
「FIELDSTYLE(フィールドスタイル)」 は、愛知県を拠点に、「遊び」をテーマに楽しく豊かなライフスタイルを提案するイベントとして2017年にスタートしました。
「FIELDSTYLE」実行委員代表の清水俊英さんは、機会があるごとにアメリカに行くうちに、アメリカ人の遊び方が日本人とは根本的に違うことに気づきます。仕事の息抜きに遊ぶのではなく、遊ぶこと自体が生活の中心にありました。そんな大人が本気で遊ぶスタイルを日本でも広めたい、それが「FIELDSTYLE」の原点です。
2026年5月9日(土)〜10日(日)に東京ビッグサイトで開催された今回は10周年、初の東京進出です。そんななか、「メ~テレ」(名古屋テレビ放送株式会社)と「FIELDSTYLE株式会社」は、連携・協業し、ますますパワーアップしています。
FIELDSTYLE | 日本最大の遊びの祭典フィールドスタイル
わたくしは、大同生命が運営する、全国の中小企業経営者同士がジャンルを越えて自由に話し合えるコミュニティ「どうだい?」のブースを回りました。
子供の頃からモノに対する執着が強く、とりわけ機能美に溢れた工業製品に理由もなく心惹かれます。そんな日本のものづくりの基盤を支えているモノを見たい、触ってみたい、と思ったのです。

アトリウム(吹き抜け空間)に設けられた「どうだい?」ブースには、赤くない鳥居がそびえ立っています。よく見ると段ボールです。実は、新潟県長岡市の包装資材メーカーの株式会社グローが制作したもの。

各種包装資材から柿の種詰合せパッケージまで。日常のすみずみにグローの製品!

グローの製品リストを見ると、見覚えのあるパッケージが目につきます。新潟銘菓の柿の種詰合せボックスや朝日酒造の「久保田」などです。
プラダン(プラスチック段ボール)という、ポリプロピレン樹脂を原材料として製造した板状の素材も当日は展示されていました。
紙製の段ボールに似た中空構造と、プラスチックの耐久性・耐水性などを併せもっているため、軽量かつ丈夫で、通常の段ボールと違って繰り返し長く使用できるそう。ブースにいらした、株式会社グローのスタッフのおふたりが、実例をあげながら話してくださいました!
1997年に設立した新潟県長岡市のグローは、包装資材や緩衝材全般、精密製品に対応した金型成形による緩衝材トレー、イベント・POP関連の製作物まで守備範囲は広く、企画、設計・加工・販売まで一貫して行っている会社です。
日常生活で意識しないまま、グローが手掛けたパッケージや各種包装物を目にしているはず。これからは、もっともっと注目していきたいです!
株式会社グロー
新潟県長岡市南陽1丁目1155番地
https://www.glowpackage.com
【巴製作所】トヨタの純正ホイールレンチが、アウトドア用グリルスタンドに!

1948(昭和23)年創業の巴製作所(ともえせいさくしょ)は愛知県丹羽郡大口町に本社を置き、自動車用搭載工具と特殊整備用工具の製造・開発を行っています。なかでもトヨタ自動車の1次サプライヤーとして、トヨタ車に搭載しているホイールレンチは100%近いシェア。ホイールレンチとは、自動車タイヤの脱着時に使用する工具のことです。
目の前にあるのは、トヨタ純正車載ホイールレンチの製造技術を転用し脚部に使ったアウトドア用グリルスタンドの「タフレンチスタンド」。組み立ては工具不要で差し込むだけ。

耐荷重94kgで、従来のアウトドア用のグリルスタンドのように、風で吹き飛ばされたりすることもありません。一生モノとしての風格が漂っています!
単にアウトドアの用途にとどまらず、災害時などの電気・ガスが使えない場面でも大活躍しそうです。
こちらは、1967年発売のトヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発したスポーツカー「トヨタ2000GT」専用のホイールレンチ。「トヨタ2000GT」は、映画『007は二度死ぬ』で採用され世界的に有名になりました!


株式会社巴製作所
愛知県丹羽郡大口町秋田3丁目215−1
株式会社巴製作所│クルマのお守り、つくってます
「町工場プロダクツ」海釣り用品【サニー商事】 +金型製作【大髙製作所】釣り用おもりの威力とは?

