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地域応援ブランド  |    2025.12.26

【神村酒造社長厳選】関西で本格泡盛が飲める名店3選|京都・東大阪・高槻

写真提供:串かつちとせ

関西には、泡盛を愛する店主たちが営む、個性豊かな名店が点在しています。

京都のワインバーで一番人気の「自家製泡盛サングリア」、創業70年を超える串かつ老舗が提案する「暖ボール」、そして450本の泡盛が壁一面に並ぶ高槻の名店ーー。

今回は、沖縄県うるま市で泡盛を造る「神村酒造」の中里迅志(なかざと はやし)社長が厳選した、関西で本格的な泡盛と出会える名店3選をご紹介します。あなたの知らなかった、自由で楽しい泡盛マリアージュの世界がここにありますよ。

ワインとウイスキーのプロが選ぶ泡盛【京都】小春日和

カウンターにはさまざまな種類の酒類が並ぶ(写真提供:小春日和)
カウンターにはさまざまな種類の酒類が並ぶ(写真提供:小春日和)

京都・河原町にある「小春日和」は、フランス産を中心としたワインと、スコッチウイスキーが楽しめるお店。しかし店内には、ワインやウイスキー以外にも、日本酒や焼酎、泡盛など、多様なお酒が並んでいます。

店主の治井(はるい)さんは、百貨店のお酒売場で試飲販売の仕事をしていた経験があるのだそう。その際に、蔵元さんからいろいろなお話を伺いながらお仕事をされていたといいます。

「試飲販売の仕事をしていた際、蔵元さんから直接お話を伺う機会がありました。その経験から、蔵元さんの思いだけでなく、楽しい飲み方をお客様に伝えていけたらいいなと思っています」(店主・治井さん)

コンビーフとマスカルポーネのディップ×神村酒造の泡盛サングリア

人気メニュー「コンビーフとマスカルポーネのディップ」(写真提供:小春日和)
人気メニュー「コンビーフとマスカルポーネのディップ」(写真提供:小春日和)

小春日和の人気メニュー「コンビーフとマスカルポーネのディップ」は、マスカルポーネチーズに低脂肪コンビーフを和え、仕上げにたっぷりのブラックペッパーをかけた一品。

クリーミーでコクのあるお料理なので、ワインやウイスキーだけでなくお酒全般と相性が抜群です!これはワインの師匠から伝授していただきました」(店主・治井さん)

泡盛「守禮」を使った自家製泡盛サングリア

守禮30度沖縄県産米泡盛ブレンドを使った"自家製泡盛サングリア"(写真提供:小春日和)
守禮30度沖縄県産米泡盛ブレンドを使った「自家製泡盛サングリア」(写真提供:小春日和)

小春日和の一番人気は、神村酒造「守禮30度沖縄県産米泡盛ブレンド」にパイナップルやオレンジ、ゴーヤ、ミントを入れた自家製サングリア。春はいちご、夏はパッションフルーツ、冬は柚子や金柑など、季節の果物を使って自家製サングリアを作っているのだそう。

砂糖は使わずフルーツの自然な甘味を感じ、少しのトニックとソーダで爽やかに泡盛を楽しめる人気メニューです。

「ワインとウイスキーのお店ですが、泡盛サングリアが一番人気なんです。泡盛に触れる機会がなかったお客様もサングリアをきっかけに、いろいろな種類の泡盛を楽しんでくださっているんですよ」(店主・治井さん)

神村酒造・中里社長のオススメポイント

「小春日和の店主・治井さんは、長年お酒関係の仕事をしてきた方です。小春日和では、治井さんが選び抜いたウイスキーやワインとともに泡盛も飲めるんですよ。

お酒のプロならではの飲み方を提案してくれるので、お酒好きにはたまらないお店です」(神村酒造 中里社長)

小春日和
  • 所在地:京都市下京区西木屋町松原上ル清水町454 美松会館2階 
  • 営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00) 
  • 定休日:不定休 
  • アクセス:阪急京都本線 京都河原町駅から徒歩7分 
  • 電話番号:090-8335-8496 
  • 公式Instagram:https://www.instagram.com/koharubiyori_kyoto

新世界の味を受け継ぐ【東大阪】串かつちとせ 八戸ノ里本店

串かつちとせ外観(写真提供:串かつちとせ)
串かつちとせ外観(写真提供:串かつちとせ)

「串かつちとせ」は1949年、戦後復興期の大阪・新世界で創業しました。串かつは、復興を支える労働者のお腹を手軽に満たす食べ物として考案されたといいます。

2008年、現店主・田中さんの出身地でもある東大阪に店舗を移転し開業。「本場新世界の味を地元の皆さんにも楽しんでもらいたい」という思いから、満を持しての移転開業でした。

「開業以来、新世界時代からのお客様はもちろん、地元のファミリー層から会社員まで、老若男女たくさんのお客様にほんものの味を楽しんでいただいています」(店主・田中さん)

牛肉の串かつ&どてやき×神村酒造「暖ボール」

串かつちとせ自慢の串かつ(写真提供:串かつちとせ)
串かつちとせ自慢の串かつ(写真提供:串かつちとせ)

串かつちとせのオススメは、串かつのルーツofルーツ、秘伝のソースにたっぷりとつけて食べる牛肉の串かつです。もちろん、ソースの2度づけは禁止ですよ」(店主・田中さん)

