熱海駅から歩いて20分ほど、熱海らしい昭和の風情が残る渚エリア。目の前には海が広がるこの場所に、個性的で魅力あふれるお店が次々と生まれています。
東京から熱海に移住した女性2人が営む「ハレのヒ」もそんなすてきなお店のひとつ。今回は、豚汁が看板メニューの創作和食店「ハレのヒ」をご紹介します。
すぐそこは海、親水公園から歩いて1分
熱海湾に面する親水公園から歩いて1分。「ハレのヒ」があるのは、すぐそこが海という抜群のロケーションです。
2023年5月にお店をオープンさせたのは、山田美幸さんと纐纈(こうけつ)弥生さん。接客が好きで自分のお店を持ちたいと考えていた纐纈さんが、山田さんの作る豚汁を食べて感動したのがお店の始まりだといいます。
親水公園から国道135号線を渡った先にある「ハレのヒ」は、黄色の看板が目印です。店内はカウンター席とテーブル席を合わせて12席とコンパクトながらも、窓が大きく開放感があります。
笑顔あふれるアットホームな雰囲気
お店に入ると、山田さんと纐纈さんが笑顔で出迎えてくれます。調理を担当する山田さんは、豚汁がおいしいことでも知られる東京のとんかつ屋さんで15年以上修行。接客を担当する纐纈さんは、熱海市内の宿泊施設でおもてなしを学びました。
そんな仲良し二人の接客は心地よく、初めての来店でも会話が弾みます。常連さんも観光客もへだたりなく、気さくに接してくれるのがこのお店の嬉しいところ。山田さんのお父さんがリノベーションを行ったというあたたかみのある空間も相まって、心地のよい時間を過ごすことができます。
おすすめは「お魚フライ&メンチ定食」
ランチでおすすめしたいのは、お魚フライ&メンチ定食(1,400円)。具だくさんの豚汁と一緒に、地物のお魚フライと自家製のメンチカツがいただける大満足の定食です。
看板メニューの豚汁は麦味噌を使っており、まろやかな甘みが特徴。山田さんが「毎日食べたくなる豚汁を目指した」と言うとおり、また食べたくなるようなほっとする味わいです。
さらに、地産地消を掲げており、たっぷりと入った野菜はできるだけ静岡のものを選んでいるそう。素材にもこだわった「ハレのヒ」特製の豚汁をぜひ堪能してください。
熱海に来たら食べたくなるお魚フライ。「ハレのヒ」では、注文を受けてから地物の魚を揚げてくれます。衣はサクサクで身はふわふわのお魚と、手づくりのらっきょタルタルの相性は抜群です。
また、ごはん・豚汁・漬物がセットになった豚汁定食(680円)もあるので、小腹が空いたときや暖まりたいときにもおすすめです。
16時までのランチタイムのあと、18時からは「ヨルノアテ」の時間。ランチで人気の豚汁やお魚フライのほかに、カニクリームコロッケ(1,280円)など、お酒に合う料理もいただけます。
熱海のお昼には、ほっとする豚汁がおすすめ
熱海・渚エリアの「ハレのヒ」は、気さくな接客と具だくさんの豚汁が魅力です。一度訪れるとまた行きたくなる、そんなすてきなお店にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
ハレのヒ
住所:〒413-0014 静岡県熱海市渚町18-10
営業時間:12:00〜16:00、18:00〜22:00
定休日:月・火曜日
Instagram:https://www.instagram.com/m.y6130/