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地域応援ブランド  |    2025.05.27

泡盛でサングリア!?初心者やオシャレ女子におすすめの簡単飲み方入門

「泡盛ってなんか渋い」「上級者向けのお酒」

このような印象をお持ちでないですか?

正直、筆者もそう思っていました。

筆者は大学時代を沖縄で過ごしたので、泡盛を飲む機会が何度かありましたが

度数の強い泡盛を少し避けていたんです。

沖縄出身の女の子のお友達ですら全く飲んでいなかったので、

「私には縁のないお酒」と無意識に遠ざけていました。

でも取材で出会ったのは、フルーツと泡盛で作るサングリアやカクテルという新しい世界。

今回は、神村酒造の社長である中里さんにアドバイスをいただきながら

泡盛の“イメチェン術”をご紹介いたします。

泡盛はもっと自由に楽しんでいい!中里さんの想い

まずお伝えしたいのは、中里さんが取材中に何度も繰り返し話してくださった泡盛に対する想いです。

「泡盛はもっと自由に飲んでいいんです。まずは、自分が美味しいと思える飲み方で飲んでみてください」

「泡盛=渋い」「上級者が飲むお酒」といった印象を持たれがちですが、

実際には泡盛を愛する若い女性はたくさんいるのだと、中里さんは教えてくださいました。

ただ、先入観だけで泡盛を避けてしまっている人が多いというのもまた事実。

「どんな飲み方をしてもいい。自分が好きなように楽しんでくれたら、それがきっと泡盛を好きになるきっかけになるはず」

そんな中里さんの言葉のとおり、まずは一杯、自分らしいスタイルで泡盛を味わってみませんか?

今回ご紹介するサングリアやカクテルをきっかけに、

「泡盛って、こんなに美味しいんだ!」と新しい扉が開いたら嬉しいかぎりです。

オシャレ女子必見!泡盛の”映える×美味しい”飲み方

神村酒造さんが運用しているInstagramアカウントである

あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」では

あらゆるインスタ映えな泡盛の飲み方が紹介されています!

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

実際に上記のInstagram内で紹介されているものを、

アレンジを加えながら作って飲んでみました!

泡盛でサングリアを作ってみた!

筆者はサングリアが好きなのですが、

サングリアはオシャレなバーなどでしか飲めないお酒だと思っていました。

「サングリアがおうちで飲めるの!?」と、ドキドキわくわく胸が高鳴ります。

作り方は思っていたよりも簡単。

お好きなフルーツを蓋つきの容器に入れて、

泡盛を注ぎ3日〜1週間ほど置くだけ!

できたサングリアは、オンザロックで飲むもよし、

トニックウォーターや炭酸水で割って飲むもよし。

自分の好きな飲み方で楽しめます!

作り方は「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」のこちらのページを参考にしました!

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

中里さん:泡盛でサングリアを作るなら「守禮」がおすすめ。サングリアにした時のフルーツの味わいをより感じやすいですよ

守禮(しゅれい) 出典:神村酒造HP

筆者:そうなんですね!さっそく守禮で作ってみます!楽しみ…!

①「泡盛×ベリー系」サングリア

今回筆者は、コンビニで売られている冷凍フルーツを使用しました!

守禮のパッケージがオシャレで可愛い…!

中里さんによると、オシャレなパッケージ作りにもこだわっているそうです。

おうちの見えるところに飾って置いておきたくなるような洗練されたデザインですね。

フルーツが浸るくらいまで泡盛(守禮)を注ぎます。

蓋を締めて3日ほど待ちます。

3日目、待ちに待ったサングリアを飲んでみました!

フルーツの色味が泡盛に移っているのが、とても綺麗です。

こちらをサイダーで割ります。

可愛い色味でテンションが上がります!

いちごやベリーの甘酸っぱい風味を感じられて、とっても美味しい!

鼻から抜けるフルーティーな香りがオシャレで、なんだか優雅な気分になっちゃいます。

これは毎日でも飲みたい…!

正直、泡盛で作ったサングリアということを忘れるほどでした。

よりフルーツの香りや味わいを楽しみたい場合は

オンザロックで少しずつ飲むのも良いなと思いました。

②「泡盛×レモン・りんご・マンゴー」サングリア

続いて、レモン、りんご、マンゴーで作ります。

フルーツを入れた容器に泡盛(守禮)を入れ、3日置きます。

色鮮やかな黄色が爽やかに映えています。

写真をとってSNSで自慢したくなっちゃいますね!

3日経ったので、サイダーとサングリアを2:1の割合で割ります。

柑橘の爽やかさとりんごとマンゴーの甘さが、良いバランスでマッチして美味しい!