どてやきも人気のメニュー(写真提供:串かつちとせ)
どてやきも人気のメニュー(写真提供:串かつちとせ)

そして串かつちとせのもう1つの名物が「どてやき」。和牛のスジ肉を特製の味噌だれでコトコト煮込んだ一品です。

神村酒造「暖ボール」で串かつがどんどん進む

串かつ&どてやきと神村酒造「暖ボール」(写真提供:串かつちとせ)
串かつ&どてやきと神村酒造「暖ボール」(写真提供:串かつちとせ)

串かつやどてやきとの相性がよいのは、神村酒造の「暖ボール」。

「初めてのお客様は、まず『暖ボール』のネーミングに驚かれます(笑)。泡盛『暖流』のソーダ割りで『暖ボール』なんです。

ほのかに香るオーク樽の甘い香りと泡盛のコク、そしてソーダの爽やかな飲み口がさっぱりとして、串かつやどてやきがどんどん進みます!

当店では他にも神村酒造さんの泡盛を各種取り揃えておりますので、自慢の串かつにあわせていろいろな飲み方でお楽しみください」(店主・田中さん)

神村酒造・中里社長のオススメポイント

「大阪名物『串かつ』と泡盛を一緒に楽しめるなんて、本当に嬉しいです。店主の田中さんは、沖縄の神村酒造まで足を運んで『暖流』を選んでくれました。

自慢の串かつと『暖流』を、ぜひ楽しんでほしいです」(神村酒造 中里社長)

串かつちとせ 八戸ノ里本店

壁一面に並ぶ450本の泡盛【高槻】たろんち

壁一面に並ぶ450本の泡盛は圧巻!(写真提供:たろんち)
壁一面に並ぶ450本の泡盛は圧巻!(写真提供:たろんち)

JR高槻駅から徒歩1分の場所にある「たろんち」。1階はカウンター席が7席、2階は座敷で最大15名まで収容できます。

店主の清水さんは沖縄・竹富島で料理を学び、2012年に地元・高槻で「たろんち」をオープンしました。

泡盛好きな方から初心者まで、泡盛の美味しさを知ってもらえたら嬉しいです」(店主・清水さん)

「ゴーヤーちゃんぷる」×暖流のソーダ割り

「ゴーヤーちゃんぷる」(写真提供:たろんち)
「ゴーヤーちゃんぷる」(写真提供:たろんち)

たろんちのオススメ料理は「ゴーヤーちゃんぷる」。

神村酒造『暖流』のソーダ割り『暖ボール』と、苦味のある『ゴーヤーちゃんぷる』の相性は抜群ですよ〜」(店主・清水さん)

ゴーヤの苦味にスッキリとした飲み心地の「暖ボール」がよく合うのだそうです。

限定品も多数とり揃えている(写真提供:たろんち)
限定品も多数取り揃えている(写真提供:たろんち)

450本もの泡盛が揃うたろんちでは、さまざまな泡盛との出会いが待っていますよ」(店主・清水さん)

神村酒造・中里社長のオススメポイント

「沖縄好きの店主・清水さんは、沖縄の酒蔵をいろいろ巡っているんです。沖縄でしか販売していない泡盛も『たろんち』には、数多く置いています。

神村酒造の限定品もたくさんありますので、ぜひ秘蔵酒に出会いに行ってみてほしいです」(神村酒造 中里社長)

たろんち
  • 所在地:大阪府高槻市高槻町4-5 
  • 営業時間:17:30〜24:00 (L.O.23:30)
  • 定休日:不定休 
  • アクセス:JR高槻駅から徒歩1分 
  • 電話番号:090-5167-2166 
  • 公式Instagram:https://www.instagram.com/okinawa_taronchi/

関西で味わう、多彩な泡盛の楽しみ方

関西でも神村酒造の泡盛を楽しんでみて(写真提供:串かつちとせ)
関西でも神村酒造の泡盛を楽しんでみて(写真提供:串かつちとせ)

お酒のプロが提案する自家製泡盛サングリアが人気の京都「小春日和」、大阪名物の串かつとともに暖ボールを楽しめる東大阪「串かつちとせ」、450本もの泡盛が並ぶ高槻「たろんち」

関西で、個性豊かな泡盛を楽しめる3店舗をご紹介しました。

それぞれのお店で、店主のこだわりが詰まった料理と、神村酒造の泡盛との最高のマリアージュを楽しめます。

関西で泡盛を飲むなら、ぜひこの3店舗を訪れてみてくださいね。

有限会社 神村酒造

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有限会社 神村酒造

神村酒造は、1882年創業の沖縄県うるま市にある泡盛酒造所です。戦後の泡盛離れを救った「暖流」や伝統的製法の「守禮」が代表銘柄です。独自のブレンド技術を活かし、時代のニーズに合わせた味の開発に挑戦し続けています。2023年には工場長が「泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。"暖かいご縁をつなぐ"をミッションとし、泡盛を通じて人々がつながることを大切にしています。見学や直売店も運営しており、泡盛の魅力を広く伝える活動も行っています。

この記事を書いた人

大崎 沙織

宮崎県出身、東京都中野区在住のWebライター。 結婚を機に住み始めた中野区の面白さに魅了され「中野のディープな魅力をもっと広めたい!」との思いからMediallで執筆することになりました。 前職はホテルマン・ソムリエ。シャンパンと唐揚げが大好物です。

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