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スポット  |    2026.08.10

天竜区春野町内で天狗のあれこれを探してみた!│静岡県浜松市

浜松市天竜区春野町が「天狗の里」と呼ばれているのをご存じでしょうか。
その理由は同町内にある秋葉山に、山伏(修験者)の姿をした天狗・「秋葉山三尺坊(さんじゃくぼう)大権現」が住んでいると云われているから。

そのため春野町内では日本一の大きさを誇る天狗の面や、大きな高下駄のオブジェ、案内板の上から見守る子天狗などを見ることができます。
そこで今回は天狗のあれこれと、天狗推しとも云える春野町のマンホールの蓋をあわせてご紹介します。

秋葉大天狗の高下駄のオブジェ

秋葉大天狗の高下駄オブジェ
秋葉大天狗の高下駄オブジェ

JR浜松駅から北東方向へ直線距離にして約30キロ。
秋葉大天狗の大きな高下駄のオブジェは、国道362号線と473号線の重複区間を北上した場合、国道と秋葉神社下社へ続く道との分岐点左脇に突然現れます。

大きな高下駄オブジェのそばにある由来碑「秋葉大天狗の高下駄」によると、これは大天狗に姿を変えた秋葉大権現が、秋葉山から飛来する際に残した高下駄の跡から大きさを再現したものだそう。
さらに、秋葉大天狗は火防の神としての神通力で、京都の御所が火災に遭った際に見事消火したとも。

秋葉大天狗の高下駄オブジェ
秋葉大天狗の高下駄オブジェ

高下駄の上には子天狗の姿も。

オブジェの裏側付近には自動車を数台止められる駐車場があるので、こちらに駐車してご覧くださいね。

春野文化センター駐車場内の大天狗は迫力満点!

斜めから撮影した日本一の大天狗面
斜めから撮影した日本一の大天狗面

秋葉大天狗の高下駄オブジェから、そのまま国道362号線を北上すること約6キロ。
日本一の大天狗面は春野文化センターの駐車場内に設置されています。

「天狗の里はるの」のシンボルと云われるこのお面の大きさは、縦8メートル、横6メートル。鼻の長さは4メートルあり、駐車場に入った途端、目に留まる大きさです。

真っ赤な顔に白い髭、そして高い鼻。頭には、山伏がかぶる頭巾(ときん)もつけています。肌の色と鼻の高さ以外は、まるで山伏のような姿です!

大天狗面へもう少し近づいて斜め下から見上げると…

斜め下から撮影した日本一の大天狗面
斜め下から撮影した日本一の大天狗面

長さ4メートルの鼻が大迫力!

とはいえ縦8メートル、横6メートルがどれくらいの大きさなのか想像がつかない方もいますよね。

日本一の大天狗面とツーリング途中のライダーたち
日本一の大天狗面とツーリング途中のライダーたち

そこで対比になるものを探しながら撮影していると、どこからともなくツーリング途中のライダーたちが休憩のために集まってきたため、少し離れた位置から撮影してみました。

比較対象となる人物の位置は大天狗面から少し離れていますが、それでも充分大きさがわかると思います。
さすが、日本一の大天狗面!

隣接小屋内にも高下駄あり

天狗の高下駄が展示されている隣接小屋
天狗の高下駄が展示されている隣接小屋

大天狗面のそばにある丸太組の小屋の中には、天狗の高下駄が展示されています。

以前、訪れた時には扉の鍵が開いていたので中に入って見学できましたが、この日は鍵がかかっていて中には入れませんでした。
中に入れない場合は、外のガラス窓から覗いて見てくださいね。

宮川橋の親柱にも注目!

気田(けた)川にかかる宮川橋を春野町文化センター側から見たところ(向かって左側が下流)
気田(けた)川にかかる宮川橋を春野町文化センター側から見たところ(向かって左側が下流)

続いて、春野文化センター近くを流れる天竜川の支流・気田(けた)川にかかる宮川橋へ。

この橋の親柱(橋の四隅にある大きな柱)では気田川の上流下流・橋の手前と向こうとで、天狗のレリーフやお面を合計4つ見ることができます。

宮川橋の親柱(左上:宮川橋南詰の下流側親柱、左下:宮川橋北詰の下流側親柱、右上:宮川橋南詰の上流側親柱、右下:宮川橋北詰の上流側親柱)
宮川橋の親柱(左上:宮川橋南詰の下流側親柱、左下:宮川橋北詰の下流側親柱、右上:宮川橋南詰の上流側親柱、右下:宮川橋北詰の上流側親柱)

レリーフは宮川橋の下流側に、お面は上流側の北詰と南詰にそれぞれ設置。レリーフの天狗は2等身で可愛らしい印象です。

歩道はありますが、見学の際には自動車にご注意を。

秋葉山表参道を見守る子天狗もお忘れなく!

秋葉山表参道駐車場にある案内板
秋葉山表参道駐車場にある案内板

ラストは秋葉山表参道駐車場にある案内板です。

ここは秋葉神社下社入口を通り過ぎて約350メートル進んだ左側にあり、秋葉神社下社側から上社へ向かう参拝者の方に向けた駐車場です。

ここから上社までは徒歩で1時間半から2時間程度。
意外と時間はかかりませんが高低差があるので、筆者は体力に自信のある方向けの参拝道だと思っています。

秋葉山の標高は866メートル。
山頂に鎮座する秋葉山本宮秋葉神社の創建は飛鳥時代末期の709年で、ご祭神は火の主宰神・火之迦具土大神(ヒノカグツチノオオミカミ)です。
火防開運の神として霊験あらたかとされ、古来より人々の崇敬を受けてきました。

秋葉山表参道駐車場にある案内板
秋葉山表参道駐車場にある案内板

案内板には半鐘と秋葉山表参道を見守るかのように子天狗が飾られていました。
火防開運の神様をお祀りする秋葉山表参道の入口らしい案内板ですね。

なお、この先に駐車場はありません。さらに500メートルほど先は行き止まりになっているため、参拝する方は徒歩でお願いします。

春野町内のマンホールの蓋に天狗は!?

さて、ここまで春野町内にある天狗の面や高下駄のオブジェなどを紹介しましたが、ここまで天狗推しだとマンホールの蓋のデザインが気になりませんか?
ということで、春野町内のマンホールの蓋をご覧ください。

春野町内のマンホールの蓋
春野町内のマンホールの蓋

…じゃん!

なんと、天狗はどこにも描かれていませんでした。
描かれているのは気田川と川魚、そして吊り橋と杉木立。それらの背後には山と空に浮かぶ雲が少々。

ちなみに浜松市と合併する前の春野町時代の町の木はモミジで、町の花はヤシオツツジ、町の鳥はウグイスです。
それらも蓋には描かれていないので、天狗がなくても仕方がないのかもしれませんね。

今度の週末は、「天狗の里」浜松市春野町で秋葉大天狗のあれこれを探してみませんか?

<主な施設情報>

施設名:浜松市春野文化センター
所在地:浜松市天竜区春野町宮川1768
電話番号:053-989-0200
休館日:月曜日(祝日と重なった場合は翌日)および祝日の翌日、12月29日から1月3日
窓口受付時間:午前9時~午後5時
駐 車 場:あり(無料・100台)
浜松市春野文化センターの公式サイト(外部リンク)

2026年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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この記事を書いた人

麻生 のりこ

静岡県浜松市在住の日本史ミーハーな旅行ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。Mediallでは浜松市内を中心に、心惹かれる何かを伝えたいと思っています。 趣味はマンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝(神社検定参級)と読書など。プロフィール画像は熊野那智大社の常香炉で身体を清めているところです。

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