こんにちは!Mediallライターのシライシです。
今回は、宮城県の県庁所在地・仙台市の宮城野区にある「榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)」に行ってきたので、その模様を紹介しようと思います。
仙台市の代表的な桜の名所である榴ヶ岡に鎮座する「榴岡天満宮」。平安時代の天延2年(974年)に創建されたのが始まりです。菅原道真公が祀られているということもあり、受験の合格祈願に訪れる人も多い神社です。
榴岡公園の近くにあるので、ぜひあわせて訪れてほしいスポットです。仙台市について知りたい方は「【宮城県仙台市】緑と水で癒される「小松島公園」をのんびり散策|お子さん連れでも楽しめます!」で紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
榴岡天満宮とは
榴岡天満宮は元々、天延2年(974年)に現在の京都府にあたる山城国に創建されました。その後、平将春が現在の福島県にあたる陸奥国宇多郡に勧誘し、次に宮城県柴田郡川内村に遷座しました。
天文20年(1551年)に現在の仙台東照宮の地である小俵玉手崎に遷座した後に、仙台城の造営のために社木を切り取ったため、新たに社殿を造営します。
しかし、慶安3年(1650年)に徳川幕府の命令により、仙台東照宮が建立。仙台東照宮の境内の東側に遷座されます。
そして、寛文7年(1667年)に伊達綱宗公の意向によって、新たな社殿の造営後に菅原道真公の真筆(直筆の書)が奉納され、榴ヶ岡に遷座して今に至ります。
「杜の都の天神さま」として有名で、菅原道真公が祀られていることから、受験の合格祈願で訪れる学生も多くいます。その証拠に、敷地内には多くの絵馬が飾られています。
全国の天満宮にある撫で牛は榴岡天満宮にもあり、訪れた多くの人が撫でていくようです。撫で牛には、病気平癒や学業成就などのご利益があると言われています。
また、菅原道真公が幼いころに梅の花を見て短歌を詠んだことから、榴岡天満宮は梅の花がとてもきれいに咲くスポットでもあります。桜の花とあわせてぜひ楽しんでみてください。
榴岡天満宮に行ってみた!
ということで、実際に榴岡天満宮へ足を運んだ模様をお届けします!榴岡天満宮は仙台駅から徒歩約10分、仙台駅から向かうと、榴岡公園の手前にあります。
このような看板が出ているため、看板に従って書かれている方向に歩いていけば大丈夫です。


看板が見えてから数分歩くと、ついに入り口が顔を見せました!印象としては、住宅街に急に現れたような感じでした。

どこか厳かで神聖な雰囲気を感じ、階段を上っている途中にも思わず1枚撮ってしまいました。

階段を上りきると、平日ながら多くの人が参拝していました。学問の神様・菅原道真公が祀られており、合格祈願に来た人が書いたと思われる絵馬がたくさんありました。



拝殿はとても迫力がありました。観光用に説明書きがあるので、こちらを読むとより楽しめますよ。


学業成就などのご利益があると言われている撫で牛もいるので、訪れた際はぜひ撫でていってください。

ちなみに、榴岡公園はとても広い公園で、噴水や芝生など、小さなお子さんから大人まで楽しく過ごせます。榴岡天満宮に足を運ぶ際は、一緒に榴岡公園も訪れてみるといいでしょう。
榴岡天満宮の情報
施設の情報
施設名:榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)
住所:〒983-0851 宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
アクセス:JR仙台駅から徒歩15分、JR仙石線・榴ヶ岡駅から徒歩3分、地下鉄東西線・宮城野通駅から徒歩10分、東北自動車道【仙台宮城I.C.】から約20分、仙台東部道路【仙台東I.C.】から約15分