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もの・こと  |    2026.03.27

NHK大阪放送会館で恒例の朝ドラセット公開!今回は人気の「ばけばけ」|大阪府大阪市

大阪城の石垣が見える一角に静かにそびえたつのがNHK大阪放送会館。ここはNHK大阪放送局の拠点で、日々のニュースや番組が作られる放送の現場です。しかし、それだけではありません。ここではNHK大阪が制作した朝ドラの撮影セットを期間限定で公開するといった恒例のイベントがあるんです。今回はあの人気の連続テレビ小説「ばけばけ」の特別展示が。

実際に足を運んできたので、その様子をご紹介いたします。

NHK大阪放送局は朝ドラ制作の拠点のひとつ

今回、NHK大阪放送会館では期間限定で連続テレビ小説「ばけばけ」のセットや小道具を公開するイベントが開催されていました。朝ドラは、東京制作と大阪制作が交互に担当する仕組みになっています。

大阪制作の作品は、関西よりも西の地方を舞台にした物語が多く、独自の人情味や文化が色濃く出るのが特徴です。「ばけばけ」は明治時代の島根県松江市が舞台となっています。そして、この撮影の中心になっているのがNHK大阪放送会館。

放送中のスタジオセットを特別展示するのは大阪局の恒例です。歴代の大阪制作の朝ドラに関しても同じように特別展がありました。今後も、新しい作品ができるたびにこのような特別展示は開催されるようです。

「ばけばけ」ファンはもちろん、知らない人も知るいい機会に

こちらが「ばけばけ」のセット公開会場です。

まず目に入るのは、ドラマで実際に使用された衣装です。実際にどんなシーンで着用されたのかがわかるように写真になっていたので、「ああ、あのシーンのあれ!」ってなるかもしれませんね。実際の役者の背の高さやカップルのバランスなどがなんとなくわかって面白いですね。

こちらは家の設計図です。子供時代・長屋時代・女中時代など、主人公の成長に合わせて住まいが変化していく様子が丁寧に図面化されていました。実際にそれに合わせた家が建てられて、その中で物語が紡がれていたのです。

家や店などのドラマのセットは状況を表すのに大事なものではありますが、それにしても舞台のセットがこれほどまでにひとつひとつ丁寧に設計されていたなんて驚きでした。

こちらは石狐です。小泉八雲氏が好んでいた狐を再現したものとの記述がありました。作中のヘブンは小泉八雲氏がモデルなので、小泉八雲氏が好んだ狐も取り入れられていたのでしょう。稲荷神社のよくある狐より小ぶりで、目鼻が控えめな柔らかい表情が印象的でした。このおだやかな感じが小泉八雲氏に好まれたのかもしれませんね。

こちらはヘブン家推しグッズ。作中に登場したもので、付け髭やうちわもあります。現代の推し文化と通じるアイテムが並び、推し文化はこの頃から根付いていたのかもしれませんね。

小道具は作中で少ししか登場しないものも多いのに、意外と巧妙に作られている印象でした。特に、小豆洗いの根付けは美術スタッフがわざわざ手彫りしたそうで、ドラマにむける並々ならぬ熱意が感じられますね。

なりきりフォトスポットでドラマの世界に没入

こちらはヘブンの書斎です。ここでヘブンになりきり撮影ができます。このテーブル、実は普通のものよりやや高めなんです。それは小泉八雲氏の視力が弱かったせいだと言われています。彼は片目を失明していて、もう片目も視力が悪かったようで、原稿が見やすくなるよう天板を高くしたようです。それに合わせて、ヘブンのテーブルも高くなったわけなんですね。

それにしても、視力が悪くても原稿に向き合う姿勢は感心させられます。

スタジオセットは80分待ちの大人気

さて、今回はスタジオセットも見学できました。スタジオで使われたセットがそのまま館内に持ち込まれたそうですが、こちらはなんと80分待ち。毎朝見ていたドラマの世界をじかに見たいというファンでごった返していました。『ばけばけ』の人気のほどがうかがえますね。

NHK大阪放送会館の朝ドライベントの様子はいかがでしたか。もしかしたら大阪に見に行きたかったという人もいるかもしれませんね。今回のイベントは終了しましたが、新しい朝ドラが始まるたびに無料で展示が行われます。なので、興味のある方は足を運んでみてください。

NHK大阪放送会館の詳細情報

住所:〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-20
電話番号:06-6937-6020
期間:2月20日(金)~3月1日(日)
営業時間:10:00~17:00(最終入場 16:30)

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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