靭(うつぼ)公園は大阪市にある都市公園です。園内には彫刻やバラ園、遊具、テニスコートなどがあり、見どころがたっぷり。公園の中央を貫く長い並木道にはベンチが並び、昼休みには近隣の会社員が弁当を広げる憩いの場にもなっています。
その中でも特に注目したいのが、驚くほどリアルな彫刻の数々。思わず二度見してしまうほどの精巧さで、一見の価値があります。今回は実際に訪れた様子をレビューします。
序の口から驚かされる彫刻「勇者に栄光あれ」

まずご紹介したいのが「勇者に栄光あれ」という作品です。
しかし、この彫刻はよく見ると「どういう状況?」「何人いるの?」と疑問が次々と湧いてきます。手足の位置や体の重なり方が複雑で、どこが誰の身体なのか判別が難しいのです。私は3人いるように見えましたが、最後まで確信が持てませんでした。
本番のびっくり彫刻①「姉:BIG SISTER」

ここからがいよいよ本番です。まずはこちら。姉が小さな妹の靴ひもを結んであげている場面を表した彫刻です。

これを初めて見たとき、本当に生きている人だと思いました。特に姉のスカート。布のしわの寄り方があまりにも自然で、裾の砂汚れまで本物のよう。靴裏の質感も細部まで作り込まれています。妹のズボンも、布だと言われても疑わないほどリアルで、思わず見入ってしまいました。
本番のびっくり彫刻②「始めての自転車:FIRST RIDE」

続いてはこちら。お父さんが、初めて自転車に挑戦する娘の練習を手伝っている場面です。

服には淡い色がついていますが、しわの入り方が実にリアル。
お父さんの後ろ姿を見ると、ズボンのしわや擦れ具合、ポケットに入った財布の厚みまで再現されています。ワイシャツのしわも、ズボンに入れ込んだときにできる大きなしわがそのまま表現されており、顔のひげやしわまで本物のよう。

硬い彫刻であることを忘れてしまうほどの精巧さです。
本番のびっくり彫刻③「タイトル不明」

最後はこちら。タイトルは見つけられませんでしたが、乳母車を押す夫婦の彫刻です。

乳母車の上にかけられた布は、色が剥げてブロンズが見えているにもかかわらず、どう見ても布にしか見えません。子どもの首元で結ばれた紐も、硬い素材とは思えないほど自然です。


お父さんの服も、まるで本物の布を着せたかのよう。チャック周りのたわみや袖の汚れ具合がリアルで、手の血管まで浮き上がっています。ここまで精巧な彫刻はなかなか出会えません。
靭公園のそのほかのスポット
靭公園には彫刻以外にも魅力的なスポットがあります。

こちらはまっすぐに続く並木道。ベンチが並んでおり、昼休みには多くの人がここでお弁当を楽しんでいました。整然と伸びる並木がとても気持ちのよい景観です。


そしてバラ園。今回は季節外れで咲いていませんでしたが、様々な種類のバラが植えられていました。きっとバラの季節には色とりどりの花が楽しめるのでしょうね。バラのトンネルも歩けるようになっていました。

水辺のスポットもあり、水音が心地よく、気持ちが和みます。夏場は子供たちの遊び場としてもにぎやかになりそうですね。
靭公園はいかがでしたか?
靭公園のリアルな彫刻は、見れば見るほど本物にしか見えません。ブロンズ像だとわかっているのに、脳が理解を拒むような不思議な感覚になります。ぜひ一度、実際にこの「脳がバグる」ような体験をしに来てみてはいかがでしょう?驚くこと間違いなしですよ。
靭公園の詳細情報
住所:〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町2-1-14
電話番号:06-6441-6213
アクセス:
Osaka Metro 四つ橋線「肥後橋駅」7番出口
Osaka Metro 四つ橋線「本町駅」28番出口




