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スポット  |    2026.06.29

「竜ヶ岩洞洞窟資料館」は無料で鍾乳洞のあれこれが学べるワクワク空間!|静岡県浜松市

「浜松市内で本格的な資料館、できれば入場無料のところへ行きたい」と思ったことはありませんか?
そのような時には竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)併設の「竜ヶ岩洞洞窟資料館」へ。

館内に展示されているのは本物の鍾乳石や化石など。
それらに加え図や写真、立体的なジオラマから鍾乳石や洞窟を取り巻く環境のほか、人類と洞窟の関わりなどを分かりやすく学べます。

竜ヶ岩洞洞窟資料館へは売店からも行ける

竜ヶ岩洞
竜ヶ岩洞

浜名区にある竜ヶ岩洞は、今から約2億5千万年前の地層とされる石灰岩地帯に、悠久の年月をかけて形成された東海地方最大級の鍾乳洞。
洞内の年間平均気温は18℃ほどで夏は涼しく冬温かい、避暑にも避寒にも最適のスポットです。
竜ヶ岩洞では総延長約1,000メートルのうち、400メートルほどを一般公開しています。

今回、見学した竜ヶ岩洞資料館の場所は、竜ヶ岩洞の出口と売店の間に。
「資料館は出口と売店の間に…って、竜ヶ岩洞は有料だよね。でも資料館は無料。いったい、どうやって行けばいいの?」
と思う方もいますよね。

そうなんです。
そこが気になった筆者はスタッフの方に尋ね、屋外側の入口から売店に入り、店内の奥へ進めば、無料で「竜ヶ岩洞洞窟資料館」の見学ができることを教えていただきました。

売店は「ようきた洞」をぐるりと回った向こう側に。店内へは黄色い矢印のところから入る
売店は「ようきた洞」をぐるりと回った向こう側に。店内へは黄色い矢印のところから入る

ただし、通常の見学順路を逆行する形になるので、ご注意を。
もちろん資料館から竜ヶ岩洞内へは入れません。

まずは大きな石筍がお出迎え

それでは、売店から「竜ヶ岩洞洞窟資料館」へ入ってみましょう!

売店から見た「竜ヶ岩洞洞窟資料館」
売店から見た「竜ヶ岩洞洞窟資料館」

竜ヶ岩洞から出た形で見学したかった筆者は、売店側から資料館へ入った後、奥へ進みました。

竜ヶ岩洞資料館
竜ヶ岩洞資料館

見学者を出迎えてくれる石筍(せきじゅん)
見学者を出迎えてくれる石筍(せきじゅん)

すると大きな石筍(せきじゅん)が出迎えてくれました。

石筍とは鍾乳石から滴り落ちた石灰水が鍾乳洞の床に積もってできる、たけのこ状岩石のこと。
鍾乳石の成長度合いはとても遅く、1センチほど伸びるのにも100年かかります。

ここまで大きくなるのにはどれくらいの年月がかかったのか考えると、気が遠くなりそうですね。

順路は石筍で二手に分かれています。

竜ヶ岩洞開発者・戸田貞雄さんの写真
竜ヶ岩洞開発者・戸田貞雄さんの写真

石筍の右側通路は「洞窟と観光」です。
まずは竜ヶ岩洞開発者・戸田貞雄さんの写真から。

竜ヶ岩洞は昭和時代後期に発見され、約2年半もの難工事を経て1983(昭和58)年に一般公開されました。

壁に空いた空間内では人類と洞窟との関わり合いが分かる
壁に空いた空間内では人類と洞窟との関わり合いが分かる

その先では図や立体的なジオラマにより、「人類と洞窟」の関わり合いについて解説していました。

壁にぽっかりと空いた空間には何があるのでしょう。
ぜひ、中を覗いて見て!

天井に吊るされているコウモリも必見ポイント
天井に吊るされているコウモリも必見ポイント

石筍の左側通路では、コウモリの生態を写真などにより紹介しています。

竜ヶ岩洞で見つかったコウモリは、モモジロコウモリとコキクガシラコウモリ、キクガシラコウモリの3種類で、夏には外で見ることができるそう。
有料ゾーンになりますが、洞内入り口では飼育中のフルーツバットが観察できますよ。

ケイビング(洞窟探検)時の様子を再現した人形
ケイビング(洞窟探検)時の様子を再現した人形

おや?
コウモリの隣では、なにやら天井裏へ行こうとする人の姿が。

これはケイビング(洞窟探検)時の様子を再現したもので、洞内の探索はこのようにして行われました。

洞窟や鍾乳石のあれこれについて図や表、展示物で解説

鍾乳石の種類とでき方
鍾乳石の種類とでき方

このほか資料館内では洞窟の種類や成り立ち、滴り落ちる鍾乳石の名前と種類、洞穴の生物などを図や表、展示物で解説しています。

ミルククランチチョコレートと間違えそうな、100年でこんなに溶けた石灰岩!
ミルククランチチョコレートと間違えそうな、100年でこんなに溶けた石灰岩!

「100年でこんなに溶けた石灰岩!」は、解説がなかったらミルククランチチョコレートと間違えてしまうかもしれませんね。

したたる水滴により作られる鍾乳石
したたる水滴により作られる鍾乳石

展示ケースを見ると、したたる水滴により形成された鍾乳石のストローやつらら石、石筍などが。「特別展示コーナー」では洞窟真珠(ケイブパール)や霜柱状の鍾乳石が見られました。

直角石とオウムガイ
直角石とオウムガイ

アンモナイト プラセンチセラス
アンモナイト プラセンチセラス

資料館内では魚化石群 ナイティアや恐竜の骨の化石など、さまざまな化石も展示しています。
なかには虹色の殻を持つアンモナイト「プラセンチセラス」や魚化石「光鱗魚」も。

曲り石(ヘリクタイト)
曲り石(ヘリクタイト)

重力に反して上方向や横にも成長する珍しい鍾乳石の曲り石(ヘリクタイト)もお見逃しなきように。

スタンプや顔ハメもお忘れなく!

写真とジオラマによる「竜ヶ岩洞開発史」のコーナー
写真とジオラマによる「竜ヶ岩洞開発史」のコーナー

出入り口付近の壁一面は写真とジオラマによる「竜ヶ岩洞開発史」のコーナーです。
鍾乳洞を発見してからオープンするまでの2年半にわたる作業の様子をご覧ください。

なお、記念スタンプは出入り口付近に設置されているので、スタンプ収集している方はお忘れなく。
作業員の顔ハメは売店から出てすぐのところに、コウモリの顔ハメは洞内入り口で飼育中のフルーツバット付近にあります。

竜ヶ岩洞の洞窟資料館は理科・社会の校外学習や夏休みの自由研究にピッタリ!
休日や春休み・夏休み期間中に出かけてみませんか?

<基本情報>

施 設 名:竜ヶ岩洞
住   所:静岡県浜松市浜名区(旧北区)引佐町田畑193
開館時間:9:00~17:00
料金:竜ヶ岩洞洞窟資料館は無料
   竜ヶ岩洞の入場料金は大人1,000円、小・中学生600円 ※それぞれ団体料金あり
駐 車 場:あり(バス25台・乗用車500台)
公式サイト:竜ヶ岩洞の公式サイト (外部リンク)

2026年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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この記事を書いた人

麻生 のりこ

静岡県浜松市在住の日本史ミーハーな旅行ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。Mediallでは浜松市内を中心に、心惹かれる何かを伝えたいと思っています。 趣味はマンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝(神社検定参級)と読書など。プロフィール画像は熊野那智大社の常香炉で身体を清めているところです。

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