とのやりとり一つひとつが、二人の日々の原動力です。

日持ちのする焼き菓子は、ちょっとした手土産やギフトにぴったり。
もちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。

今後は、記念日のケーキや、イートインスペースも検討中とのこと。
これからの展開にも、ますます目が離せません。
おわりに
「安全で安心なお菓子を、丁寧に作り続けていきます。季節やイベントに合わせた新商品も登場しますので、ぜひ気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。お菓子を通して、人と人がつながるお店になれたらと思っています」
武蔵小山の街に、そっと寄り添う洋菓子屋さん。
焼きたての香りとともに、やさしい時間が待っています。
店舗情報
Patisserie L’assiette Antique(パティスリー ラシェットアンティーク)
所在地:東京都品川区小山4-6-15 1F
電話番号:070-3338-2266
営業時間:11:00-19:00
定休日:月曜、ほか不定休(火曜など)
※月曜祝日の場合は翌火曜が休業
※月に数回、月・火の連休となりますので、詳細はInstagramや店頭カレンダーにてご確認ください
アクセス:東急目黒線 武蔵小山駅 徒歩約5分 小山4丁目児童遊園隣
駐車場:なし




