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スポット  |    2025.05.28

住宅街の絶景スポット!ロマンチックな言い伝えがある「瞑想の松(めいそうのまつ)」

こんにちは!Mediallライターのシライシです。

今回は、宮城県の県庁所在地・仙台市の青葉区にある「瞑想の松(めいそうのまつ)」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。

東北医科薬科大学の敷地内にある「瞑想の松(めいそうのまつ)」。住宅街に突如として現れますが、実はここから見る景色はとてもきれいなんです。

仙台市にお住まいの方はもちろん、宮城県内、県外の方にも一度は見てほしい景色です。

知る人ぞ知る穴場絶景スポットなので、ぜひチェックしてみてください!仙台市について知りたい方は、「【宮城県仙台市】緑と水で癒される「小松島公園」をのんびり散策|お子さん連れでも楽しめます!」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

「瞑想の松(めいそうのまつ)」とは

「瞑想の松(めいそうのまつ)」は、明治時代の文芸評論家・思想家である高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)が、旧制二高(現・東北大学)の学生時代に、下宿先の女性に恋心を抱き、この松の木の下で瞑想にふけったことから「瞑想の松(めいそうのまつ)」と呼ばれています。

1940(昭和15)年に一時、伐採計画がありましたが、高山樗牛の一つ後輩である詩人・土井晩翠(どい ばんすい)が建設会社へ直談判し、「瞑想の松(めいそうのまつ)」は保護されました。

このような働きかけがあったおかげで、「瞑想の松(めいそうのまつ)」は今も見ることができるのです。

「瞑想の松(めいそうのまつ)」に行ってみた!

ということで、実際に「瞑想の松(めいそうのまつ)」へ足を運んだ模様をお届けします!

「瞑想の松(めいそうのまつ)」は住宅街にあるため、駐車場はありません。車で訪れる際は、近くの有料駐車場を利用しましょう。

公共交通機関で訪れる場合は、JR仙山線・東照宮駅、仙台市地下鉄・台原駅からそれぞれ徒歩15分ほどです。電車と地下鉄どちらかを選べるのはいいですね。

東北医科薬科大学を目指して歩くと、入り口のような階段が見えてきました。周りは住宅街で、私の印象としても、入り口は本当に突然現れました。

階段を上っていくと、「瞑想の松(めいそうのまつ)」の展望台への案内版がありました。これに沿って行けば、迷うことはなさそうです。

「瞑想の松(めいそうのまつ)」は、東北医科薬科大学の敷地内のため、環境美化清掃にご協力くださいとの旨が記載されていました。ぜひ、こちらは守っていきましょう。

さらに階段を上っていくと、「瞑想の松(めいそうのまつ)」がありました!下から見上げると、思ったよりも大きく、迫力がありました。

近くには、土井晩翠の歌碑がありました。1941(昭和16)年に設置されたようです。

また、「瞑想の松(めいそうのまつ)」の樹種や樹齢を表記した看板がありました。なんと、樹齢は約620年だそうです…!「すご…」と声が出てしまいました(笑)

さらに歩みを進めると、展望台がありました。この上から街を見下ろせば、絶景が見られそうです…!

階段には手すりがついており、そこまで急ではないので安心してください。

そしてついに、展望台の上からの景色が見えました!仙台の街を一望でき、まさに絶景スポットといえる場所ではないでしょうか。

私が足を運んだ日は青空で、とてもきれいでした。夜景も美しそうですね。今度は夜に来てみたいと思います!

昼も夜も絶景で、人も多くないので、ゆっくり仙台の絶景を楽しめる穴場スポットです。みなさんもぜひ、足を運んでみてください。

「瞑想の松(めいそうのまつ)」の情報
施設の情報

施設名:瞑想の松(めいそうのまつ) 展望台
住所:〒981-0911 宮城県仙台市青葉区台原7丁目7
アクセス:JR仙山線・東照宮駅から徒歩15分、仙台市地下鉄・台原駅から徒歩15分、JR仙台駅から車で15分

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この記事を書いた人

シライシタイヘイ

生まれてこのかた宮城県を出たことがないライター。 元塾講師で今はフリーライターとして活動中。 宮城県南部の魅力を中心に発信していきます!

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