こんにちは!Mediallライターのシライシです。
今回は、宮城県の県庁所在地・仙台市の青葉区にある「五色沼(ごしきぬま)」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。
「五色沼」は日本フィギュアスケート発祥の地といわれており、仙台市博物館の近くにあります。「五色沼」といえば、福島県を思い浮かべるかもしれませんが、実は宮城県にもあるんです。
国際センター駅にあるモニュメントとあわせて、ぜひ訪れてほしいスポットです。仙台市について知りたい方は「【宮城県仙台市】緑と水で癒される「小松島公園」をのんびり散策|お子さん連れでも楽しめます!」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
「五色沼」とは
「五色沼」は、宮城県仙台市にある沼で、日本フィギュアスケート発祥の地といわれています。始まりは、1890年(明治23年)ごろ、仙台市に住んでいる外国人の方がスケートを滑ったことがきっかけのようです。
一説によると、1897年(明治30年)ごろ、アメリカ人の宣教師が子供たちにフィギュアスケートの指導を始めたといわれています。
1909年(明治42年)ごろには、今の東北大学である旧制第二高等学校の学生がドイツ語教師・ウィルヘルからフィギュアスケートを習い、片足で曲がるアウトカーブという技術を習得したとされています。
その後、旧制第二高等学校の卒業生が全国各地でフィギュアスケートの普及に努めたことをたたえ、日本フィギュアスケート発祥の地といわれています。
さすがに、今の五色沼はスケートリンクとして使えませんが、当時は冬になると氷が厚く張り、天然のスケートリンクになっていたそうです。
最後に使われたのは、1956年(昭和31年)に開かれたアイスホッケーの大会だといわれています。
また、国際センター駅には、五色沼をモチーフとした土台の上に荒川静香さんと羽生結弦さんのガラス製のモニュメントがあります。ここには仙台市民のみならず、各地からフィギュアスケートファンが訪れています。
「五色沼」に行ってみた!
ということで、実際に「五色沼」へ足を運んだ模様をお届けします!
「五色沼」は、仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」から徒歩約8分、るーぷる仙台「博物館・国際センター・緑彩館前」から徒歩約3分で行けます。仙台市博物館の近くにあるため、ついでに訪れるのもアリです。
近くまで行くと、五色沼の案内看板とペアのフィギュアスケーターを模したブロンズ像がありました。なぜ日本フィギュアスケート発祥の地といわれるようになったのかが書かれているので、ぜひ読んでみてください。



五色沼は、このような景色です。私が足を運んだ日は晴れていたので、日が差し込み、とてもキレイな写真が撮れました。
この景色はぜひ生で見てほしいので、訪れてみてください!

また、近くにある国際センター駅には、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんと荒川静香さんのガラス製のモニュメントが設置されています。

お2人は仙台にゆかりがあり、羽生結弦さんは仙台出身、荒川静香さんは東京都生まれですが、幼少期から仙台市や利府町で育ちました。
仙台にゆかりのある選手が2人も金メダルをとったことは、宮城県で育ってきた者としては、とても誇らしいと感じます。
隣にはお2人の手形があるので、手を合わせてみるのもいいでしょう。

フィギュアスケートファンはもちろん、宮城県に訪れた人には全員見てほしいので、ぜひ立ち寄ってみてください。
「五色沼」の情報
施設の情報
施設名:五色沼(ごしきぬま)
住所:〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内
アクセス:地下鉄→仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」から徒歩約8分
バス→るーぷる仙台「博物館・国際センター・緑彩館前」から徒歩約3分