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スポット  |    2026.03.13

「服部緑地 都市緑化植物園」へまた行きたくなった3つの理由|大阪府豊中市

「服部緑地 都市緑化植物園」は大阪府豊中市にあり、四季折々の自然を楽しめるスポットとして子どもから大人まで幅広い年代の人に親しまれています。植物に関するワークショップや親子向けイベントの開催も多く、2児の母でもある私はイベント参加のためにこれまで何度か子連れで訪ねたことがありました。

ただ、親子そろって植物に興味があるわけではなかったので、園内を散策したことはほとんどありませんでした。

先日、たまたま一人の時間ができたので植物園にふらっと行ってみたところ、そこには想像以上に素敵な世界が広がっていたのです。植物の知識ゼロの私が「また行きたい」と思えた理由をお伝えします。

街なかにあるアクセス良好な植物園

「服部緑地 都市緑化植物園」は服部緑地の南東部に位置する植物園です。北大阪急行・緑地公園駅からは徒歩約10分。東門から入ってまっすぐ進むと受付(入口)が見えてきます。

植物園の園内マップ(ホームページより抜粋)

広大な敷地の中には、暖かい地域で見られる植物などが観賞できる温室をはじめ、椿山、ハーブ園、芝生広場に、小川や池もあります。

洋種のツバキが見られるカメリアルームを併設した温室

「また行きたい」理由その① 別世界に来たかのような非日常感が味わえる

園内をゆっくり歩いていくと、木の香り、花の香り、土の香りがふわりと漂い、耳を澄ませば小川の流れる音や小鳥のさえずりが。「ここも大阪なのか?」と思ってしまうくらい静かで落ち着いた時間が流れています。

木漏れ日が差し込む芝生広場(2026年2月13日撮影)

ところどころベンチやテーブルが置いてあるので、ぼーっとしたり、本を持ち込んで読書を楽しんだりするのも良さそうですね。私も座って景色を眺めているだけで心がすっと落ち着き、すがすがしい気持ちになりました。

小川のせせらぎに癒されます(2026年2月13日撮影)

「また行きたい」理由その② 自然の中の”小さな発見”が楽しすぎる

小道を歩いていると、見たことのない可愛いピンクの花を発見。と思いきや、後で調べてみると、花ではなく実の皮でした。ニシキギ科のマユミという植物で、秋にピンクの実をつけます。冬にはパカッと割れて、中から赤い種子が出てくるそう。

椿山の中腹では、こんな迷彩柄の木にも出合いました。松の仲間だそうです。

コロンとした茶色の実がたくさん落ちている場所も。子どもを連れてきたら夢中で拾い集めそうです。一人でも“小さな発見”は楽しいのですが、子どもと一緒ならもっと楽しめそうですね。

「また行きたい」理由その③ 植物園案内が想像以上に面白い

私自身、植物に詳しくないので、この日はボランティア団体「この指たかれ」の方々による園内ガイドに参加してみました。休園日を除く毎日10時30分と13時30分から、芝生広場の端にあるくすのきデッキで参加受付をしています(団体は事前申し込みが必要)。

時間になるとボランティアガイドさんがこの辺りに現れます

私が訪問したのは2月の平日。参加者は私一人でしたが、贅沢にもお二人のガイドさんがついてくれました。植物園に詳しくないことを伝えると、見ごろを迎える椿山を案内してくださることに。季節だけでなく、参加する人の興味や知識量にも配慮しつつ案内する場所を考えてくれるのが嬉しいですね。

同園の椿山には約500品種、1000本以上のツバキが植えられています。ただ、近年は「ナラタケモドキ」というキノコが原因で、残念なことに多くのツバキが枯れてしまったそうです。今年1月から新しいツバキの植栽工事がスタート。新しく植えられたツバキの中には花を咲かせ始めているものもありました。

ボランティアガイドさんに案内してもらいながら、様々なツバキを見ていきます。ツバキと言えば赤色のイメージでしたが、ピンクや白もあれば、まだら模様のものも。花の形も様々で、ツツジのように花びらが筒状になっているものから、バラのように優雅な姿のものまで多種多様。茶席によく飾られる花粉が出ない品種も多く咲いていました。

まだら模様が美しい太神楽(2026年2月13日撮影)
千重咲きのジャキー・マン(2026年2月13日撮影)
花粉が出ない数寄屋侘助(2026年2月13日撮影)

ガイドさんに言われるまで気が付かなかったのですが、ツバキにはほとんど香りがありません。なぜなら、蜜を吸いにやってきた鳥が花粉を運ぶので、強い香りで昆虫を呼び寄せる必要がないからです。花びらが茶色くなっているのは、メジロなどの野鳥が蜜を吸いに訪れた跡だと教えてもらいました。

ほかにも、枝が昇り龍のようにくねくねと曲がった品種、葉っぱがヒイラギのようにギザギザの品種や、盃のように丸くなっている品種もあり、話を聞けば聞くほど、花や枝ぶりを見れば見るほど驚きがあるツバキ。約1時間のガイドの中で、ツバキの面白さにどっぷりはまってしまいました。

私が訪れた2月半ばは日本原産のツバキが多く咲いていましたが、これからは大きくて豪華な花を咲かせる洋種のツバキが見ごろを迎えるそうですよ。

最後に・・・

季節が移り変わるごとにいろいろな風景を見せてくれる「服部緑地 都市緑化植物園」。癒されるだけでなく驚きもたくさんあり、植物に対する興味の幅が広がりました。年間パスポートもゲットしたので、今度は我が子も連れて遊びに行きたいと思います。

暖かくなるにつれ、更にたくさんの花が咲き、緑も増えて、週末はにぎやかになってくることと思います。お弁当を持って行って一日過ごすのも楽しいでしょうね。一人で行っても家族と行っても充実した時間が過ごせる植物園に、ぜひ足を運んでみてください。きっと面白い発見がありますよ。

◆施設情報

服部緑地 都市緑化植物園

開園時間:10:00~17:00(入園は~16:00)

休園日:火曜(祝日の場合は開園、翌日休)年末年始

入園料:大人(高校生以上)220円、中学生以下無料

住所:大阪府豊中市寺内1-13-2

アクセス:北大阪急行緑地公園駅から徒歩約10分

公式サイト:服部緑地 都市緑化植物園

開花情報などは公式Instagram

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この記事を書いた人

shoko

兵庫県出身、大阪・北摂エリア在住のライター・エディター。2人の男の子を育てながらフリーランスとして活動しています。知り合いがいない中でスタートした私の子育て。たくさんの人に助けてもらいました。地域でママを助けたいと思って活動している人やお店は意外にも多いと感じている今日この頃。Mediallでは、まだまだ知られていないまちや人の魅力をママ目線で紹介していく予定です。また、生まれ育った兵庫県但馬地域の魅力も伝えたいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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