
琵琶湖の清らかな水が育む食材と近江八幡の食文化
近江八幡という土地は、琵琶湖と山々とともにあります。
日本最大の湖がもたらす豊かな水は、古くからこの地域の暮らしを支え、田畑を潤し、食文化を育んできました。
自然に囲まれたこの街には、ラ コリーナ近江八幡や八幡堀、長命寺など、歴史と現代が交わる場所が多数あり、おだやかな時間が流れています。
そんな近江八幡の玄関口にあるのが、ホテルニューオウミ。JR近江八幡駅から徒歩約2分という好立地にありながら、窓の外には山々の景色が広がります。
ここでおすすめしたいのが、地域の恵みを感じられる朝食です。

かつて琵琶湖では「水は神様」と考えられていた、という逸話が残っています。それほどにこの地域では水が大切にされ、清らかに守られてきました。山から水を引く古式水道や、湧き水を汚さずに使うためのルールなど、今も暮らしの中に水への想いが息づいています。
米どころでもある近江八幡には、水辺を求めて魚や鳥が集まり、豊かな自然環境の中で独自の食文化が育まれたのです。
こうした水とともにある暮らしが、地域の味わいへとつながっています。清らかな水と自然に育まれた食材は、みずみずしさが際立ちます。
ホテルニューオウミの朝食では、地元・滋賀の食材をふんだんに使い、素材本来の味を楽しめる料理が並びます。まさに、水とともに発展してきた近江八幡の風土や暮らしにふれるような品々です。
琵琶湖から飛んでくる鳥を眺めて、近江八幡を味わう朝の特等席
近江八幡の食文化を、朝の景色とともに味わえるのが、ホテルニューオウミの朝食です。バイキング形式で、この土地に受け継がれてきた味を思い思いに楽しめます。
最上階のレストランに足を運ぶと、視界が開け、山々に囲まれた近江八幡の街並みが見渡せます。

「毎朝、山の表情が違うんです。季節や天気、時間によって」と、レストランスタッフのひとりが教えてくれました。
私たちが朝食をいただくずっと前、まだ街が暗いうちから、料理の準備は始まっているのだそうです。やがて朝日とともに姿を見せる近江八幡の街を見守りながら、お客様を迎える朝7時を迎えると、「今日も1日が始まる」という清々しい気持ちになるといいます。
そんな風景の中でいただく朝食には、この地域ならではの背景が感じられます。
近江八幡名物の赤蒟蒻(ここでは「八幡蒟蒻」として並んでいた)は、派手なものを好んだとされる織田信長が赤く染めさせたという逸話が残る一品。鉄分による色合いと、ぷりっとした食感が印象的です。

そして、琵琶湖に浮かぶ沖島で水揚げされた小エビを使った「エビ豆」や「うろり」(ヨシノボリの稚魚)、全国でも珍しい四角い形の焼き麩「丁子麩(ちょうじふ)」の酢味噌和えなど、昔ながらの製法で仕上げられた郷土料理が並びます。
近江八幡は、古くから近江商人が活躍してきた土地。商人たちが陸路や水路を行き交っていた歴史的な背景からか、この土地の食は、おいしさと実用性を兼ね備えているように感じます。

私のひそかなおすすめは、漬物です。脇役のイメージがありますが、近江八幡で口にして、その印象が大きく変わりました。
実は、これまであまり漬物は好きではなかった私。ですが、清らかな水で育ったみずみずしい野菜をふんだんに使った近江八幡の漬物は、雑味がなく、すっきりと透き通るような味わい。主役にしたくなるおいしさがあるのです。

魚料理や地元野菜を使った和食だけでなく、肉料理などの洋食メニューも豊富で、目移りしてしまう楽しさがあります。安田養鶏場の卵を使ったメニューや、種類が豊富な自家製パン、とろとろの牛筋カレーは名産の近江米と合わせて。


また、料理やパンに合わせるソース類も充実しており、細やかなおもてなしの気持ちが感じられます。

朝食を取りながら窓の外を眺めると、琵琶湖からやってきた鳥たちが空を横切ることもあり、穏やかな時間が流れていきます。
*メニューは季節によって変わります。
心がゆるむ、ホテルで過ごす特別な朝。徒歩約2分で近江八幡の市街地へ

食後には、小さなデザートを。この日は春の訪れを感じさせる三色団子や大福、芋ようかんなどの和菓子が並んでいました。また、自家製プリンやひと口サイズのケーキ、フルーツなど、つい手に取りたくなるラインナップが並びます。

すべてのメニューはご紹介しきれませんが、締めのコーヒーを手にする頃には、すっかり満たされた気持ちに。ドリンクをテイクアウトできるのも、嬉しいポイントです。

毎年さまざまなホテルに宿泊していますが、朝食も欠かさず予約したいと思う場所は、実はそう多くはありません。そのなかでもホテルニューオウミは、朝食のために宿泊したいと思えるほど、個人的に満足度の高い場所です。

近江八幡には、ラ コリーナ近江八幡やあきんど道商店街、長命寺など、新旧さまざまな景色に出会える場所があります。
JR近江八幡駅から徒歩約2分という好立地のホテルニューオウミ。しっかりと朝食を味わったあとは、その余韻のまま、近江八幡のまちへと歩き出したくなります。
ホテルニューオウミの詳細情報
住所:滋賀県近江八幡市鷹飼町1481番地
電話:0748-36-6666
アクセス:JR「近江八幡」駅下車 徒歩約2分
駐車場:あり
*メニュー展開は季節によって変わります。最新情報はWebサイトをご覧ください。




