地域創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地域創生メディア

フード  |    2026.08.14

SANDAY+(サンデープラス)|幸せのホットサンド【愛媛県松山市】

「おいしい」その一言と笑顔のために、今日も愛媛県内を走るキッチンカーがあります。

松山市を拠点に、今治、西条、新居浜、宇和など県内各地へ出店するホットサンド専門キッチンカーがSANDAY+(サンデープラス)です。

店主が目指しているのは、ただお腹を満たすだけではありません。「おいしい時間」と「笑顔になれるひととき」を届けたいという想いが、一つひとつのホットサンドに込められています。

今回は、店主にキッチンカーを始めたきっかけや店名に込めた想い、人気メニューへのこだわりについて伺いました。


飲食店を営んでいた祖母の背中を見て育った

店主が飲食の世界に興味を持った原点は、店主のおばあ様の存在でした。

おばあ様は民宿とうどん店を営み、猪鍋やキジ鍋なども提供していました。幼い頃から厨房の風景を見て育ち、「いつか自分も飲食に携わりたい」という気持ちが自然に芽生えていったそうです。

店主のお父様も調理師免許を取得して店に関わっていた経験があり、「飲食は家系なのかもしれない」と店主は語ります。そんな幼い頃からの夢を形にしたのが、SANDAY+です。


キッチンカーならたくさんの人に出会える

飲食店を始める選択肢はいくつもあります。

その中で店主がキッチンカーを選んだ理由はシンプル。

「いろんなところを巡って、いろんな方と出会える。その時間が楽しそうだと思ったんです」

現在は愛媛県内各地へ積極的に出店。

イベントごとに違う景色、人との出会い、新しい発見があることもキッチンカーならではの魅力だと話します。


知識ゼロからのスタート

現在は多くのイベントへ出店するSANDAY+ですが、スタートは決して順風満帆ではありませんでした。

キッチンカーの知識はまったくなく、まず保健所へ相談するところから始まりました。

営業許可の取得や車両の準備など、一つひとつを調べながら進める毎日。

周囲に相談できるキッチンカー仲間も少なく、すべてが手探りだったと振り返ります。

それでも、「大変というより勉強だった」と前向きに語る姿が印象的でした。


店名「SANDAY+」に込めた想い

SANDAY+という名前には、実はいくつもの意味が重なっています。

「ホットサンド」のサンド。そして、「食べてくださった方へ、おいしい時間や笑顔をプラスしたい」という願い。

さらに、「Sunday(日曜日)」を連想するような、穏やかで幸せな休日の雰囲気も込められています。

「休日にホットサンドを食べながら、ほっとできる時間を届けたい」

そんな優しい想いが店名にも表れていました。


ホットサンドを選んだ理由

数あるメニューの中でホットサンドを選んだ理由は、その手軽さです。

片手で食べられ、子どもから大人まで親しまれている料理。

イベントでも気軽に楽しめることが大きな魅力でした。

しかし、「手軽だからこそ、味にはとことんこだわりたい」と店主は話します。


「誰が食べてもおいしい」を追求

SANDAY+のホットサンドづくりで最も大切にしていること。

それは「誰が食べてもおいしい」と感じてもらえることです。

チーズ一つ選ぶにも何種類も試食。

卵も半熟・固ゆで・目玉焼き・卵焼きなど何通りも試し、ホットサンドにした時の食感や風味まで比較。

「焼いた時に全部味が変わるので、一番おいしい組み合わせを選んでいます」と店主は言います。見えない部分に、多くの試行錯誤が積み重ねられていました。


一番人気「ツナ」を実食!

数あるメニューの中で一番人気なのがツナです。

実際にいただいてみると、その人気の理由が一口で伝わってきました。

まず感じるのは、ほんのりカレー風味のツナです。ピリッとしたスパイスがアクセントになり、食欲をぐっと引き立てます。

そこへシャキシャキ食感のキャベツと、まろやかなマヨネーズが加わり、最後に濃厚なチーズが全体を優しく包み込みます。

外は香ばしくカリッ、中はとろり。

具材それぞれが主張しながらも絶妙なバランスでまとまり、最後まで飽きずに楽しめる一品でした。

子ども向けというより、大人が思わずリピートしたくなる味。

実際にリピーターが最も多いというのも納得のおいしさです。


「息子がおいしいって言ったから」

印象的だったエピソードも教えていただきました。

あるイベントでホットサンドを購入した親子。

後日、その親子が再び来店し、

「息子がおいしいって言ったから、また来ました」と違う味を注文してくれたそうです。

店主はその出来事を今でも鮮明に覚えているといいます。

「本当においしいと思ってもらえたんだなって実感できました」と笑顔の店主。お客さんからの何気ない一言が、大きな励みになっています。


リピーターに愛され続ける理由

現在では毎週足を運ぶ常連のお客さんもいるそうです。

だからこそ、店主は現状に満足しません。

「飽きさせないようにしたい」

新しいメニューを考え、イベントごとに工夫を重ねながら、何度来ても楽しめるキッチンカーを目指しています。

また、安心・安全な食の提供を第一に考え、「信頼につながるお店でありたい」という想いも強く感じられました。


目標はもっと大きなキッチンカー

今後の目標は、まず立ったまま作業できる少し大きなキッチンカー。

そして、その先には店舗を持つ夢もあります。

店舗になればメニューの幅も広がり、お客様との会話ももっと楽しめる。

「お店の雰囲気づくりも楽しそう」そう語る表情からは、夢を楽しみながら一歩ずつ進む姿勢が伝わってきました。


今日も愛媛に笑顔を届ける

SANDAY+は、ホットサンドを販売するだけのキッチンカーではありません。

そこには、人との出会いを楽しみ、お客様の笑顔を何より大切にする店主の想いがありました。

「安心して来てもらって、笑顔で帰ってもらえるお店にしたい」という言葉どおり、温かい接客と丁寧に作られたホットサンドがお客さんを迎えます。

愛媛県内のイベントで白の軽バンを見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

おいしいホットサンドと一緒に、少し幸せな時間も持ち帰れるでしょう。

基本情報

・店名:SANDAY+

・SNS:Instagram

記事をシェアする

この記事を書いた人

世界のわたなべけん

地域に眠る人・場所・会社を取材し、 世界に向けて発信しています。 現場に足を運び、丁寧に伝えることを大切にしています。 地域の価値を最大化し、世界に届けるのがテーマです。

関連記事