大阪府立中之島図書館は、1904年に建てられ、100年以上もの歴史を誇る国の重要文化財です。
今回は歴史的建造物である大阪府立中之島図書館を紹介します。
中之島図書館までの風景
中之島図書館は、ショッピングやグルメをはじめ多くの企業が集まるオフィス街の大阪市北区にあります。
大阪市役所を目印に土佐堀川を目指して歩くと案内板が立っています。
けやき並木通り
看板の矢印どおりに進むと、けやき並木の遊歩道に入ります。
車の往来や人の流れから離れ、深呼吸をしたくなるような静かな通りへ続きます。
ここは「大阪・光の饗宴2023」の会場にもなる通りです。
大阪・光の饗宴2023:https://hikari-kyoen.com/
中之島図書館につづく並木通りは、時間がゆっくり流れているような雰囲気でした。自然と歩く速度もゆっくりになりました。
重厚な雰囲気漂う外観
中之島図書館は、ギリシャ・ローマの神殿建築様式を忠実に守って建てられた建築物です。
右から「大阪図書館」と読むところが、時代を感じさせます。
明治時代を感じるレトロな内観
中之島図書館を象徴する青銅製の円形ドーム。このステンドグラスから入ってくる光は、降り注ぐように大階段を照らしていました。
正面入口を入ると目の前に大階段
正面入口を入ってすぐの大階段。まっすぐ上がっていくと左右に分かれる造りは古き良き西洋の雰囲気を醸し出しています。
まとめ
中之島図書館がある大阪市北区中之島エリアを訪れてみて、普段は多くの人が行き交う場所がゆえに、ゆっくり街を眺める心の余裕を忘れていたと気づきました。淀屋橋から見える中之島図書館は、大阪市役所の後ろ側にあり、その重厚な建築物は歴史を感じさせ、街の喧騒からタイムスリップさせてくれるようでした。
参考文献
大阪・光の饗宴2023:https://hikari-kyoen.com/