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自然  |    2023.07.08

「癒・安・楽」が揃う埼玉県“かわせみ河原”キャンプサイトの楽しみ方!

「おでかけ大好き!自然が大好き!」なMediallライターの髙橋ユミエです。今回は、先日家族4人で訪れたキャンプサイト“かわせみ河原”をご紹介します。

自然の癒しがほしい!」「お安くバーベキューを楽しみたい!」という方は、ちょっと覗いてってくださいね。

かわせみ河原の場所

キャンプサイト「かわせみ河原」があるのは、埼玉県の寄居町。花園I.C.から車で10分ほどで到着し、街からほど近いところに位置しています。

セブンイレブンがキャンプサイトから車で数分の場所にあり、飲み物や食べ物が不足しても安心な立地です。

寄居町の看板

「かわせみ」が名前に付く理由は、この付近に鳥のカワセミが生息しているからなのだとか。

係員の方の話によると、現在はその姿はあまり見られなくなったそうですが、上流の方では見られるそうですよ。

かわせみ河原の特徴

ここからは、数あるキャンプサイトの中から、我が家が「かわせみ河原」を選んだポイントをお伝えします!

オートサイトで設営がラクラク

キャンプサイト全貌
この日はあいにくの曇り空です

かわせみ河原は、好きな場所にテントやタープなどを設営できるフリーサイトです。

車ごと河原に入れるオートサイトなので、設営したテントの隣に車を駐車できます。

なので、車からテントまで荷物運びで往復する必要がありません。

家族で行ってもお財布に優しい

受領書
受領書は車のダッシュボードなどに置いてくださいね

こちらのキャンプサイトの嬉しい特徴は、ファミリー層にも優しい破格の安さです。事前の予約は不要なので、突然行きたい気分になってもOK!

  • デイキャンプ…500円/車1台につき(9時~17時)
  • 宿泊…1,000円/車1台につき

この料金はキャンプサイト代という名目ではなく、かわせみ河原の「環境美化協力費」というのが素敵ですね。

「美化緑化協力金」は、車ごと受付に入り係員の方の説明を受けたあとで支払います。あとは受領書・注意事項が書かれた紙・ゴミ袋を受け取れば、キャンプサイト内に入れます。

キャンプサイト受付
キャンプサイト受付

ゴミと炭を捨てて帰れる

ゴミはキャンプサイト内にあるゴミステーションに捨てて帰れます。細かい分別は行っておらず、紙もビニールも1つの袋にまとめて「燃えるゴミ」として捨てられます。ペットボトル・ビン・カン・ガスボンベなどは、指定どおりに分別して出しましょう。

ゴミステーション

使用後の炭はキャンプサイト内にいくつも設置されている「炭捨場」で捨てて帰れます。面倒な炭の処分がないので、帰りの片付けもスムーズです。

炭捨場

トイレと洗い場も完備

トイレ
トイレ

トイレはキャンプサイトの受付を出て、道路を渡った先にあります。

トイレの横には食器や食材、バーベキューコンロなどを洗える洗い場もありました。

受付付近にテントを張る人が多いのも納得です。

我が家のテントは受付から遠いところに設営したので、子どもがトイレへ行きたくなった時は少しハラハラしました…。

バーベキューをやってみての感想

バーベキューコンロで焼く焼き鳥

我が家がキャンプサイトに到着したのは、昼の12時頃。受付から近い位置のキャンプサイトはすでに埋まっていて、奥の方しか空いていませんでした。今度来るときは、午前中に来ようと思います…。

受付に近い辺りは石が多く地面が固いのですが、奥の方へ進み過ぎると砂地になっています。車のタイヤが砂に埋まってスタックしたり、テントがうまく固定できないので注意した方がよさそうです。

しかし、とにかく河原が広い!好きな場所にテントを張れ、大きなテントやタープをはっても、お隣に気を遣いにくいのがいいです。

家族でもゆったりスペースをとれました。

地面は石でゴツゴツしているので、レジャーシートを敷いて楽しみたい人はクッションを用意した方がいいと思います。

目の前には、荒川と木々が広がる大自然。道路が河原から見えるものの、交通量はさほどなく、車の音は気になりませんでした。

バーベキューでは、鳥のさえずりを聞きながらゆったりのんびりできて楽しめました。自然を目の前にして美味しいものを食べるだけで、日頃の疲れが癒されていきます。

バーベキューで焼くマシュマロ

この日は曇りだったので、テントやタープがなくても日差しがつらくありませんでした。しかし、辺りには日差しを遮る木がないので、晴れの日に行く場合はテントやタープは必須です。

この日は風が少し強くタープが風でなびいたので、ペグでしっかり固定しました。地面は固いので、ペグを打ち込むハンマーがあると安心です。

バーベキュー以外の楽しみ方

キャンプサイトの目の前を流れる「荒川」は、川幅が広いですが流れは緩やかです。

沿岸は浅いので子どもでも水遊びできますが、川の真ん中辺りは大人でも脇の下まで水につかるほどの深さなので注意してください。

この日は雨が降ったあとだったので川が濁っていましたが、施設の方の話によると、前日の天気が良ければ濁りは少ないそうです。また、川では持参したカヌーボートをこいだり、釣りを楽しんだりもできます。この日も家族でカヌーを楽しむ人の姿が見られました。

川に入らない場合でも、昔ながらの石投げ遊び「水切り」をして遊んだり、生き物を観察したりなどで楽しめます。

リードでつなぐかゲージに入れていれば、ペットも一緒にキャンプサイトへ入れます。ペットが駆け回ることはできませんが、テントの中でワンちゃんとゆったり過ごす方も多く見られました。

注意事項

最後に、「かわせみ河原」に来る際の注意事項をお伝えします。キャンプを安全に楽しむために、以下の点は必ず守りましょう。

  • 器材の貸し出しや食材の販売はしていないので用意していく
  • 領収書は車のダッシュボードなど、外から見える場所に置く
  • 花火は禁止
  • 河原で直火は禁止(バーベキューコンロなどの専用器具の使用が必須)
  • 定休日にはゴミステーションの利用ができない
  • ペット同伴の場合はリードかゲージを持っていく
  • お風呂はないので、宿泊の場合はお風呂を済ませてから入場した方が良い
  • テントを固定するペグとハンマーを持っていく
  • 川の急な増水や水難事故に注意する
  • 20台(車・バイク)以上で利用する場合は、事前の連絡が必要

まとめ

今回ご紹介した「かわせみ河原」は、車ごと入れてお財布に優しく、自然豊かなキャンプサイトです。

高速道路を利用すれば都心からのアクセスも良いので、気軽に日々の仕事の疲れを癒しに行けますよ。子どもたちを遊ばせながら、美味しい料理と大自然を満喫してリラックスするひと時は格別です!

予約不要なので、「明日行ってみるか」という軽いノリで行ける点もいいですね。ぜひ今度の週末に訪れてみてはいかがでしょうか。

施設の情報

かわせみ河原
住所:〒369-1203 埼玉県大里郡寄居町寄居1267-2 寄居町商工会内
営業日時:9時~17時(デイキャンプ)、定休日はホームページをご確認ください
電話番号:048-581-2161

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この記事を書いた人

髙橋 ユミエ

取材・SEOライティングをする30代フリーライター(2児の母)。雑誌サイゾーのWebメディア『Wezzy』・Webメディア『東京フリーランス』など、数々のメディアで執筆。 結婚と同時に引っ越してきた東京都東久留米市の住み心地の良さに魅了され、実家よりも大好きな土地に。東久留米市を中心に、その周辺地域や家族で訪れた場所の魅力を発信します!

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