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フード  |    2026.02.22

平日でも数十組待ち!?それでも食べたい朝獲れ魚の贅沢丼が味わえる「氷見魚市場食堂」

「ひみ寒ぶり」というブランドの寒ぶりで知られる富山県の氷見市。

富山湾に面していることから、季節を問わず鮮度の高い魚介が日常的に出回る港町でもあります。

そんな氷見漁港の魚市場内にあり、朝から人が絶えないのが「氷見魚市場食堂」です。

市場で水揚げされた魚を、そのまま食堂で味わえる環境が整っており、平日・休日を問わず開店前から行列ができています。

今回は、海鮮好きに行ってほしい氷見市の「氷見魚市場食堂」を紹介します。

待ち時間は近くを探索するのがおすすめ

「氷見魚市場食堂」は、EPARKを利用した整理券制を採用しています。

この日は12時ごろに到着して、待ちは27組。人気ぶりがうかがえます。

整理券発行時に電話番号やメールアドレスを登録できるため、店の前で待ち続ける必要はありません。

順番が近づくと通知が届く仕組みで、数組前になると呼び出しがかかります。待ち時間を有効に使えるのは、観光客にとってもありがたいポイントです。

食堂は市場の2階にあり、待ち時間には下のフロアを見下ろすこともできます。魚が箱詰めされていく様子や、フォークリフトが行き交う市場の動きは、見ているだけでも飽きません。

さらに、車で5分ほどの場所には道の駅もあります。

土産物が充実しているほか、足湯もあり、少し時間をつぶすにはちょうどいい距離感です。待ち組数が多い場合は、無理にその場で待たず、一度離れてみるのも良いでしょう。

朝獲れのネタを使用した豪快な氷見浜丼

今回注文したのは、氷見浜丼の「やわやわ盛」。

「やわやわ」は氷見弁で、普通・まあまあを意味する言葉で、初めて訪れる人にも選びやすいボリューム感です。

また、氷見弁で「少ない」を意味する「ちょっこし盛(小盛)」、「たくさん」を意味する「はんさ盛(大盛)もありました。

大きさを調整しやすいのは、観光客にとってもありがたいですね。

氷見浜丼に使われているのは、氷見漁港で水揚げされた朝獲れの魚のみ。

この日のネタは以下の5種でした。

  • テッポウサワラの炙り
  • イシガキダイ
  • シイラ
  • スズキ
  • 甘エビ

テッポウサワラ(炙り)は皮目が軽く炙られており、香ばしさが立ちます。身はしっとりとしており、脂は控えめ。噛むほどに旨みが広がり、丼の中でも輪郭のはっきりした存在です。

イシガキダイの身質は引き締まりつつも硬すぎず、上品な甘みが特徴。クセがなく、醤油との相性も良好で、魚そのものの味をじっくり楽しめます。

シイラは淡白な印象を持たれがちですが、鮮度の良さがはっきり伝わる一切れ。水っぽさはなく、さっぱりとした中に自然な旨みがあります。

スズキは透明感のある身で、口当たりはなめらか。主張しすぎない味わいながら、他のネタの合間に食べると全体のバランスを整えてくれます。

甘エビはねっとりとした食感と、はっきりした甘み。頭付きで盛り付けられ、見た目のアクセントにもなっています。

冷えた体に染み渡る漁師の土鍋汁

氷見浜丼には、漁師の土鍋汁がセットで付いてきます。

中身は魚のアラを使った汁物で、出汁は魚の旨みが中心。味付けは控えめで、塩味を立たせるというより、素材のコクをそのまま引き出した印象です。

アラの身もしっかり残っており、汁物というより一品料理に近い存在感があります。

また、土鍋はコンロにかけられた状態での提供。

湯気が立ち続けており、食事の終盤まで温かさが保たれています。

おわりに

「氷見魚市場食堂」は、朝に水揚げされた魚を贅沢に楽しめる食堂です。

整理券制で数十組の待ちが発生することもありますが、それでも待つ価値があります。

離れても大丈夫なので、市場の様子を眺めたり、周辺を歩いたりしながら過ごしてくださいね。

席に着いてから、朝獲れの魚を使った氷見浜丼と、最後まで温かい漁師の土鍋汁を食べれば、「待って良かった」と心の底から思えるでしょう!

氷見魚市場食堂

住所:富山県氷見市比美町435 地方卸売市場 氷見魚市場2階
営業時間:6:30〜15:00
定休日:なし
電話番号:0766-72-2018

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この記事を書いた人

宮崎 千聖

兵庫県在住のフリーランスライター。10歳まで姫路市で過ごし、11歳から現在に至るまで加古川市で暮らしています。兵庫歴は25年。海と山に囲まれた遊び場の宝庫・兵庫の魅力を存分にお伝えします!

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