世界に絶大なインパクトを与えたバンクシー。彼の作品が東京で3作品も見られるのをご存知でしょうか?
今回は、渋谷フクラスにあるGMOデジタル美術館をご紹介します!
GMOデジタル美術館とは?

GMOデジタル美術館は、2021年9月に「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」としてオープンしました。
その後、2022年4月13日、GMOインターネットグループの第2本社がある渋谷フクラスの2階に「バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷」としてリニューアルオープン。
GMOデジタル美術館では「現代アートをすべての人に」をコンセプトに、GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏の現代アートコレクション「Masatoshi Kumagai Collection」からバンクシー作品を展示しています。
バンクシーとは?
バンクシーはイギリスを拠点とする正体不明の覆面アーティストです。
神出鬼没で、個人の家の壁や公共の場にスプレーで絵を描いていきます。
政治や社会への皮肉の意味を含んだ作品など、作品を通して社会的なメッセージを訴えかけていると言われています。
Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection

現在開催中の「Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection」
展示は2021年9月5日から始まり、開催終了日は現在のところ設けていないそう。
事前に公式サイトにてオンラインチケットを購入し、予約時間の5分前になったら美術館前に集合。
全体の時間は20分ほどで、一度に入ることができる人数を最大6人までと制限しているため、少人数の空間でゆっくりと作品を鑑賞することが出来ます!

時間になると奥にあるロールカーテンがあがり、スタッフの方に案内され、ゲートをくぐると小さな美術館が広がっています。
中に入ると、いくつかビーズソファがあり、そこには荷物を置いておいてもいいし、座っても大丈夫とのこと。
最初はスペシャルムービーが流れるので、座って鑑賞するのがおすすめです!

GMOデジタル美術館では、はじめにスペシャルムービーを閲覧した後、《Love Is In The Air(花束を投げる暴徒)》、《Girl with Balloon(風船と少女)》、《Bomb Love Over Radar》の3作品を鑑賞することができます。

220インチディスプレイとロールスクリーンで構成された三面の壁と床も使った壮大な映像が映し出され、まるでアートの世界に入り込んだよう!


音の指向性をコントロールできるスピーカーを導入しているため、映像と音の一体感を感じ、没入感を楽しめます!
スペシャルムービーでは、バンクシーについての説明や、これから鑑賞する3作品ついて知ることができ、先にアーティストや作品の解説もあるので、初めてバンクシーの作品を鑑賞する方でも安心です。
バンクシーの作品を展示


約10分間のスペシャルムービーを鑑賞後、《Love Is In The Air(花束を投げる暴徒)》、《Girl with Balloon(風船と少女)》、《Bomb Love Over Radar》の3作品を間近で見ることができます。
この3作品が一度に鑑賞できるのはGMOデジタル美術館だけ!
ここでもスタッフの方が1作品ごとに、丁寧に説明してくれます。

本作は《Bomb Love》という作品に赤いレーダーマークが加わった、世界に一つしかない作品。
バンクシーがコレクターにプレゼントし、長らく個人蔵でしたが、本展で世界初公開、初展示しています!
小さめの作品ですが、爆弾を抱きしめる姿には思わず目を奪われてしまうほどのインパクトがあります。


こちらは、バンクシーが2004年に制作した150点のうちの一つ。
左下をよく見ると、関係者への販売時にのみ入れられるハートマーク付きのサインがあり、大変貴重な作品です。
額縁は、2018年に「サザビーズ・ロンドン」で開かれたシュレッダー事件の額装を忠実に再現しているそう!

本作は、イギリスにあるマンチェスター市立美術館で10年以上展示されていました。
バンクシー自身が木製の板にスプレーペイントした世界に1点しかない大変貴重な作品で、パレスチナの壁に描かれた巨大壁画の元になった作品です。
作品からは、テロ・戦争への怒りや強い思いが入り混じりつつも、優しさや温かみも感じることができます。
GMOオフィシャル.shop


GMOオフィシャル.shopでは、展示作品のグッズが販売されています。
普段使いできるTシャツ、トートバッグのほか、手に取りやすいステッカーやポストカードなどもあり、バンクシー展の当日のチケットをレジで提示すれば全商品100円引きになるのでお得に購入もできます!
GMOデジタル美術館で現代アートに触れよう!

バンクシーの作品を一度に3点も見られるGMOデジタル美術館。
最新技術を駆使したデジタルアートと、貴重な原画作品、どちらも楽しめる新しい美術館です!
静止画であれば撮影も可能!展示作品も3作品のみなので、美術館は少し敷居が高い、という方にもおすすめです。
GMOデジタル美術館で気軽に本物のアート作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
GMOデジタル美術館
会期:2021年9月5日~未定 ※ バンクシー展の開催終了日は現在のところ設けておりません。
住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷 2F(渋谷フクラス内)
開館時間:11:00~20:00(最終入館時間19:40)※ 1公演時間20分(途中入退館不可)※ 毎時00分/20分/40分の開始です。
入館料:一般・大学生300円、小・中・高校生100円、未就学のお子様無料
※ 障がい者とその介護者各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※ 無料入館対象の方も、公式オンラインチケット購入サイトから予約をお願いします。