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フード  |    2026.05.29

【富田林市】かつおの効いた無添加スリランカカレー。在日歴25年のシェフが手がけるやさしい味わい|RIVERSIDE Restaurant & Cafe

(★記事の最後に、読者限定のお得な特典情報があります!)

大阪阿部野橋から電車で30分ほどのところにある富田林(とんだばやし)市。戦国時代に大いに栄えた寺内町(じないまち)を有しており、随所に昔ながらの雰囲気が漂うまちです。

市内の各駅では、今では珍しくなった単線路線や構内踏切が現役で稼働しています。

近鉄長野線 滝谷不動駅の様子。ホームの移動は構内踏切を経由します

近鉄長野線「滝谷不動駅」で下車し、彼方(おちかた)エリアを歩いていると、細い路地の先にスリランカ料理店を見つけました。

住宅の並びになじむように位置しており、「路地裏に名店あり」の表現がピタリとはまります。

今回訪ねたのは、2022年10月に開店したスリランカ料理店「RIVERSIDE Restaurant & Cafe(以下:リバーサイドレストラン)」。店主のジャヤンタ ナーマルウェワさんにお話を伺いました。

常連さんからは「ジャンさん」の愛称で親しまれているジャヤンタさん。日本から約6,500km離れた南アジアの島国・スリランカのご出身で、今から25年前に来日。

かつて母国のホテルで働いていたときのエピソードがきっかけで、日本に興味を抱いたといいます。

なぜ、国境を越えたスリランカから、日本で、そして富田林でお店を開くことを決めたのでしょうか。富田林への想いや、今後やってみたいこととともに紐解いていきます。

無添加スリランカカレーが名物。旬の野菜と自家製スパイスでからだにやさしい味わいに。

リバーサイドレストランの看板メニューは、カレープレートランチ。調理時には油を一切使っておらず「添加物を『控えている』んじゃなくて『無添加』なんです」とジャンさんは強調します。

カレーに使用するお肉はポークとチキンの2種類が選択でき、この日はポークをチョイス。プレートには、日替わりのカレーが3種類乗っています。

カレープレート(1,800円)。日替わりカレー3種、副菜3種、イエローライス、パパダン、サラダのセット

ミンチのほろほろとした食感に、ふんわり香るかつおのうまみ。調理中に直接かつおを削って入れることもあり、「かつお節ってモルディブ発祥でスリランカでも古くから使われてきたんですよ」とジャンさんは笑みを浮かべます。

カレーから連想されるようなピリリとした辛味は感じず、ご高齢の方でもぺろりと一皿平らげる方が多いそう。まろやかな味わいにすいすいと食べる手が進みます。

また、カレー以外にも多種多様なメニューが並んでいます。最近特に人気を集めているのがスリランカの伝統料理「バンブブリヤニ」。

東南アジアのお米「バスマティライス」を使用し、シーフードやお肉と一緒に竹筒のなかで蒸しあげます。

提供時は、シェフが直接竹からお皿に盛り付けるという仕様。そのダイナミックな様子に釘付けになる方も多いといいます。

「バンブブリヤニ」(¥1,900)ジャンさんご提供

ジャンさんがカレー作りで大切にしているのは、旬の野菜を使うこと。スリランカにもわずかな乾季や雨季はあるものの、明確な四季があるのは日本ならでは。

「旬があるからこそ、時期によって違った味のたのしさがありますね」とお話しされるさまには説得力がにじみ出ます。

「今ではビニールハウスで育てることもできるけれど、旬のものって美味しさがぐんと際立つんです。食べ比べるとやっぱり違いますね」とジャンさん。

カレーで使う野菜は、大根や冬瓜、里芋などさまざまで、その多くはご近所さんからお裾分けで頂いたものです。週末には、リバーサイドレストランにて野菜の店頭販売も行っています。

「ゴーヤができたんだけれど、どう?」とジャンさんに直接声をかけていただくことも珍しくなく、地域のあたたかなつながりを感じます。

かつてはスリランカのホテルでシェフを。日本に魅せられた原点は、接客で感じた「礼儀正しさ」だった。

来日して今年で25年目を迎えるジャンさん。「かつて日本語はまったくわからなかったんです」という過去が想像できないほど、日本語をとても流暢にお話しされます。

もともと、ジャンさんはスリランカの5つ星ホテルでシェフを務めていました。日本に関心を持ったきっかけは、接客時のとあるエピソードにあるといいます。

調理中のご様子(リバーサイドレストランInstagramより)

