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人  |    2026.07.15

ボタニカルショップ「arbo」で叶う日常を彩る植物との暮らし【後編】|愛知県春日井市

“お花、買って帰ろう。”

そのコンセプトのままに、何気ない日常から、一生の思い出となる特別な日まで、植物とともに人生に寄り添うボタニカルショップ「arbo(アルボ)hana.midori.kurashi」(以下arbo)。

「arbo」では、生花にドライフラワー、観葉植物から暮らしにまつわる雑貨など、幅広い商品を手に取ることができます。

前編では、豊かなラインナップを取り揃える、まるでアトリエのような店舗の魅力についてご紹介しました。

後編では、「arbo」店長の新井杏実(あらい あみ)さんに、お花に対する想いや仕事観などについてお話を伺いました。

前編はこちら

ボタニカルショップ「arbo」で叶う日常を彩る植物との暮らし【前編】|愛知県春日井市

「arbo」での一日

ーー新井店長は「arbo」で働き始めて5年目とのことですが、それまでも植物に関わるお仕事をされていたのですか?

はい。以前は名古屋市のウェディング装花専門会社にいて、結婚式場に納品をしに行っていました。

ウェディング装花の仕事はとても楽しかったのですが、小売(店舗でお客さまに切り花などを直接販売すること)をやりたくて、その会社を辞めて「arbo」に来ました。

ーーarboでの一日のルーティーンを教えてください。

まず、「arbo」はお花の仕入れを月曜日と金曜日に行っています。

仕入れがある日の朝は生花市場へ仕入れに行き、店の開店に間に合うよう8時半頃に買い終えて、店に向かいます。

月、水、金曜日の午前中は水揚げ作業といって、お花を長持ちさせるために花瓶を洗い、水を替えてお花の茎を切ります。

そのほかドライフラワーを扱う当店ならではの作業として、ドライフラワーになるお花を全部天井にかけています。

乾かすと綺麗なドライフラワーになるので、それを使って制作物などを作ります。

一日を通した接客のほかに事務作業、スタッフで次のイベントの企画やワークショップの準備、イベントの告知画像やオーダー品を作ります。

ブライダルのオーダー以外にも、リクエストいただいたお色味でリースなどの制作物を作ります。そして気付いたら閉店時間になっていますね。

ーー華やかに見えるお仕事ですが、力仕事も多いイメージがあります。

まさに、大きな観葉植物をご購入された際に、サイズに合った大きな鉢に土を植え替える作業をすると結構な重さになることがあります。

あとは、季節毎やウェディングフェアなど、イベントによって店内の家具を動かすことが多いです。

季節のフェアやワークショップを開催

写真提供:arbo店長 新井さん

ーー「arbo」では毎年6月に「ウェディングフェア」が開催されていますよね。フェアの期間に限らず、オーダーは年間を通して多いのですか?

結構多いです。

私が入社した5年前はちょうどドライフラワーがブームの時期でした。

でも、ドライフラワーを扱っている花屋さんは限られていますよね。

「arbo」はドライフラワーを多く揃えているので、ブーケやブートニアのオーダーをよくいただいています。

今はおそらく生花の方がトレンドなので、生花のオーダーが多いです。

デザインのお打ち合わせもこちらの店舗で行っています。

ーー季節毎に行われるワークショップも人気だと伺っています。

定番のミモザやクリスマスリース、しめ縄作りは毎年必ず行っています。

大人向けのワークショップは、初めて作られる方が多くいらっしゃいます。

お子さま向けのワークショップは約1年前から始めました。

私にとってお子さま向けのワークショップは本当に癒しの時間で、ずっとしていたいと思うくらいなんです。

お子さまならではの発想が自由で、「こういう色の組み合わせもかわいいね」という気付きがあって、とても面白くてハッとさせられます。

ハードルが高くないワークショップが多く、一つずつゆっくりお教えするので、気軽に参加していただけたらと思います。

写真提供:arbo店長 新井さん

スタッフ全員で紡ぎ出す“arboらしさ”

ーー見たことのない珍しいお花が多い印象です。仕入れにはどのようなこだわりがありますか?

