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フード  |    2023.12.03

英語OK&無料試飲ができる奥能登のおしゃれなお酒屋さん「酒ブティック おくだ」

今回は地元出身の知人に紹介してもらった、石川県輪島市のおしゃれなお酒屋さん「酒ブティック おくだ」さんへおじゃましました。

「酒屋さん」というと、日本酒がメインの少し暗いイメージがありますが「酒ブティック おくだ」さんは明るくカジュアルで、女性一人でも気軽に立ち寄れるギャラリーのようなお店です。

「酒ブティック おくだ」のある輪島はどんなところ?

輪島の港

石川県の輪島は、金沢から車で約2時間のところに位置し、日本海に面した自然豊かな地域です。美しい海岸線と自然の景観に恵まれ、観光地として人気があります。また、能登空港のオープンにより海外からの観光客も多く、外国語の案内も町の各所に見られます。

輪島は漁業が盛んで、観光スポットとして有名な「輪島の朝市」では新鮮な海産物が並びます。地域の文化や自然を楽しむことができる輪島は、地元の人の心遣いと懐かしさを感じる不思議な魅力がある町です。

「酒ブティック おくだ」はどんなお店?

「酒ブティックおくだ」|入り口

今回ご紹介する「酒ブティックおくだ」は、輪島の観光スポット「朝市」から徒歩10分ほどのところにあります。昔は、朝市の通りにあった「おくだ酒店」ですが、移転を期にお店の名前を「酒ブティック おくだ」に変更。4年前にはカジュアルな雰囲気の店内にしつらえました。

店主の奥田圭三さんは4代目。金沢の酒造会社で修行した後、家業のお酒屋さんを引き継いだ若々しいご主人です。

入りやすい雰囲気&能登産の材料を使用した内装

「酒ブティックおくだ」|店内

取材したときは、通りからもお店の中が奥まで見える感じで、ドアはオープン状態。スポットライトやおしゃれな間接照明で明るい店内は、女性1人でもぶらりと立ち寄れるカジュアルな雰囲気です。私の印象は、酒屋さんというよりはギャラリーのような感じでした。

「酒ブティックおくだ」|店内の黒板

入ってすぐの大きな黒板には、おしゃれなワインボトルのイラストと英語の紹介メッセージが描かれています。海外のお客様も気軽に入れそうですね。

「酒ブティックおくだ」|間接照明

店舗の内装は建築家のデザインで仕上げられたそうです。能登の木材や和紙を使用し、優しい明るさで木の香りが漂う店内は、昔ながらの「酒屋さん」のイメージを大きく変えるものでした。

英語OK&SNSを積極的に活用

「酒ブティックおくだ」|英語パンフレット

店主の奥さまは英語が話せる方なので、外国のお客さまにも対応可能です。シンガポールのバイヤーが買付に来たり、サイクリングのシーズンには自転車で欧米人がホテルで飲むお酒を買いに来るとか。日本酒は海外で「SAKE」と呼ばれており、広く人気という話題を新聞で読んだことを思い出しました。

「酒ブティックおくだ」では、ホームページをはじめ、InstagramやFacebookなどのSNSを積極的に使って情報発信しています。オンライン上で目にとまった人が興味を持ち、お取り寄せにつながることもあるでしょう。遠方からの注文にも対応できることで、能登だけでなく全国各地にファンがいることも納得です。

能登の地酒&県外の地酒も豊富

「酒ブティックおくだ」|商品の棚

「酒ブティック おくだ」では、能登の地酒を豊富に揃えてありますが、それだけではありません。地元の人が地酒以外の日本酒も楽しめるように、ご主人が「旨い!」と確信した全国の地酒を多数そろえているところもポイントです。

ずらりと並べられたカラフルなボトルやラベルとロゴの文字。ここだけでお酒の第一印象を表現していると考えると、ボトルとラベルの印象はとても大事だなと思います。見ているとちょっとしたアート作品を鑑賞している感じです。

奥能登初のワインセラー室

「酒ブティック おくだ」|ワインセラー室

お店の一角には奥能登初のワインセラー室が!温度や湿度がしっかり管理されたワインは、熟成されて味わい深いものになるでしょう。もちろん、能登ワインだけでなく海外のワインもあります。

また、日本酒やワイン以外のアルコールも種類が豊富で、クラフトビールや焼酎、シャンパンやフルーツ酒までそろっており、あらゆるニーズに応えられるラインナップです。

「酒ブティック おくだ」では地酒の試飲が楽しめる

「酒ブティック おくだ」では、地酒を含め日本酒の試飲が楽しめます。毎月ご主人がおすすめのお酒を3本セレクトして、お客さんにお店の中央の大きなテーブルで試飲を楽しんでもらうそうです。

実際に香りや味を確かめてから購入できると、自分の好みに合うものが選べますね。日本酒好きにはたまらないサービス間違いなしです。

「酒ブティック おくだ」の楽しい工夫

「酒ブティック おくだ」|スタッフのイラスト

大きな黒板にはご主人と奥さま、ご主人のお母さまの似顔絵とアピールポイントも書かれていて、話題もはずみそうです。ご主人は映画好き、奥さまは登山が趣味、お母さんは阪神タイガースファン!なのですね。

紙袋のイラスト|輪島の街の紹介

お店でもらう紙袋は輪島の町の紹介地図になっています。手書きのイラストがキュート。

まとめ

今回は海外の方も多く訪れる観光地の輪島へ行きました。おしゃれでカジュアルなお酒屋さん「酒ブティック おくだ」は英語の対応も可能、ワインセラーの設置や試飲サービスなど工夫を凝らしたお店づくりで和やかな気持ちにさせてくれるお酒屋さんです。

輪島に行かれた時はぜひ足をお運びください。

酒ブティック おくだ
石川県輪島市鳳至町畠田3-65
営業時間:9:00~19:00
TEL:0768-22-0153
FAX:0768-22-3950
定休日:水曜日
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この記事を書いた人

松永 つむじ

プロライターチーム「TSUMUJI Writing Studio」代表。車好きの女性Webライター&エディター|愛車はスイフトスポーツMT|Lancers 認定ランサー|元予備校講師|フリーランス| 執筆ジャンル:車、旅行、英語、教育、学習、生活、恋愛、家庭など| 女性の自立応援のひとつとして、「ライター」という働き方を紹介し、育成する活動も行っています。

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