「メニューの説明をする度に頷いて聞いてくださって、しかも、退店するときには丁寧に深々とお辞儀をされていて……。日本からの観光客のツアーを引率されている方に聞いてみたら、『あれは日本の文化なんだよ』って教えてもらったんです」

ホテルでは朝食ビュッフェを提供しており、利用者にメニューの紹介をする場面も度々ありました。日本からの宿泊者も少なくはなく、彼らの律儀さに胸を打たれたと当時を振り返ります。

接客をしながら日本語を覚えたジャンさん。「ジュースを注いだら『ありがとう』、メニューの説明をしたら『ありがとう』って言ってもらえて、それで『ありがとう』って言葉を覚えたんです」と興味深いエピソードも垣間見られました。

来日後は、生駒のスリランカ料理店で勤務。その後、一時期は自動車業界に移るも、かつてのお客さんから「ジャンさん、お店しないの?お店開いたら、行くよ?」と言っていただいたそう。

その言葉に背を押され、日本で自店を開くことを決意しました。

拠点として富田林を選んだ契機は、同市にいる知人の紹介。「お店をいつかやりたくて、いい場所があったら教えてくれないか」と声をかけていたときに、今のリバーサイドレストランがある場所を紹介してもらいました。

お店を作る前から富田林に訪れることも度々あったジャンさん。

「都会よりも、落ち着いた田舎の雰囲気が好き」とおだやかに語る通り、お店からは河川敷が近いほか、小さな森を思わせるような緑も広がります。

富田林の自然豊かな風景は、ふるさとスリランカに近しいものを感じるそうです。

リバーサイドレストランを出てすぐのところにある、石川の河川敷

いつかは喫茶店にも広げてみたい。母国と似た雰囲気の富田林で、ほっと一息つける空間に。

お店ではカレーに加えてデザートも充実。なかには「ごぼうケーキ」「パセリケーキ」など珍しいものも並んでおり、メニューをめくると「おっ」と目を引きます。

そのすべてはジャンさんのアレンジによって生み出された一品で、「いつかは喫茶店もやってみたいんだよね」と夢を膨らませます。

考案から手がけたごぼうケーキ(左)とパセリケーキ(右)いずれもジャンさんご提供

季節のフルーツが出れば、ジャンさんにはお手のもの。取材当日も、常連さんから「来月のデザートはなんの予定?」と尋ねられ、気さくに答えるジャンさんの姿がありました。

旬の果物を用いたデザートメニュー(写真は2026年3月のもの)すべてジャンさんオリジナルの品

ジャンさんの目指す理想のお店像は、喧噪を離れてほっとリラックスできる場所。かっちり背筋を伸ばして「いらっしゃいませ」とすることもできるけれど、どうしても事務的な関わりになってしまう。

「厨房で料理をしていると、お客さんとお話しするタイミングが少なくて。来られたみなさんと、テラスやカウンター越しにほのぼのと語り合いたいね」とお話しされるように、ほっと肩を広げて、ラフでいられる空間を目指しています。

リバーサイドレストランのテラス。取材当日(3月下旬)は桜が咲き始めていました
ジャンさんご自身がデザインを手がけたお店のロゴ。お庭の桜の下で語らう様子から着想を得ました

富田林の憩いの場になる穴場カフェ。心穏やかになりたい休日に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。無添加・特製メニューとともに、今日もおだやかな空気が流れています。

Mediall読者限定特典!

この度、リバーサイドレストランの皆様のご厚意により、この記事を読んでくださった方へ【日替わり特別サービス】をいただきました。

特典内容:日替わり特別サービス

(詳細は注文時に「Mediall(メディアール)を見ました」とお伝えください!)

有効期限:2026年12月31日まで

ご利用条件:期間内であれば、おひとりさま何度でもご利用可です。

※この記事はMediallが取材し、事業者様のご協力のもと制作しました。

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものです。

店舗情報

店名:RIVERSIDE Restaurant & Cafe(リバーサイド レストラン&カフェ)

住所:〒584-0058 大阪府富田林市彼方99(101)

※駐車場 有

※犬同伴 可

電話番号:0721-60-6100

定休日:火曜日

営業時間:11:00~17:00

Instagram:@riversideosaka

Facebook:@riversideosaka

アクセス

近鉄長野線「滝谷不動駅」より徒歩10分

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この記事を書いた人

AZU

大阪府河内長野市出身・在住のアラサー。「大阪(の田舎)生まれ」をアイデンティティとし、あえて地元をめぐる【ジモ旅】が好き。大阪(南河内)和歌山(橋本)を中心に、学生時代を過ごした京都でも活動しています。本業は学校職員。

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