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人  |    2026.09.13

【広島県福山市】「誰かを応援したい」が原動力!アラフォーアイドル「フクローズ」とは?

2026年7月30日、福山市にあるショッピングモールの夏祭りで、ステージを盛り上げた団体のひとつが「フクローズ」。メンバー全員が仕事や家庭を持ちながら、「福山を元気にしたい」という思いで活動しているアラフォーアイドルグループです。

フクローズの初舞台となったこの日のステージを振り返り、彼女たちの熱い思いをお伝えします。

夏祭りのステージに登場

「いつだって全力!福山を元気に、笑顔にするために活動されているアラフォーアイドル、フクローズの皆さんです!」

司会者の声とともに、フクローズがショッピングモールのステージに登場しました。夏らしい華やかな浴衣がステージ衣装です。

ステージに立ったフクローズの6人。左からあきこさん、なおこさん、ちひろさん、ちずさん、みほさん、あやこさん

まずあきこさんが、「2026年1月に結成して、インスタグラムやTikTokで勝手にやらせてもらってきた6人組です。1曲踊りますので、皆さんよろしくお願いします!」とあいさつしました。

続いてなおこさんが、「曲は『恋するフォーチュンクッキー』です。もし一緒に踊れる方がいらっしゃったら、ぜひ、前の方で一緒に踊ってください!」と会場に声をかけます。
さあ、曲が始まりました。

子どもたちはすぐ反応し、一緒に踊り始めました
ノリノリの子どもたちを前に、フクローズも気合十分です
誰もが知っている曲、誰もが知っているダンス、だから皆で楽しめます
ダンスが大好きなセンターのみほさんは、今回の夏祭りからの加入
笑顔がはじけます
会場も一緒にダンス
笑顔いっぱいのステージでした!

フクローズ結成の背景

フクローズはフリーで活動するアイドルグループです。現在、インスタグラムTikTokYouTubeなどで発信を続けています。

フクローズ結成のきっかけとなったのは、2025年のクリスマスパーティーでした。

パーティーに集まったメンバーには、お互いによく知っている人も顔見知り程度の人もいました。そのパーティーの席上でちひろさんが「アラフォーアイドルグループを作りたい」と夢を語ったのです。

結成のきっかけは、あやこさんが主催者のひとりだったパーティーでした

「アラフォーアイドルグループ!おもしろそう!
「やってみる?」
やる!
「じゃあ、グループ名を決めよう!」

その場で「フクローズ」という名前と、10月のステージデビューを目標とすることが決まりました。楽しいこと、ワクワクすること、そしてまわりを元気にすること。そうしたことに敏感な5人が集まり、年明けから活動が始まったのです。

ちひろさんには、ずっと抱えていた思いがありました。

「女性は結婚や出産といった人生の節目で、自分を見失うことがあります。私も自分のことが嫌いになり、人と会えなかったり笑えなかったりした時期がありました。でも、家でお母さんが笑っていれば、それだけで子どもはうれしいんです。少しずつ笑顔と自分を取り戻し、毎日が楽しいと思えるようになりました。

そんなとき、50代60代の女性たちのアイドルグループの存在を知りました。いくつになっても挑戦できるし、いくつになっても輝けるんだ、楽しそう!と、あやこさんに話したら、『じゃあ、やろうよ!』って」(ちひろさん)

「ちひろさんの夢を叶えるためというより、自分たちが楽しいことをやっている感じですね」(あやこさん)

「SNSの担当は、なおこさん。すぐ発信してくれるし、すごくかわいい」(ちずさん)

「自分でもずっとSNSを運用していたから、全然苦じゃないし、楽しいんです」(なおこさん)

「チームを結成して数か月というのが信じられないくらい、何でも言い合える関係です。ずっと友達だったみたい」(あきこさん)

メンバー全員が、セラピスト、子ども食堂の運営、エステサロン経営など、それぞれに仕事を持っています。また、家庭では主婦でもあります。ですから忙しい毎日の合間を縫っての練習や撮影は、月に1〜2回ほど。オンラインミーティングも利用しながら、自分たちらしいスタイルで活動中です。
撮影では、毎月「白」や「赤」などのテーマを決めているとのこと。

赤がテーマの月(フクローズのSNSより)
福山城でも撮影(フクローズのSNSより)

そして、夏祭りのステージへ

左:SNS担当のなおこさん 中:夢を打ち明けたちひろさん 右:この日のステージで踊ることをギリギリまでためらっていたあきこさん 

フクローズのSNSを見た多治米ショッピングモールの担当者から、「夏祭りのステージに出てくれませんか」と連絡があったのは5月のことでした。

「皆で相談して、参加を決めたよね」(ちずさん)

話が決まるのは早いよね。やろうと決めたらすぐ動くし。うちわもすぐ作ったし」(なおこさん)

「でも、実はギリギリまで、私は踊らないって言ってたんです」(あきこさん)

あきこさんは、SNSで動画を発信することには抵抗がなかったものの、ステージで踊ることにはなかなか踏み切れなかったと打ち明けてくれました。

「でも、踊りたくないという気持ちを皆に話したら、『それでもいいんじゃない?』とか『じゃあMCをお願いね』とか、いろんな反応が返ってきたんです。
『あ、いいんだ』と思ったら、逆になんだかモヤモヤしてきて。
うまく踊れないんだったら練習すればいいじゃん、とか、でもこの活動の先に何があるんだろう、と考えました。

でも、皆が私のモヤモヤを受け止めてくれ、いろんな考えを聞かせてくれました。それがすごくおもしろいと感じたんです」(あきこさん)

メンバーそれぞれが歩んできた人生があるからこそ、お互いの気持ちを大切にしあえるのかもしれません。無理をせず、楽しくできる方法を探っている、フクローズらしいエピソードだと感じました。

フクローズの今後の活動計画

(フクローズのSNSより)

自分たちも楽しみながら、頑張っている人を応援したい、福山を元気にしたいと活動しているフクローズ。
8月のステージに続き、10月にステージの予定が入っているそうです。
詳しい情報は、SNSで確認してください。

「今は、一緒に活動してくれるメンバーを募集中です。10人くらいになるといいなと思っています」(あやこさん)

「語呂がいいからアラフォーアイドルって言ってますけど、アラフィフの方も歓迎です!」(ちずさん)

いくつになっても挑戦!
いくつになっても輝ける!
そんな姿を通して、
誰かの一歩を応援できたら嬉しいです

フクローズのSNSに綴られた言葉は、私たちの背中をそっと押してくれています。

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この記事を書いた人

山口 ちゆき

広島県福山市在住のライター。地方で輝く人の物語を伝えたいと、日々取材に飛び回っています。好きなお酒は辛口の日本酒。

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