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スポット  |    2024.10.31

花を愛する故の選択!店舗を持たない花屋・斎花

冠婚葬祭や人生の特別なイベントにお花を飾りませんか?花屋に注文して、場面に応じた飾るにふさわしい形にしてもらうためにフラワーアレンジメント、生花は欠かせません。実は花には等級があり、その中でも一級品といわれる品がその場で使われています。

花屋で売れなかった花は、処分せざるを得ません。廃棄に回された事実を知るととても残念に思います。そんな花の在り方を考えた花屋があるのをご存じですか?

浜松市には、店舗を持たない花屋があります。今回は知る人ぞ知る花屋・斎花を紹介します。

店舗がないとは?

店舗がないとはどういうこと?と考えてしまいますよね。「店舗がない」とはそのままの意味で、斎花は注文を受けてからその季節にぴったりの花材でアレンジを作ってくれる完全フルオーダーの花屋です。必要な量を使用するだけなので、無駄がありません。

今回の注文はメールで行いました。その後以下のような細かい要望を確認するため連絡がきます。

  • お花の用途
  • 目的
  • 好みの色
  • サイズ感
  • お届け方法

生花を贈るタイミング

人生の中で生花を贈るタイミングというのは、誕生日や冠婚葬祭、発表会などの特別なワンシーンなどです。どの場面でも共通しているのは相手に感謝の気持ちを込めて形にするということです。花には、心を落ち着かせ香りによるリラックス効果が期待できます。また、仏教では花に気持ちを込めることで仏様になった故人に感謝の気持ちが届けられると考えられています。

花を飾る瞬間は、忘れられない意味のある時間になるでしょう。

斎花で注文したもの

斎花にはお盆の仏花を注文しました。お盆ぴったりにお経をあげることができればよかったのですが、スケジュールの都合でお盆より前の時期にお花が必要でした。でもせっかく注文したのなら8/13~15までは持たせたいですよね。

この時期の花材は、どのぐらい日持ちするのかというのがとにかく悩みの種。いくつかの花屋を比較しどのような花材でのアレンジメントができるかじっくり検討しましたが、お盆シーズンは繁忙期でもあります。花材があまり好みではなかったり配送が難しかったり・・・。そんな中で見つけた斎花に8/10に届けてもらう手配をしました。

注文した時には、猛暑で室内管理が非常に難しい状態でした。「なるべく涼しいところにおいてください」とのアドバイスをいただき、室温管理の行き届いた部屋に置いておきました。

届いたときにはつぼみの状態。お盆の時にちょうど花開くように選んできてくれました。

〈花材〉

  • 百合(シベリア)
  • 洋菊(アナスタシア)
  • スターチス   シヌアータ(ネオブル-)
  • フロックス
  • ソケイ

理想の時期に咲く

2024年夏は毎日が猛暑で常に熱中症警戒アラートが出ている状態。毎日35度以上の気温で、部屋の温度も常に30度超え・・・人間も植物もバテバテです。こうした中では、仏花も長く持たせたいと思っていてもなかなか持ちません。アドバイスの通りにエアコン管理の部屋に置くようにしました。

観察をしていたところ花が毎日変化。

届いた初日はほとんどつぼみ
ユリは日を追うごとにつぼみがふくらみ、どんどん開花していきました。花粉が服や畳に付くと大変なのでその都度取り除いています。

花屋にこれまでいろいろと注文する機会はありましたが、なかなかタイミングよく咲いてほしい時期に花が咲くというのは貴重です。

お店の情報

HP 店舗を持たない花屋・斎花

Instagram Atelier saika斎花(@saika2675) • Instagram写真と動画

■購入方法:メールまたは電話にて注文

■問い合わせ先:斎花 代表 戸田三知代に直接ご連絡下さい。

TEL/FAX 053-447-8714 

※FAXの場合はサイトよりFAX用紙を印刷

携帯 090-7047-2917
saika@384.jp
saika.76.99@gmail.com

斎花*atelier Saika*のコンセプトに惹かれて

店舗を持たない花屋・斎花の花は、新鮮な花材を使うことで長くアレンジを楽しめます。誰よりも深く花を知り大切にしているのがよくわかります。花を飾る機会というのは、「ここぞ」という場面です。浜松にある店舗を持たない花屋・斎花、ぜひ利用してみませんか?

斎花*atelier Saika*コンセプト■

心を動かされるということ「感動」というのはいくつになっても失ってはならないことと思います。
美しい景色に出会えた時、美味しい食を頂けた時、素敵な香りに包み込まれた時
そして斎花は花を通して皆様に癒しと感動を与え続けていける。そんな花屋でありたいと思っています。

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この記事を書いた人

MIZUSHIMA

静岡県西部在住。二児の母。人とのつながりの中で、地元の良さを再発見。特にヒトに関することが好き。メディアールでより多くの静岡の魅力を知ってもらいたくライターとしてがんばります。

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