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もの・こと  |    2023.09.26

おしゃれでエシカルな沖縄みやげに注目!地元発のアクセサリーブランド jiyukimama|宜野湾市

こんにちは。Mediallライターで沖縄在住のしおんちゅです。

青い海、青い空。だれもが一度は憧れる旅先、沖縄。

そんな沖縄でアクセサリー作りを通して、地元が誇る海への愛を発信しているブランドがあります。

その名も、<jiyukimama

ブランドのコンセプトは「エシカルライフを、おしゃれに楽しく、自由気ままに」

地元の小さな工房でピアスや指輪、キーホルダーなど、沖縄らしい彩りのアクセサリーを制作しています。

<jiyukimama>とは

沖縄本島の玄関口である那覇空港から車で約45分。

小さなビルの一室にある工房から、世界にひとつのオリジナルアクセサリーが生み出されいます。

jiyukimamaは、地元沖縄のイベントに引っ張りだこ。

2023年の夏には沖縄の老舗デパート「リウボウ」の催事へ出店するなど、今人気を集めている話題のブランドです。

jiyukimamaの魅力は主に3つあります。

1つめは、すべてのアクセサリーがバラエティーに富んだ唯一無二の作品であること。

2つめは、沖縄の個性や魅力が表現されたデザインであること。

そして3つ目が、商品の原材料にあります。こちらについては後半でご紹介していきます。

沖縄らしいカラフルなデザインが女性に大人気!

それでは、人気商品をご紹介していきます。

まずは、このフラットレモンという商品名がつけられたヘアコーム。

青々とした緑は、沖縄を代表する柑橘類「シークヮーサー」の皮の色。

明るいオレンジや黄色は果実の色を表現しています。

こちらの月桃という商品は名前のとおり、沖縄でよく知られる花「月桃」の葉の色を表現。

やさしい淡い緑色が印象的で、今にも月桃の良い香りが漂ってきそうです。

場面を気にせず身につけられる沖縄みやげとして、つい自慢したくなる作品です。

そのほかにも「フィッシュネット」と名付けられたピアスもあります。

こちらは黒がベースのシックなデザイン。

散りばめられた鮮やかな赤やゴールドもワンポイントになり、大人なおしゃれを楽しめる商品です。

jiyukimamaのアクセサリーに隠された秘密とは・・・

じつは、ここで作られているアクセサリーはすべて、沖縄のビーチや家庭で回収された捨てられるはずの「廃プラスチック」から作られています。

jiyukimamaさんは、自らを「アップサイクルブランド」と名付けています。

アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせ、新しいモノに生まれ変わらせることです。

これは、クリエイティブ・リユース(創造的再利用)とも言われ、SDGsの広がりとともに少しずつ認知度が上がってきました。

こちらは鮮やかなプラスチックが特徴的な指輪

jiyukimamaで作られる商品は、捨てられてしまったプラスチックが歩み出す第二の人生ともいえます。

ちなみに、先ほどご紹介した「フィッシュネット」は、海などに廃棄された漁業で使う網(漁網)を再利用しています。

写真右側にある黒い紐状のものが使われなくなった漁網

アクセサリーが出来上がるまで

まずは、不要になったペットボトルキャップなどのプラスチックを回収。

一つ一つ、丁寧に手洗い洗浄、消毒をします。

それらを専用の粉砕機で細かいチップ状にしていきます。

次に高熱の溶解機に入れ、溶かしながら金型に流し込みます。

流し込まれたプラスチックが専用に作られた金型の中で固まるのを待ちます。

この時、一つ一つの作品が異なる色合いになるのが、jiyukimamaの最大の魅力です。

どんな色になるかは作り手にもわからず、二度と同じ色合いを作り出すこともできない、世界にひとつの商品なのです。

最後に、固まった作品を手作業で丁寧に仕上げたら完成です。

こちらの工房では、作品を購入するだけでなく、ワークショップ(カラビナまたはキーホルダー作り)を大人からお子さままで一緒に体験することもできます。(要予約)

実際に筆者がカラビナ作りを体験してきました。

jiyukimamaが届けたい想いとは?

ずばり、「環境配慮へのハードルを下げるきっかけを作りたい」ということです。

沖縄の海岸では、日々多くのゴミが目に留まります。

SDGsでよく言われる「海洋ゴミ問題」が日常生活のすぐそばに存在しています。

そこでjiyukimamaは、アクセサリーを通して「沖縄の美しさを身近に感じながら、一人ひとりが自然との関わり方を考えるきっかけになりたい」と願っています。

また、自然環境にやさしいエコライフを「自由きままに楽しんでもらいたい」という想いを込めて、商品を作り上げています。

沖縄観光が今後より一層盛り上がる中で、体験型観光の促進や環境保全というテーマが注目されています。

「持続可能な沖縄観光」という観点からも、「自分だけのオリジナル」「沖縄に貢献できる」という特別な体験は一生のお土産になるでしょう。

Jiyukimamaの代表 眞栄喜南さんは地元の海を愛する沖縄出身のアーティスト。

海へ通い、趣味のサーフィンを楽しみながら、海でゴミ拾いや子供向けの講演会などの活動もしています。地元沖縄を愛する熱い想いで、日々作品作りや沖縄の海と明るく真剣に向き合っています。

一つ一つの商品を「メッセージ」として、心を込めて送り出しているとお話ししてくださいました。

沖縄へ訪れる際には、工房で開かれるワークショップに参加されてみては?

アトリエ詳細

<jiyukimama>

所在地: 〒901-2201 沖縄県宜野湾市新城2丁目39−20 大川アパート

電話: 098-892-8232

Instagram:https://www.instagram.com/jiyukimama_okinawa/ (ワークショップはDMから要予約)

オンラインストア:https://jiyukimama.stores.jp/

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この記事を書いた人

Shio Yamasaki

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