こんにちは!Mediallライターのシライシです。
今回は、宮城県の県庁所在地・仙台市の宮城野区から若林区にかけて位置する「貞山運河(ていざんうんが)」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。
貞山運河は日本最大規模の運河と言われており、全長はおよそ49kmです。運河沿いは海岸公園になっていて、サイクリングロードもあります。
深沼海水浴場の近くにあるので、ぜひ夏に訪れてほしいスポットです。仙台市について知りたい方は「【宮城県仙台市】緑と水で癒される「小松島公園」をのんびり散策|お子さん連れでも楽しめます!」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
貞山運河とは
貞山運河は、塩釜湾から七北田川~名取川~阿武隈川の河口を結ぶ堀の総称です。仙台藩初代藩主・伊達政宗が、晩年に松島湾と阿武隈川を結ぶ運河として建設を命じて、約270年をかけて完成したといわれています。
貞山運河の全長はおよそ49kmあり、日本でも有数の規模を誇る運河とされています。東日本大震災の影響を受けましたが、現在は復旧され、クロマツやサクラなどが植えられたり、サイクリングロードが整備されたりしています。
海岸公園センターハウス周辺は釣りスポットになっており、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
また、若林区荒浜には深沼海水浴場があり、令和6年(2024年)に14年ぶりの海開きが行われました。そのため、夏に訪れれば、貞山運河とあわせて海も楽しめます。
ぜひタイミングを合わせて訪れ、夏を満喫してみてください!
貞山運河に行ってみた!
ということで、実際に貞山運河へ足を運んだ模様をお届けします!貞山運河は仙台南部道路「今泉インターチェンジ」より車で10分ほどで行けるほか、バスを使っても行けます。
全長およそ49kmのため、どの地点へ見に行くかでアクセスは変わってきます。事前に見に行く場所を決めておくといいでしょう。個人的には、夏に深沼海水浴場とあわせて行くのがおすすめです!
私は、深沼海水浴場近くの深沼橋から貞山運河を見ました。橋には、「貞山運河」の文字が刻まれていました。

橋からの眺めは、このような感じです。本当にどこまでも続いていそうなくらい、一面に広がっていました。

見る場所や時間帯によって、また景色が変わるので、ぜひみなさんの目で確かめてみてください。
橋から少し歩くと、カフェの看板がありました。仙台名物のずんだシェイクもここで飲めるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

また、東日本大震災による甚大な被害があった地域ということもあり、当時の状況がわかるような場所もありました。普段は見られないと思うので、こちらもぜひ自分の目で見てほしいと感じます。

そして、私は深沼海水浴場にも行ってみました。6月だったのでまだ海開きはしていませんでしたが、景色だけでも爽やかな気持ちになりました。

近くには小さな公園がある食事処もあったので、お昼時に訪れた場合はぜひ立ち寄ってみてください。


「貞山運河」の情報
施設の情報
施設名:貞山運河(ていざんうんが)
住所:〒984-0033 宮城県仙台市若林区荒浜北丁
アクセス:海岸公園センターハウス→仙台南部道路「今泉インターチェンジ」より車で10分
岡田付近→地下鉄荒井駅1番岡田方面行「新浜」下車
荒浜付近→地下鉄荒井駅2番南長沼行「南長沼」下車
井土・藤塚付近→仙台駅西口バスプール5番中野行「中野」下車
サイト:https://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/reiwa100sen/ichiran/055.html(仙台市公式サイト)