橋本市商工会館の1階にある「Mitu食堂」。ランチタイムは、リーズナブルなメニューの定食屋。夜は居酒屋と2つの顔を持ちます。
橋本市役所の裏に位置しているため、自治体職員をはじめ、銀行員、警察官、消防隊員など、地元の公的機関にお勤めの方も多く訪れます。

Mitu食堂では、夜の営業時間限定で、市内の養鶏場「冨岡エッグファーム」のたまごを用いたオリジナルのオムレツを提供しています。
鶏卵生産量が和歌山県内最多を占める橋本市では、ご当地グルメとして「はしもとオムレツ」を展開しています。2026年8月現在で認定店は、橋本市学校給食センターを含む15店舗。Mitu食堂もそのひとつです。

2020年にオープンしたMitu食堂。コロナ禍真っ只中に開店してから、はしもとオムレツに認定されるまで、どのような歩みを経てきたのでしょうか。Mitu食堂の店長にお話を伺いました。
女性を中心に大人気のオムレツは2種類。かつての「おすすめメニュー」をご当地グルメに認定
Mitu食堂で提供しているはしもとオムレツは2種類。かつて不定期のおすすめとして出していたものを、そのまま認定メニューに用いています。

ひとつめはチーズオムレツ。運ばれてくるとすぐに、粉チーズの甘い香りがふわり。チーズ好きにはたまらない一品です。

少しお皿を動かすと「ふるふるっ」と揺れるオムレツ。「ふわふわ仕上げは腕の見せ所ですわ〜」と店長は微笑みます。

もうひとつの認定メニューは、明太オムレツ。オムレツそのものの中身に加えて、別添えでも明太子を贅沢に使用しています。

まろやかな口当たりのオムレツに、ピリ辛明太子のアクセントが効いていてあっという間に頂けます。口直しに別添えの大根おろしを頂くと、さっぱりとした味わいにこれまたうっとりしました。

オープンは非常事態宣言の翌日。異例のスタートから軌道に乗ったのは、口コミから広がった地元の力
Mitu食堂がはしもとオムレツに認定されたのは2024年。お店からすぐのところに橋本市役所があり、「打診を断る理由がなくて」と当時を思い返します。
Mitu食堂が産声を上げたのは2020年。新型コロナウイルスが全国的に猛威を振るい、非常事態宣言発令の翌日にオープンを迎えるという異例の幕開けでした。

当初は居酒屋一本でスタートするつもりだったMitu 食堂。しかし、コロナ禍で居酒屋のみの運営が難しくなり、ランチとテイクアウトメニューも展開しました。
Mitu食堂のコンセプトは「誰かを連れていきたいお店」。開店当時、近くで飲食できるお店はファミレスしかなく、「子どもたちが帰ってきたときに、立ち寄れる場所があれば」という想いが込められています。
地元の方の口コミでどんどん評判が広がっていき、今では満席の日が続出することも珍しくありません。

ほっとひといき和めるよう、カウンターも、テーブルも、ゆったり大きめのものを使用。
「知り合いが橋本へ帰ってきたときに、子どもたちやお孫さんを連れてきたり、忘年会や打ち上げでご予約いただくことも少なくないんです」と店長は柔らかな笑みを見せます。
地元の人に愛され、一息つけるMitu食堂。これからも、市内のど真ん中で、ほっと一息つけるとっておきの空間を提供し続けます。

店舗情報
店名:酒と飯 Mitu食堂
住所:〒648-0073 和歌山県橋本市市脇1丁目3-18
定休日:日曜日・月曜日
営業時間:11:15~14:00(L.O.13:30)/17:00~22:00(L.O.21:30)
※オムレツ提供時間:17:00~22:00
電話番号:0736-33-4330
アクセス
南海高野線、JR和歌山線「橋本駅」より徒歩約21分
南海高野線「紀伊清水駅」より徒歩約17分



