
有名な遊園地、観光スポットも楽しいですが、普段とは一味違うかたちで家族の思い出を作ってみませんか?
ここ5-Daysこども文化科学館は、こどもが夢中になって遊ぶ姿を見守るだけでなく、一緒に考え、学び、感動を共有できます。
遊び心溢れた、科学の世界へ冒険にいきましょう!
時間を忘れて熱中すること間違いなし!ボールキャッチャー

1階を見渡すとまず目に入るのが「天空の夢の国」です。ここはこどもの好奇心をくすぐる展示が多数あります。
ボールキャッチャーは4つのハンドルを回して、発生した電気でモーターを回転させアームでボールを掴みバスケットゴールまで運ぶものです。ハンドルはそれぞれ「左右」「前後」「上下」「つかむ・離す」という異なる動きに対応しており、すべての動きを連動させなければいけません。
一見シンプルなように見えますが、手が小さいこどもにはなかなか難しいのです。
筆者が来館した際、小学生くらいのお子さまが挑戦していました。
「うーん、難しい!」と言いながら、何度も挑戦する姿はとても微笑ましいものでした。
がんばったからこそ、成功したときの喜びもひとしお。
科学の不思議を学ぶと同時に、諦めないチャレンジ精神が身につくでしょう。
カミナリはどのように発生するの?

雨が降ると、ゴロゴロとなるカミナリ。
音を聞くだけで、怖いですよね。
そんな私たちに恐怖を感じさせるカミナリは、どうやって発生しているか知っていますか?
その疑問に答えてくれるのが「カミナリ遊び」エリアです。
中に入ってみると、雷実験装置・ガラス管内放電など興味をそそられる装置がたくさん。
放電球などの装置で放電の様子や電子の流れ、電磁波の発圧と不思議な雷の世界を間近で実験・観察できます。
目で楽しむ光景が広がる

2階に上がっていきましょう。
到着してフロアの光景を目にした筆者は、思わず心が躍りました。
それでは、見ていきましょう。
ここ「ガリバーランド」は、鉄道模型が走る巨大なジオラマの展示です。電車の車体を見るのが好きな筆者は、ガリバーランドのエリアにしばらく釘付けになっていました。

本物そっくりにつくられたミニチュアの車体が行き交う光景は、圧巻の一言。
新幹線から広島ならではの電車まで、多くの電車が走っています。
手元にはつまみが備わっており、自分で思いどおりに電車を操縦できます。
気分は、電車の運転手!
たくさんのお子さんが、目をキラキラさせて操縦している姿が印象的でした。
電子レンジの仕組みを知ろう

電子レンジの中をのぞくと、浮かんでいるごはん。
これは凹面鏡(球面が内側にくぼんでいる鏡)を使って、浮かんでいるように見せています。ごはんを触ろうとすると、ぴょん太(5-Daysこども文化科学館のキャラクター)が電子レンジでものを温めるときの仕組みを解説してくれます。
普段何気なく使っている電子レンジですが、原理を知ることで科学の不思議を身近に感じられるでしょう。
宇宙へ飛び出そう!

館内には、宇宙を知るワクワクするスポットもあります。
それが、宇宙船「PNR-4号」です。
外から見ているだけでも、好奇心をそそられる宇宙船。
お子さま連れの親子や、ご夫婦で楽しむ方もいらっしゃいました。
年齢問わず夢中になるのは、きっとロマンが詰まっているからでしょう。
宇宙船の中は操縦できる他、宇宙についての問題も出されます。
他の方が操縦しているところを後ろから少し見させていただいたのですが、映像を見ているだけで楽しいと感じました。
常に行列もできており、人気の高さがうかがえます。
単に眺めるだけでなく実際に操縦し宇宙を感じられるところが、この宇宙船最大の魅力です。
こどもたちの楽しそうな声で満たされる館内
1階2階はアクティブに体を動かせるところが多く、こどもたちの楽しそうな笑い声が至る所から聞こえました。五感をフルに使って科学の不思議に触れる姿は、遊びと学びの境界を軽々とこえていくようでした。
後編では、3階4階の様子をお届けします。
ここから先も、驚きと楽しさの連続です!