当店の特徴は、ドライにもなるお花が多いことかなと思います。

ドライにしても長く楽しめるお花が多いのですが、オーストラリアやニュージーランドといった地域で作られたボタニカル系の実物(みもの)や、少し硬い質感のお花が多いですね。

そこまで珍しいお花を仕入れよう、という心持ちで仕入れているわけではないんです。

これまで初代からの店長たちの仕入れをずっと見てきたので、「arbo」らしさは引き継いでいて、それを基準にお花を選んでいます。

ーー植物のほかに小物類も豊富ですよね。

「arbo」は暮らしを豊かにするものを提案しているので、暮らしにまつわるものを置いています。

鉢の種類も多く、籠や花瓶、香りものや紅茶のティーバッグなどの雑貨も、「arbo」に合うものを多く揃えています。

ーーブーケやリースがどれもセンスが良く雰囲気が素敵です。アイディアはどのように生まれるのでしょうか?

ありがとうございます。お客さまからのオーダー品は、仰ってくださった色味や雰囲気に合わせて作っています。

作る過程のなかでスタッフと頻繁に相談し合うので、作品イメージの共通認識は多いのかなと感じています。

そのため、スタッフそれぞれが作品を作っていても「arbo」らしさがあるというか、チグハグな感じにはならないのだと思います。

お花の楽しさは“正解がなく自由”なところ

ーーお花選びのご提案をされるときに大切にしていることはありますか?

お花の組み合わせは、一概に“可愛い”と言っても、その感性はお客さまによって違うので、自分のなかの“可愛い”を押し付けないようにしています。

まずはイメージをお伺いして、いろいろな花を合わせます。

それから、こういうのも可愛いですよ、と何パターンもの“可愛い”をお客さまにご提案しています。

お花の楽しいところは、組み合わせに「これが正解」というのが全然なく、バリエーションが自由なところです。

自分が見てテンションが上がるというか、「可愛い!」と思うものを選んでいただけたら、間違いはないと思います。

ーー新井店長の日々のやりがいや嬉しいことを教えてください。

花束やアレンジメントのオーダーをいただき、最初にお見せしたときのお客さまの笑顔や、「可愛い!」という感想に、とても嬉しい気持ちになります。

毎回、新鮮な嬉しさを感じます。

店長という立場になってからは、スタッフの作品や花束、アレンジメントをお客さんに喜んでいただいたときは、自分も嬉しい気持ちになります。

以前まで「arbo」の近くに住んでいらっしゃったお客さまが他県へお引越しされたのですが、そこからご注文をくださったことがありました。

今は違う場所にいるけれど、「arboさんのお花をお願いしたい」と言っていただけたときはとても嬉しい気持ちになりました。本当に、やっていてよかったなと思います。

ーー心温まる素敵なエピソードですね。では最後に、「arbo」だからこそ提供できることは何でしょうか?

生花はもちろん、植物、鉢、肥料、マクラメのハンギング、作家さんの商品、紅茶、フラワーベース、ドライフラワーといった幅広い商品があることが強みです。

贈り物の機会には、「こういうものが欲しいな」とか「プレゼントしたいな」と感じていただけたらと思います。

また、夏と冬で切り花のレイアウトを変えたり、季節やイベントによってお店のディスプレイを大きく変えたりします。

お店の空間自体を楽しめるのも「arbo」ならではですね。

今日はこれを買うという目的がなくても、ただ見てもらうだけでももちろん構わないので、ふらっと寄っていただきたいです。

おわりに

物腰が柔らかく、楽しそうな表情で語ってくださった新井店長。

植物やお客さまに対して誠実に丁寧に向き合う、しなやかで芯のある姿が印象的でした。

お店を訪れスタッフの皆さんに共通して感じることは、「お花や植物が好き!」という真っ直ぐな想いが大きなこと。

植物を愛するその誠実な想いが「arbo」の空間に循環し、それがお客さま一人ひとりに届いているのだと感じます。

何気ない日常にも癒しと潤いを与えてくれる「arbo」の唯一無二の世界観に、ぜひ浸ってみてください。

店舗情報

arbo hana.midori.kurashi

住所:愛知県春日井市西山町2丁目6-1

電話番号:0568-41-8600

FAX:0568-41-8620

営業時間:10時〜19時

定休日:木曜日

駐車場:店舗前に2台分と店舗裏(店舗東側)

※営業時間や定休日が変更になる場合があります。詳しくはInstagram公式サイトをご確認ください。

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この記事を書いた人

子安 まみ

愛知県生まれ愛知県育ちのフリーランスWebライター、子安まみです^ ^ 主に尾張地方の子連れで楽しめるお出かけスポットやグルメ、地元ならではの情報をたくさん発信していきます♪ 読んだら思わず「訪れたい!」と思うような、足を運ぶきっかけとなるような記事をお届けします。 インタビュー取材・お店紹介のご相談もお気軽にお声掛けください。

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