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フード  |    2024.06.12

思わず通いつめたくなる!「cafeマメムギ」の魔法|大阪・帝塚山

コーヒースタンドや老舗洋菓子店のならぶ、大阪市住吉区の帝塚山。路面電車が行き交い、晴れやかな青空の似合う街の一角に、地域の方に愛されるカフェがあります。

cafeマメムギと店長の片井さん

「cafeマメムギ」。店長の片井さんがひとりで切り盛りするお店には、ふわりと立ち昇るコーヒーの香りと、軽快に流れるJ-POP。

以前は安立町に店を構えていた同店ですが、2019年にカフェ激戦区の帝塚山に移転してからも、あらたなファンを獲得しています。

cafeマメムギのこだわりメニュー

マメムギのコーヒーは堺市の「ふかい珈琲」から届いた豆を使っているそうです。実際に飲んでみて「ここがいいね」とご夫婦で相談して決められたのだとか。

人気のマメムギブレンドはバランスのとれた、コーヒーが苦手な方でも安心して飲める味。いうまでもなく、ケーキとの相性もぴったりです。

また、季節にあわせた産地ごとのコーヒーがあるのも嬉しいところ。メニューは時々変わるので、足を運ぶたびに飲み比べてみるのも楽しみのひとつです。

幸せずっしり、とっておきの日替わりケーキ

日替わりケーキ、この日は果物をたっぷり使ったミルクレープ。中にもマンゴーが隠れています
まりひめいちごと宮崎マンゴーのミルクレープ(ケーキは日替わりです)

ケーキは日によって替わるのですが、この日はチョコミルクレープといちごとさくらんぼのタルト、レモンのチーズケーキ。どれも素材にこだわった逸品ばかりです。

手毬のようにつややかで、爽やかな甘さが余韻をひく和歌山産のまりひめいちご。ミルクレープに隠れるマンゴーは宮崎のもの。とっておきばかりを集めたケーキは宝箱のようで「今日のケーキはなんだろう?」と、店内の黒板メニューについ目を向けてしまいます。

cafeマメムギ名物「コーヒー狂のプリン・ア・ラ・モード」

コーヒー狂のプリンアラモード。カラメルの苦味とプリンのコクがコーヒーとの相性抜群
コーヒー狂のプリン・ア・ラ・モード

マメムギを語る上で欠かせないのが「コーヒー狂のプリン・ア・ラ・モード」。しっかりつまったプリンとカラメルの風味、コーヒーとたがいを引き立てあう甘さの絶妙なバランスが癖になるんです。

どんな発想でうまれたのか店長さんにうかがったところ、「コーヒーを使ったメニューがほしくて考えたんです。コーヒーにコーヒー味のスイーツは合わないっていう方もいますが、そんなことはなくて。相性抜群なのを知ってほしかった」とのこと。

私も、初来店の時からこのプリンに心を奪われ、気づけば毎回頼んでる気がします。

おみやげに迎えたくなる、プチサイズの焼き菓子

レジ前の焼き菓子。いくつか種類もあるのでどれを選ぶか嬉しい悩み
レジ前の焼き菓子、サイズも小ぶりで気がねなく食べられるのも魅力

店内のレジ前には、コーヒークッキーや人気のフロランタンなどテイクアウト用の焼き菓子。以前から販売をしていたものの、コロナ禍の時期から本格的に数を増やしはじめたのだそう。

「少しでも日持ちしておいしくいただけるものを」と心をこめたクッキーは、いまでは日によって売り切れることも。

マメにもムギにもこだわりを

店長さんにカフェのこだわりポイントをうかがったところ、「うちは素材すべてにこだわってるんです」と返ってきました。

「たとえばジュースは農家さんの果物を使っていたり、ジャムも自家製、ケーキやクッキーにも発酵バターを使っていたり。素材からのこだわりを大事にしているので、どれもおいしい!ハズレはないので、いろんなメニューを楽しんでもらえたら嬉しいです」

コーヒー豆選びのエピソードからも感じたことですが、実際に足を運んで試食し「これはいい」と感じたものを選び抜く。手間を惜しまない姿勢だからこそ、どのメニューも愛着と自信をもってお出しできる。そんな職人としての誇りが伝わってきました。

店内の風景。店長の片井さんは開店に向けて料理の仕込み中

cafeマメムギは、路面電車の行き交う帝塚山にて営業中。時折近隣のマルシェなどイベントにも参加しているので、そちらで焼き菓子を買うこともできます。

もしお近くまでいらした際は、足を運んでみてくださいね!

店舗情報

cafeマメムギ
住 所 :大阪府大阪市住吉区帝塚山中1-3-2 オルフェア帝塚山104号
営業時間:12:00~19:00(ラストオーダー18:00)※スイーツが売り切れたときは早めに閉店する場合あり
定休日 :月・火曜日 ほか不定休あり(詳しくはお店のInstagramのカレンダーをご覧ください)

Instagram ⇒ https://www.instagram.com/cafemamemugi

お店への行き方

阪堺線「姫松」徒歩4分/南海高野線「帝塚山」徒歩7分/南海本線「岸里玉出」徒歩11分

各線の駅より、南港通沿いに歩くと見える「南都銀行」の看板が目印。

建物外観。南都銀行の赤い看板が目印

建物1階、向かって左奥の入り口が「cafeマメムギ」です。

建物の正面階段からの写真。向かって左奥がマメムギ

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この記事を書いた人

晴海悠

大阪市在住の兼業ライター。趣味は街歩きとカフェ・本屋巡り、街の中で「ほっと一息つける場所」を見つけるのが得意。似顔絵アイコンは山中麻未さん(Atelier Mimir)に描いていただきました。

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