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フード  |    2026.08.30

「とり天 空太郎」のキッチンカー始動!感動を届ける【愛媛県松山市】

愛媛県で、ミシュランに掲載されているうどん店「力みなぎる完全無欠うどん空太郎」(以下、うどん空太郎)の人気メニューとして親しまれているのが、とり天。そのおいしさをもっと多くの人へ届けたいという想いから誕生したのが、「とり天 空太郎」です。

2026年7月には新たにキッチンカーもスタートし、マルシェやイベント会場など松山市内を中心に活動の幅を広げています。

今回は、とり天 空太郎の代表にインタビュー。公務員から飲食業へ転身した理由や、とり天へのこだわり、そしてキッチンカーに込めた想いについて紹介します。


公務員から飲食業へ「とり天」との出会いが人生を変えた

代表は、もともと約30年間公務員として勤務していました。

転機となったのは、共通の知人を通じて、うどん空太郎の店主と出会ったことでした。

何度か店舗を訪れる中で、一番印象に残ったのが看板メニューでもあるとり天だったそうです。

「本当においしくて、これはもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました」その想いが日に日に強くなり、「この味を広めるお店をやらせてもらえませんか」と店主へ相談。

快く了承を得たことで、とり天 空太郎が誕生しました。

開業にあたり、ご家族からも背中を押してもらえたといいます。現在は「うどん空太郎」の味を受け継ぎながら、お弁当や天丼などテイクアウト専門のスタイルで営業しています。


「松山名物にしたい」唯一無二のとり天へのこだわり

代表が目指しているのは、松山名物と呼ばれる存在になることです。

「唐揚げ専門店はたくさんありますが、とり天をメインにした専門店はほとんどありません。このおいしさをもっと多くの方に知っていただきたいんです」その言葉どおり、素材選びにも妥協はありません。

愛媛県産の天ぷら粉を使用し、味付けの決め手となる醤油は、松山市三津浜にある老舗・田中屋のものを採用しています。

地元の食材を大切にしながら、愛媛ならではの味を届けたいという想いが込められています。

また、一般的な唐揚げとは違い、にんにくや生姜、卵は使用していません。

そのため、小さなお子さまから高齢の方まで幅広い世代が食べやすい味わいに仕上がっています。さらに、味付けした鶏肉は一晩寝かせてから調理。

じっくり熟成させることで、肉の旨みがしっかり染み込み、冷めてもやわらかくジューシーなおいしさを楽しめます。

揚げ時間はタイマーで細かく管理し、いつ訪れても変わらない味を提供できるよう心がけているそうです。

「同じ味を届けることが一番大切です」その積み重ねが、多くのリピーターにつながっています。


人気No.1「とり天」を実食!

今回いただいたのは、お店一番人気の「とり天」です。一口食べると、衣はサクッと軽やかで、中からはやわらかくジューシーな鶏肉の旨みが広がります。

にんにくや生姜を使っていないため後味は驚くほどあっさりしており、鶏肉本来の甘みがしっかり感じられました。田中屋の醤油は上品な香りとコクがあり、全体をうまくまとめています。

時間が経ってから食べても食感は損なわれず、「また食べたい」と思わせる一品でした。子どもから大人まで幅広い世代に愛される理由を実感できるとり天でした。


2026年7月キッチンカーがスタート

2026年7月、とり天 空太郎は新たな挑戦としてキッチンカー営業を開始しました。

きっかけは、代表自身が以前から描いていた夢でした。「店舗に来られない方にも食べてもらいたかったんです」

愛媛県キッチンカー協会とのご縁にも恵まれ、念願だった移動販売が実現しました。

現在は店舗営業を休んでイベントへ出店することもあり、マルシェやお祭りなどへ積極的に参加しています。

キッチンカーでは人気商品のとり天やもも天を中心に販売。イベントによってはポテトや舞茸天なども提供し、会場に合わせてメニューを工夫しています。

店舗とは違い、お客様と直接会話できるのもキッチンカーならではの魅力だそうです。

「おいしかったよ」

「また来たよ」

そんな声を直接聞けることが、大きなやりがいになっていると話してくれました。デビュー初日は予想を上回る反響で、とり天は完売。

翌日には「昨日おいしかったからまた来たよ」と再び訪れてくれたお客様もおり、多くの方に喜ばれていることを実感したといいます。


キッチンカーだからこそ届けられる、新しい出会い

代表は、店舗営業だけでなくキッチンカーだからこそ生まれる出会いに、大きな可能性を感じています。

これまで店舗まで足を運ぶ機会がなかった方にも、イベント会場で気軽に味わってもらえるようになりました。

今後は地域のお祭りや大型イベントへの出店を増やし、さらに多くの人へとり天のおいしさを届けていく予定です。

将来的には、ロープウェイ街のような観光エリアへの出店や、新たな店舗展開も視野に入れているとのこと。

一方で、「現場が好きなので、これからも自分で調理し、お客様と接していきたい」と笑顔で語る姿が印象的でした。

とり天 空太郎の挑戦は、まだ始まったばかり。

イベント会場でキッチンカーを見かけた際は、ぜひ愛媛県産の素材にこだわった、唯一無二のとり天を味わってみてください。


基本情報

とり天 空太郎

SNS:Instagram

【店舗情報】
住所:〒791-8056 愛媛県松山市別府町472−1

営業時間:
11:00〜14:00、16:00〜20:00(19:30ラストオーダー)

定休日:火曜

電話:089-992-9029

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この記事を書いた人

世界のわたなべけん

地域に眠る人・場所・会社を取材し、 世界に向けて発信しています。 現場に足を運び、丁寧に伝えることを大切にしています。 地域の価値を最大化し、世界に届けるのがテーマです。

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