「経営者が垣根を越えて集まれる場所」をコンセプトに運営されている「どうだい?」。そのリアルイベントである「つながってみたらどうだい?」が全国で開催されています。今回の交流の地は奈良県が選ばれ、筆者も駆けつけました。
開催地ごとに特徴が出る交流会ですが、奈良県で行われる今回はどんな雰囲気になるのでしょうか。いずれにしても、今回もリアルで出会うメリットを最大限に活かしたつながりが生まれるはず。
経営者や個人事業主でつながりに興味のある方は必見!交流会の現場にて筆者が感じられた今後への期待をレポートします。
「つながってみたらどうだい?」とは
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「どうだい?」とは、大同生命が「中小企業の経営者たちが支え合える場」として提供するオンラインコミュニティかつサービスプラットフォームです。もともと中小企業に支えられ発展してきた大同生命が、今度は中小企業の成長を後押しすることを目指して提供している場。日々さまざまな課題に直面する経営者から、「同じ悩みを抱える方たちと支え合える」と好評を得て拡大してきました。
その「どうだい?」の会員がついに10万人を突破したことを記念して生まれた企画が「つながってみたらどうだい?」です。普段はオンラインでの交流のところ、全国を巡ってよりダイレクトにつながれるリアル交流会を開催しようというわけです。1/28は奈良県での開催となり、近隣だけでなくさまざまな地域にお住まいの経営者が集まりました。
会場は「まほうのだがしや チロル堂」

「つながってみたらどうだい?in奈良」は奈良県生駒市のとあるお店で開催されました。そのお店とは近鉄生駒駅より徒歩3分ほどにある「まほうのだがしや チロル堂」。
昼間は子どもたちが集う駄菓子屋ですが、木・金・土の夜には「まほう」がかかり大人たちが楽しむ「チロる酒場」へと変身する不思議なお店です。

「まほう」の意味は、昼夜で業態が変わることだけではありません。「地域みんなで子育てできるような文化を作る」をテーマに4名の共同代表によって生まれたチロル堂。お腹を空かせた子どもたちが肩身の狭い思いをしないように、大人たちが軽やかに支援できる仕組みを考えました。
お店入り口にある「まほうのカプセル自販機」を100円で回すと、チロル堂の中で使える「チロル札」が手に入ります。この札は駄菓子やカレーなど100円以上の価値のものと交換が可能。さらに、大人がお弁当を買ったり食事をすることで代金の一部が自動的に寄付できるようにもしている仕組みなんです。
こちらのお店は「GOOD DESIGN AWARD 2022 BEST 100」に選出されているのですが、それは内装ではなく、なんとこの「まほう」の仕組みが評価されてのこと。日本では仰々しくなりがちな「寄付」を、大人がスマートに参加できる仕組みを作ったなんてすばらしいですよね◎

もっとも、その仕組みだけでなく、木や竹を基調とした内装も素敵です。落ち着いた雰囲気でついつい長居したくなりそう。
実はこちら、「どうだい?」会員さんのおすすめのお店という側面もあります。その会員さんが主導して開く交流会の会場にもなっているそう。実は、他の開催地でも同様の経緯で会場が決まることがありました。今回も「つながり」を大切にする「どうだい?」運営自体が会員さんとつながったことにより会場を決めた事例というわけです!
はじめにご挨拶と「どうだい?」の紹介

さて、みなさんの歓談を始める前に、まずは運営さんからご挨拶と「どうだい?」の紹介をスタート。なんと今回の開催地である奈良県はお一人の運営さんの地元ということで、説明される声も心なしか弾んでいるように感じます。
「どうだい?」の活用は会員さんによってさまざまで、逆に言えば「知らないだけで活用できていない機能がある」のも実情です。より積極的に活用してもらえるように、さまざまな機能の紹介、今後のイベントの予定などがアナウンスされていました。

最後に「チロル堂」のスタッフさんに交代。チロル堂のコンセプトや仕組みについて、ご本人の口から丁寧なご説明がありました。
「勘違いされてしまうことが多いけど、チロル堂は『子ども食堂』とは違うんです」
チロル堂は、大人として当たり前のことを、スマートに、軽やかにできる場所を目指しています。困っている子どもに限らず、自然に大人が子どもを支え、共助の関係性が文化として根付くための取り組みなんです。

今回の交流会での飲食もチロル札が貯まる仕組みは採用されています。大きな器にだんだんと溜まっていく札。
自然と「チロる(チロル堂での寄付の呼び方)」ことをみなさんに解説して、交流会がついに始まりました!
乾杯をきっかけに交流会がスタート

運営からのご挨拶の前には皆さんの手元に届いていた飲み物。そのグラスを持っての乾杯からついに交流会がスタートです!
着席後に簡単な自己紹介を終えていた方も多く、少しずつ具体的な業務の内容や交流会に参加した動機などに話は及んでいきます。今回もWeb業界の方やコンサルタント、士業など業種・業界は多岐に渡りました。

続々と出来上がっていく美味しいお酒と美味しい食事。初対面の方同士でも、これがあると話が弾みやすいのは万国共通ですよね!
交流会には会員さんたちが15人以上も集まりました。そのため、同じ席にずっといては全員と交流することは難しい状況。でも、印象的だったのは、みなさんできるだけ多くの方とお知り合いになろうと積極的に動かれていたことです。
運営の方が特に誘導しなくても自発的に交流されていたみなさん。ぜひ良い出会いがあれば、と願うばかりです。

会が進むにつれ、名刺交換をしながら会場のあちらこちらで話し込む光景も。イベント全体を通して、どなたも取り残されることなく、いろいろな方とお話できていて何よりでした。
生駒市は奈良県西部ということもあって、奈良県だけでなく大阪府在住の方も多く参加されていました。場所に縛られずかなり遠方からも来てくださった方もいたことは嬉しい驚きでした。たとえば三重県にある島に住んでいる方や、以前奈良に住んでいて現在は岡山に在住の方、さらに仕事も兼ねて関東から来た方もいらっしゃいました。
そして、参加した方々の声を拾って筆者が妙に納得したのは、それぞれ参加目的は違って良いということでした。
「ビジネスで協働できる方がいれば」
「同じ悩みを持つ経営者と語り合いたい」
「まだ登録直後なので『どうだい?』の活用方法を知りたくて来た」
さまざまな目的の経営者が共存しているイベントなんだと実感。どんな方でも受け入れてくれるコミュニティであることは「どうだい?」の強みと言えそうです。
収穫と今後への期待

今回のリアルイベントも、参加者がつながったことを目の当たりにできました。
日本の企業の99%以上はいわゆる中小企業であり、全国の雇用の約7割を占めています。地方創生を目指す上で、頼りになるのは各地の中小企業の力に他なりません。
ただ一方で、個々の中小企業単体では大企業に太刀打ちできないのも事実。地域の中小企業がつながり、支え合い、ときには大企業とも友好関係を結ぶことで日本経済が前進してほしい。「どうだい?」はそのきっかけ作りの場として、小さいけれど確かな一歩を踏みしめていくだろうと期待しています。
リアルイベント「つながってみたらどうだい?」はその象徴的な一歩。今後も継続して開催される会への参加は、場所も目的も参加する方々に委ねられています。離れた場所からのリピーターも大歓迎のイベントなので、興味のある方はぜひ参加して「つながり」を体感してみてください。



