松山市で、おにぎりを中心にさまざまな楽しみ方を提案している「一汁おにぎり壱」。
昼はランチ、夜はお酒と料理を楽しめる店として営業しています。
おにぎりの種類は約20種類。定番の具材から、ちょっと気になる組み合わせまで、メニューを眺めながら「今日は何にしよう?」と選ぶ時間も楽しみのひとつです。
近隣で働く人だけでなく、地元の方やホテルの宿泊客、海外からの観光客など、幅広い人が訪れているという「一汁おにぎり壱」。
今回は、昼と夜で異なる店の表情や、お客さんとの出会い、そしてこれから目指す場所について店主に伺いました。
昼は気軽なランチ、働く人の日常に寄り添う

お昼の「一汁おにぎり壱」は、近隣で働く人にとって気軽に利用できるランチスポットです。
おにぎりを選び、副菜や味噌汁、漬物などと一緒に楽しめるスタイル。取材では、「卵黄鶏そぼろと味噌汁、お漬け物」のセットを注文しました。価格は750円で、日常使いしやすい設定です。ランチ価格は850円で、副菜がプラスされます。
店主が特に意識しているのは、「お店の周辺で働いている方に来てもらうこと」です。

もちろん地域の方も訪れていますが、立地を考えると、近隣で働く方が仕事の合間に立ち寄り、何度も足を運んでくれる店になることが大切だといいます。
実際に、新規のお客さんが来店したあと、再び訪れてくれることも少なくありません。
「また来てくれる」ということは、店主にとって大きな喜びです。

現在はInstagramを見て、お店を目当てに訪れる人も増えています。近隣だけでなく、ホテルの宿泊客や海外からのお客さんが訪れることも。
松山を訪れた人が、SNSなどをきっかけに「ここに行ってみよう」と足を運んでくれる。そんな新しい出会いも、店主にとって楽しみのひとつになっています。
夜はおにぎりとお酒を楽しむ場所に

昼と夜では、「一汁おにぎり壱」の楽しみ方も変わります。
夜は、おにぎりを食べるだけではなく、お酒を楽しむ場所としての顔も持ちます。
おにぎりに加えて、お酒のアテになる料理も用意。仕事終わりにちょっと一杯飲みながら、おにぎりを味わうという過ごし方もできます。

さらに、夜には店主自身によるギターの弾き語りが行われることも。オリジナル曲からカバー曲まで幅広く演奏されるため、夜の時間をより一層楽しめます。
実は、店主はミュージシャンとしても活動しており、「テイチクエンタテインメント」からCDが発売されています。

昼間はランチを提供する店。夜になると、お酒と料理、そして音楽を楽しめる空間に変化します。
食事だけを目的にするのではなく、そこに人が集まり、ゆっくり過ごせる場所を目指しているのも魅力です。
「これが一番」ではなく、自分の好きなおにぎりを

おにぎりが約20種類もあると、初めて訪れた人は「どれがおすすめですか?」と聞きたくなるかもしれません。
しかし、店主はあえて特定のおにぎりを強くおすすめすることはないそうです。
理由はシンプル。「お客さんによって好みがありますから」
メニューを眺めて、自分が食べたいと思ったものを選んでもらう。それぞれが好きな具材を選んで、自分なりのおにぎりを楽しんでもらう。そのスタイルを大切にしています。

これからも、お客さんが喜んでくれるような新しい組み合わせを考えていく予定です。
ただし、種類を増やせばいいわけではありません。「人気のある具材や、お客さんに喜んでもらえる組み合わせを見極めながら、少しずつ広げていきたい」と店主は考えています。
松山で生まれる新しい日常

「一汁おにぎり壱」は、おにぎりを食べるだけの店ではありません。
昼には、仕事の合間にほっと一息つけるランチの場所。
夜には、お酒や料理を楽しみながら、時にはギターの音色にも耳を傾けられる場所。
地元の人にとっての日常でありながら、松山を訪れた観光客にとっては新しい発見にもなる。そんな場所を少しずつ作っています。

そして、その中心にあるのが「おにぎり」です。具材を選び、味わい、また次は違うものを食べてみる。そんな小さな楽しみを重ねながら、お店とのつながりも育っていくのかもしれません。
松山でお腹が空いたとき。
「今日は何を食べよう?」と迷ったとき。
そして、夜にちょっとお酒を飲みながら美味しいものを楽しみたいとき。そんなさまざまな場面で思い出してもらえる店を目指して、「一汁おにぎり壱」はこれからも歩みを続けます。
基本情報
一汁おにぎり壱
住所: 〒790-0813 愛媛県松山市萱町一丁目2−6
営業時間:
【昼】11:00から15:30
【夜】18:00から22:00(L.O.21:30)
不定休
電話:080-1305-0101
SNS:Instagram
※掲載内容は2026年8月の執筆時点のものです。最新の情報は、公式SNS等でご確認をください。




