山梨県中巨摩郡昭和町にある、パン工房BOULANGERIE SORITA(ブーランジェリーソリタ)。
地元の人を中心に、多くの人が訪れる人気のパン屋さんです。私も大好きなお店である、ソリタの魅力やおすすめのパンを紹介します。
ブーランジェリーソリタはどんなお店?
8年ほどさまざまなお店で経験を積んだ店主が独立し、地元山梨で2012年に開業。11年目を迎えた地元で人気のパン屋さんです。
お店は、常永小学校北の交差点を東に進むと右手に見えてきます。フランスパンが描かれた看板を目印にしてみてくださいね。
白と赤を基調にしたおしゃれな外観
店の前に駐車場があるため、道沿いからは少し奥まった場所にあります。お店は白と赤を基調にした、おしゃれな外観です。
店内の入り口には、おすすめパンが書いてあります。迷ったときは参考にしてみてくださいね。
常時40〜50種類のパンが並ぶ
小ぢんまりとした店内には、たくさんの種類のパンがずらり。オープン後も、焼き立てのパンが次々と並んでいきます。
ハード系のパンから調理パンにデザート系と、見ているだけでもワクワクしてきます。ひととおりパンが出そろうのは、11時頃だそうですよ。
サンドイッチもあります。どれも具がたっぷりで食べ応えがありそうでした。
店内奥には焼き菓子のコーナーも。この焼き菓子は、パティシエである店主の義理の妹さんが作っています。
ソリタを代表するパンは食パンとフランスパン
店主にぜひ食べてほしいパンは何か尋ねたところ、食パンとフランスパンと教えてくださいました。また、店主がパンを作るときに大切にしていることは「味を安定させてシンプルに作ること」だそうです。「難しい部分だけれど、それを普通にやっていくことが一番大切かな」とおっしゃっていました。
材料を変えて作る2種類の食パン
ソリタで提供している食パンは全粒粉で作った山型食パンと、厳選した粉をブレンドして焼き上げた角型食パンの2種類があります。
山型食パンは、山梨県産の全粒粉小麦を使って作られているのが特徴。山梨県産小麦の特徴を活かせるパンは何かと考えたところ、全粒粉で作る食パンに行きついたそうです。
もう一つの角型食パンは、山型食パンとは違う粉をブレンドして作られています。私がお店を訪れたとき、角型食パンが焼きあがったタイミングだったので購入しました。
焼き立てほやほやならではの、ふわふわの食感と甘味が広がり、あっという間に1枚間食しました。
翌日はトーストに。トーストをすることでカリッとした食感が加わり、噛むごとに小麦の香りが広がります。バターを付けて食べるのもおいしいですが、バターを付けなくても満足して食べられる食パンです。
長時間発酵させてから焼くフランスパン
フランスパンは、食べたときに味がしっかり出るような粉を選んでいるのが店主のこだわり。そして試行錯誤の末、少ないイーストで1日かけてゆっくり発酵させてから焼く方法にたどり着いたそうです。
ゆっくり発酵させることで、うまみが増したフランスパンに焼きあがるとのこと。外はカリっと、中はもっちりとした食感が楽しめます。
そのほかのおすすめパンを紹介
店頭にあるボードに記載されていたおすすめパンを中心に、いくつか紹介します。
ミルクフランス
私が訪れたときは焼き上がりのタイミングが合わず出会えませんでしたが、ソリタでも人気のパンのひとつ。こだわりのフランスパンと、甘いミルククリームの組み合わせが絶品です。
ダブルクリームパン
個人的に大好きで、必ず購入するパンのひとつ。硬めに作られたカスタードクリームと、柔らかく軽いカスタードの2種類が詰まっています。
表面の生地は、手で簡単に割れるくらい柔らかくふわふわです。一口食べるとクリームがあふれ出てくるほど、たっぷり詰まっています。
県産あけの金時芋の白パン
山梨県産のサツマイモ、あけの金時を使用したパンです。角切りにされたサツマイモがたっぷり。サツマイモの優しい甘さが楽しめます。
まとめ
「地元の人に毎日食べてもらえるようなパンを、これからも作っていきたい」と話してくれた店主。地元の人に愛される、ひとつひとつ丁寧に手作りされたパンをぜひ味わってみてください。
また「道の駅とよとみ」でもパンの購入が可能です。調理パンや菓子パンを中心に、数種類販売しています。毎日11時〜11時30分くらいに入荷しているので、立ち寄った際はチェックしてみてくださいね。
お店の詳細
BOULANGERIE SORITA(ブーランジェリーソリタ)
〒409-3852
山梨県中巨摩郡昭和町飯喰1042−1
TEL:055-242-7168
営業時間:9:00~19:00
店休日:火曜日
駐車場:あり
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