地域創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地域創生メディア

スポット  |    2026.05.17

【県の端まで行ってみた】新潟縦断ドライブ旅|親不知ピアパークで海の幸を堪能

休日にふと思い立ち、「そうだ!親不知(おやしらず)に行こう!」なノリでドライブ旅をしてきました。

親不知は、新潟県の西端、糸魚川市にある地域です。

新潟市から親不知まで、距離にして150km以上という長旅。
北陸自動車道をひた走ります。

下越から上越へと駆け抜けた、日本海の絶景と美食を巡る日帰りドライブの模様をお届けします!

天下の険、海にそびえ立つ断崖絶壁——。「親不知」ってどんな場所?

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・青海(おうみ)駅〜市振(いちぶり)駅の間のおよそ15kmのエリアを「親不知・子不知(こしらず)」といい、市振駅から親不知駅までの間が親不知、親不知駅から青海駅までの間が子不知です。

物騒な地名の由来は、大きく2つの説があります。

①断崖絶壁と荒波に阻まれた道が危険なあまり、親子であろうとお互いを気にする余裕すらなかったことから名付けられた
②平清盛の弟である平頼盛の夫人が、隠居した頼盛に会いにこの地を訪れ波打ち際を駆け抜けようとした際に連れていた我が子を落としてしまい、波にさらわれてしまった。そのときに詠んだ「親知らず 子はこの浦の波枕 越路の磯の あわと消えゆく」という句から名付けられた

親不知は「北陸最大の難所」や「天下の険」などと称されるほど危険な道であり、いかに恐れられてきたのかがわかります。

しかし、現代の「親不知」は、唯一無二の絶景へと姿を変えています。

切り立った絶壁を下から見上げる景色は、まさに壮観。
また海の上を走る高速道路という珍しい景色も見られます。

米山サービスエリアでプチ休憩

新潟東ICから高速に乗り、ひた走ること1時間。
そろそろ休憩しようと、米山SAに車を停めました。

ここ米山SAでは、名物「サバサンド」が食べられます。
ワクワクしながら店に近づくと……

定休日でした。
残念。

仕方がないので海を眺めてきました。

空が薄曇りなのと花粉の飛散であまり綺麗に撮れませんでしたが、晴れているとここは絶景です。

松尾芭蕉の「草臥せて 宿かるころや 藤の花」という句を刻んだ句碑が写っています。
松尾芭蕉の「奥の細道」旅と北陸自動車道がほぼ同じ道であることから芭蕉の句碑を建てていることの説明書きです。

その句碑の「草臥せて 宿かるころや 藤の花」は芭蕉が一日中歩き、疲れ切って宿を取る夕暮れどきに藤の花を見つけ、夕日に映える薄紫の美しさに癒されたことを詠んだものということが書かれています。

松尾芭蕉の句碑があります。

北陸自動車道と日本海と佐渡を示した簡単な地図が円形のレンガに描かれています。

軽く体をほぐして、再び出発。

【親不知ピアパーク】巨大な海亀「ミリオン」がお出迎え

米山SAからさらに1時間ほどかけて移動し、ようやく今日の目的地に到着しました。

日本初の海上ICである親不知ICを降りてすぐのところに「道の駅 親不知ピアパーク」があります。

私がさっきまで通っていた高速道路を下から見上げています。

こうしてみると、すごいところに道路を作ったんだなぁ……と少し感心。

断崖絶壁と日本海のコントラストが美しいですね。

巨大な海亀がお出迎えしてくれました。

この海亀「ミリオン」は、全長6m・重量5トンのブロンズ像です。

「お食事処&お土産コーナー レストピア」では、糸魚川で採れる鉱石・翡翠をイメージした緑色の麺が特徴的な「ひすいラーメン」や、「たら汁」などが味わえます。

金色の小さいお社で、「金カメ神社」と書かれています。
ヒスイの石を使った商品がガラスケースの中で販売されています。
ヒスイの楽しみ方「石を知る」「石を拾う」「石に祈る」「石を味わう」と書かれています。

糸魚川市といえば、翡翠(ヒスイ)の産地としても有名です。

勾玉やネクタイピンなど、ユニークな商品が販売されています。

親不知ピアパークの中には「翡翠ふるさと館」という、巨大な翡翠を展示している施設があるのですが、この日は残念ながら休館日でした。

またの機会におあずけ、ということで。

海辺を散策。

最近暖かくなってきたとはいえ、3月下旬はまだ肌寒いですね。

目の前は海!「お食事処 漁火(いさりび)」で味わう至福の海鮮丼

そんなこんなで、気づけばお昼。

私がこの日、親不知ピアパークを訪れたのには理由があります。

「お食事処 漁(いさりび)」と書かれた建物の外観です。白い二階建ての建物です。

「お食事処 漁火(いさりび)」では、豊かな海の幸を楽しめます。

その中の目玉料理のひとつが、「カニ天丼」です。

新潟県では、春先から紅ズワイガニの漁が解禁されます。

なんでも、親不知で揚がったカニを天ぷらにして、ドーンとご飯の上に盛り付けた豪勢な料理らしく……。

ぜひ実物をこの目で見てみようと、親不知まではるばるやってきたというわけです。

大きなヒスイが写っています。人間の子どもの身長と同じくらいの大きさで、白っぽい灰色です。
青い階段です。

建物の中に足を踏み入れると、巨大な翡翠が待ち受けていました。

その横の階段を上った先に、お店の入り口があります。

お店の玄関が写っています。
海が見えるように、二人用の座席が置いてあります。目の前は大きな窓で、日本海が広がっています。
仕切りの奥に座敷、手前に観葉植物とオレンジのランプが写っています。
座敷の写真です。

広々とした店内には、お座敷席やテーブル席が用意されています。

ショーケースの中にタオルや温泉グッズが置かれています。
ショーケースの中にヒスイや置物があります。

漫画や文庫本が閲覧できます。

食後のコーヒーのお供によさそうですね。

大きなボードに、親不知の由来と、投げ岩と鬼蹴り岩についてのエピソードが記された張り紙が貼ってあります。

いざカニ丼を注文!と思ったところで、なんとカニ天丼の注文は予約のみということが判明。

カニが不漁で、数が確保できないのだそう。

気を取り直して人気No1メニューの「海鮮丼」を注文しました。

海鮮丼です。右側に味噌汁のお椀、右上に小鉢が3つあり、たくあん、おかき、練り物と並んでいます。

なんて豪華なんでしょう。

刺身は肉厚で脂のりもよく、旨みが舌の上で踊ります。

右上の小鉢に入っている料理は、海藻を煮溶かして固めた「えご」という郷土料理です。

海藻と辛子味噌の風味が、海鮮丼のおいしさを引き立てています。

絶景を眺めながら美食を楽しむ、非常に贅沢な体験でした。

今日は何かと失敗だらけでしたが、この海鮮丼で帳消しです。

また来ようと思います。

お食事処 漁火(いさりび)の店舗情報

営業時間
11:00〜15:00(火曜定休、冬季は火曜・水曜定休)

道の駅 親不知ピアパークの営業情報

記事をシェアする

この記事を書いた人

ぬわ@新潟のWebライター

新潟市在住ライター「ぬわ」です。 新潟にある美しい場所・面白い施設・美味しい食べ物をたくさん紹介していきます。 「うちのお店を紹介してほしい!」というお問い合わせもお待ちしております。お気軽にメールやDMください。

関連記事