さっぱりとお酒を飲みたい時におすすめです。

今回筆者はサイダーで割りましたが、

無糖の炭酸水で割るとよりキリッとした風味を味わえそうです。

③「泡盛×トマト」サングリア

中里さん:サングリアって実はフルーツだけじゃなくて、野菜でもできちゃうんです。

筆者:ええ!野菜…!?それは初めて知りました!

中里さん:沖縄ではゴーヤーを使うこともありますよ。

Instagramのほうではトマトのサングリアをご紹介しています。

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

筆者:これは気になりますね!作ってみます!

早速、トマトを使って作ってみました。

トマトが浸るくらいに泡盛(守禮)を入れ、3日置きます。

3日経つとこんな感じ!

皮が割れてきているのがわかりますか?

このような変化を知れるのも

自分でサングリアを作る楽しみの一つなのかもしれませんね。

サイダーと サングリアを2:1の割合で飲んでみました!

サイダーが全体をまろやかにまとめてくれていますが、

泡盛本来の味わいを引き立てつつ、トマトの酸味と甘さがほのかに香ります。

美味しい!

これは新しい発見です。

トマトの野菜感は強すぎず「泡盛とトマトの良いとこどり」といった印象。

他の野菜でも試してみたくなりました。

【サングリアを作るにあたっての注意点】

サングリアを作る際は、以下の点を守ってください。

・アルコール分が20度以上の酒を使用する

・酒税が課税済みのお酒を使用する

・ぶどうを使用しない

・作ったサングリアは販売しない

これを守らなければ酒税法という法律に違反するため注意が必要です。

より詳しく知りたい方は以下ご参照ください。

国税庁【自家醸造】

泡盛でフルーツカクテルを作ってみた!

泡盛のオシャレな飲み方はサングリアだけではありません。

中里さんに教えていただいた飲み方や

神村酒造さんのInstagramで紹介されていた飲み方を参考に

フルーツカクテルを作ってみました!

①フルーツ暖ボール(暖流1:炭酸水2)

中里さんイチオシの飲み方が、こちらの「ハイボール」ならぬ「暖ボール」。

暖流を炭酸水(1:2)で割る飲み方で、

神村酒造ファンや暖流ファンの中で特に人気なのだそうです…!

暖流(だんりゅう) 出典:神村酒造HP

ウイスキー樽で作られた暖流は、味の深みやコクが特徴の泡盛です。

今回筆者は、暖ボールにレモンやマンゴーを浮かべて飲んでみます。

「ええ!これ泡盛なの!?」と驚くほどに、馴染み深いハイボールのような味わい。

独特なクセやアルコールの強い感じがなく、コクがあって本当に美味しい。

ファンの方々に愛される理由がわかる気がします…!

レモンやマンゴーも良いアクセントになっています。

②夏泡盛フルーツカクテル(夏泡盛1:サイダー1)

こちらは、「夏泡盛」を使ったフルーツカクテル。

夏泡盛は泡盛の中では度数が低めに作られているため、飲みやすさが特徴です。

守禮(しゅれい) 夏泡盛 出典:神村酒造HP

中里さん:夏泡盛は、泡盛初心者やお酒をごくごく飲みたい人に特におすすめの泡盛です。


今回こちらの投稿を参考に、自分の好きなフルーツを入れて作ってみました。

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

ジュレの代わりにゆずジャムを使い、

いちご・マンゴー・りんご・レモンを贅沢に入れてみました。

そして夏泡盛1:サイダー1の割合でグラスに注ぎます。

これは正直めちゃくちゃ美味しすぎました!

アルコール度数が20度と少し低めであることと、サイダーの甘さが加わることで飲みやすさが格段に違いました。

お酒感がないのでスイスイ飲めちゃう。

「お酒をごくごく飲みたい人におすすめ」というのも頷けます。

泡盛・炭酸・フルーツの3種類の爽やかさを一度に贅沢に感じられます。

暑い夏の日や毎日のお風呂上がりに飲みたくなるような一杯です!

③泡盛ホットレモンティー

次はホットカクテルです。

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」よりこちらのレシピを参考にしました!

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

作り方は以下の材料を混ぜるだけ。

・泡盛(暖流)…40mL

・ホットティー…200mL

・ゆずジャム(ハチミツ)… 大さじ1.5

・しょうが…少々

・スライスレモン…1枚

参考にしたレシピはお湯を使用していますが、

筆者はホットティーで割ってみました。  

こちらは個人的にナンバーワンです。

めちゃくちゃ美味しい飲み方でした…!

しょうがの作用とアルコールの作用で身体はポカポカ。

寒い時期や身体を温めたい時などにおすすめです。

また、寝る前のリラックスしたい時や自分時間に飲みたい一杯!

筆者は夜寝る前に飲んで、すぐに眠りについてしまいました。

④泡盛アイスカクテル

泡盛はアイスとの相性も良いとのことで、今回筆者はアイスボックス(マスカット)をチョイス!

贅沢にフルーツもたくさん入れてみました。

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」よりこちらのレシピを参考にしました!

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

アイスボックスを氷代わりにして、

サイダーと泡盛(夏泡盛)を2:1の割合で入れてみました。

泡盛とアイスを同時に楽しめるなんて、最高です!

こちらも美味しすぎました…!

アイスボックスの濃さと泡盛の風味がぴったり合っていて

大人なデザートといった印象です。

かといって泡盛の渋さは全くなく、スイスイ飲めちゃいます。

⑤ノンアルカクテル(うめかおる)

最後にアルコールが苦手、飲めない方向けの

ノンアルコールカクテルをご紹介します。

神村酒造さんでは、泡盛の他にクエン酸飲料も販売しています。

その中で今回使用したのが「うめかおる」。

うめかおる 出典:神村酒造HP

こちらは子供からお年寄りまで、世代を超えて親しまれている飲料です。

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」よりこちらのレシピを参考にしました!

Instagram「あわもり女子🍸泡盛ファン&泡盛が気になる方への情報」より引用

今回筆者は、ベリー系の冷凍フルーツを氷代わりにして、

うめかおるをそのまま入れて飲んでみました。

筆者は梅が好きなので、元々期待値は高かったのですが、

その期待値を上回るほど本当に美味しかったです。

正直なところ「梅酒を飲んでいるみたい」と錯覚するほど

梅の風味が豊かです。

「これをノンアルコールで楽しめるの!?」とテンションが上がっちゃいました…!

クエン酸飲料ということもあって、健康にも美容にも嬉しい飲み物です。

「一年中飲みたい」と思った一杯でした…!

実際どうだった?泡盛ビギナー女子である筆者のリアルな感想

正直なところ「さすがに少しは泡盛特有の独特な風味を感じるのではないか?」と半信半疑なところもありました。

沖縄での大学時代に、泡盛のクセのある香りが印象強く残っていたからです…。

でも実際にさまざまな飲み方で飲んでみると

「全くクセがない!」「ごくごく飲めちゃう!」「美味しすぎる!」

と、本当に泡盛の印象が180度ガラッと変わりました。

「飲み方次第でこんなにも印象が変わるのか」と

「泡盛=渋いお酒」という思い込みがスーッと消えた瞬間でした。

また、フルーツを使うことでオシャレに決まるので、SNS映えもできちゃいます。

「泡盛を美味しく飲んでいる私=オシャレ、かっこいい」なんて思う自分も現れて

SNSで周りに自慢したくなっちゃいました。

「泡盛ってこんなに美味しかったの!?」と

正直沖縄に4年も住んでいて、泡盛を無意識に避けていたことを後悔…!

もったいないことをしていました。

本当に全部美味しくて、これからも各場面に合ったさまざまな泡盛カクテルを楽しみたいと思います!

皆さんも気軽にお好きなスタイルで、泡盛を楽しんでみてくださいね。

会社情報

会社名:有限会社 神村酒造

所在地:沖縄県うるま市石川嘉手苅570番地

アクセス:石川ICから車で5分(県道6号線沿)

電話:098-964-7628

 ※商品に関するお問い合わせは、0120-841-628まで(9:30~17:00 日曜休)

お問い合わせメール:info@kamimura-shuzo.co.jp

公式HP:https://kamimura-shuzo.co.jp/ 

公式Instagram:https://www.instagram.com/kamimurashuzo/ 

公式YouTube:https://www.youtube.com/@kamimurashuzo 

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この記事の地域応援ブランド企業

有限会社 神村酒造

神村酒造は、1882年創業の沖縄県うるま市にある泡盛酒造所です。戦後の泡盛離れを救った「暖流」や伝統的製法の「守禮」が代表銘柄です。独自のブレンド技術を活かし、時代のニーズに合わせた味の開発に挑戦し続けています。2023年には工場長が「泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。"暖かいご縁をつなぐ"をミッションとし、泡盛を通じて人々がつながることを大切にしています。見学や直売店も運営しており、泡盛の魅力を広く伝える活動も行っています。

この記事を書いた人

冬野 暖子

元中学校の国語と養護教諭、福岡在住のフリーライターです。 編み物や読書、旅行、写真が趣味で、愛犬・愛猫を愛でる時間が最高の癒やし! SEOや取材を活かして「読んでよかった!」と思える記事作りを心がけています。 暖かい場所が好きで、大学時代は沖縄生活を楽しみました!🌺

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