大髙製作所は、1984(昭和59)年、神奈川県横浜市で創業しました。
アルミ合金や亜鉛合金などが原材料となる精密ダイカスト金型の設計・製造を主軸にし、自動車、建築、医療機器、カメラなどの部品づくりに幅広く使用されています。
魚がいるのかも?と水槽を覗き込むと、「魚はいません」とにこやかに応じてくださったのが、大髙製作所2代目社長の大髙晃洋(おおたかあきひろ)さんでした。
実はこちらの釣りのおもりは、神奈川県横浜市に拠点がある、海釣り用品専門メーカーのサニー商事の商品で、大髙製作所の金型で製作しています。
サニー商事の釣り用のおもり、ディグシンカーⅡ 税込1,980円~ 2,640円、を海底に着け、釣り竿を小刻みに振ると、特殊形状のヒレ(羽)が水圧差で砂煙を発生させ、砂地に潜む魚の好奇心や捕食本能を刺激できるそうなのです!
参考:サニー商事オンラインショップ / ディギング
わたくしは子供の頃に父に連れられて、瀬戸内海沖の小舟で漁師さんと一緒にタコを釣った記憶があります。それ以降は魚釣りをする機会がありませんでしたが、釣りのおもりに特化したデザインと質感には心惹かれます!
有限会社大髙製作所
神奈川県横浜市都筑区川向町1192-3
ダイカスト金型の有限会社大髙製作所
有限会社 サニー商事
サニー商事 海釣りのベストパートナー | ワラサ釣り、マダイ釣り、コマセ、釣り別専用ビシ・カゴ・天秤など
町工場プロダクツ
https://www.instagram.com/machikoba_products/

「町工場プロダクツ」【小林鋲螺】こばやしびょうら NUT BASE 工業用規格のナットと暮らそう!

1961(昭和36)年創業の埼玉県草加市に本社がある小林鋲螺(こばやしびょうら)は、ねじ類の設計・製造・卸、特殊部品や特殊金物の企画や設計提案を手掛けています。
3代目の小林好輔(こばやしこうすけ)さんは一級建築士でもあり、自社の工業規格のナットをオマージュしたテーブルウェアのシリーズを作りました。
ショップカードや名刺などが立てられる、目を凝らさなければ見えない0.4mmのスリットが入ったカードスタンド、カトラリー置きなどのテーブルコーデ、花差しなどに使えるツツノヨソオイがあります。
工業用材料の無垢の真鍮またはステンレスを削り出し磨き上げた商品は、光沢のある・なしなど、加工による表情の違いがあります。しかも一切のコーティングはしていないので経年変化も楽しめるのです!
単体で使用することもできますが、ネジ同士でつなげてトータルコーディネートも楽しめ、持ち主のアイディア次第で用途が七変化するのが魅力。
手に持って握りしめると、ずっしりとした重みとヒンヤリとした感触が心地よく、首周りやピアス、イヤリングなどのアクセサリーとして欲しい、とリクエストまでしてしまいました!
小林鋲螺株式会社
埼玉県草加市神明1丁目12番地19号
小林鋲螺株式会社 | 特殊部品や機械・機構設計/製作の課題を共に解決する会社 | 埼玉県草加市
STUDIO SCREW|一級建築士事務所スタジオスクリュー
https://www.instagram.com/studio_screw/
町工場プロダクツ
https://www.instagram.com/machikoba_products/

車椅子も楽々【大山畳店】のリフォーム力!

1980(昭和55)年、埼玉県八潮市に開業した大山畳店は、車椅子のまま部屋に入れるリフォーム畳®を開発しました。リフォーム畳®の動画に見入っていると、「大山畳店」の大山沙織さんが説明してくださいました。
リフォーム畳®は、手入れのしやすさや耐久性、従来の畳が持っている衝撃吸収性、寝転んでもカラダが痛くなりにくく転んでもケガがしにくい点、断熱効果、を合わせもった製品です。
一般的な畳は、畳床+畳表で作られていますが、リフォーム畳®は、畳表の代わりに内側に下地板を貼着したクッションフロアシートを畳床に縫い付ける構造(特許取得済み)です。

表面シート材は、主にビニール系床材のクッションフロアシートを使用しているので、柄が豊富でフローリング柄・畳柄・他、好みに合わせて自由にデザインを選べます。今ある畳とリフォーム畳®を交換するだけなので大工工事も発生しません。
わたくしが注目したのは、リフォーム畳®の選択肢のひとつとして畳柄のシートが選べること。畳の部屋の見た目はそのままに、手入れのしやすさと耐久性のあるリフォーム畳®の部屋に早変わりできる点です!
2026年、リニューアルオープンした「江戸東京博物館」の5階ミュージアム・ラボの移築建物の和室にも、リフォーム畳®が採用されています。

大山畳店
埼玉県八潮市木曽根684-1
リフォーム畳・和室を洋室に簡単にリフォームができる畳・ペットOK!車椅子OK!お掃除が楽!「ころぶ」事故削減とケガの軽減!床の衝撃緩和!介護保険の対象。 – 「リフォーム畳®」大山畳店
小さなマッチ箱に表現された意匠の世界 【日東社】BLUE LABEL MATCH

画像提供:日東社
日東社は、1900(明治33)年に兵庫県の姫路市で創業、国内マッチ市場の7割を超えるマッチ製造会社です。
本社のある兵庫県姫路市周辺の播磨地域は、昔からマッチの生産地として栄えてきました。乾燥し安定した気候がマッチ作りに適していて、一時期は100社ほどマッチの会社がありましたが、今では、マッチの生産を一貫して行っているのは日本で2社だけ。
生活必需品としてのマッチは、使い捨てライターが普及し始めた1970年代以降、徐々に需要が減りはじめました。しかしながら、今も小さなマッチ箱に表現された意匠の世界に魅了される人は多く、その用途は、マッチを擦って火を付けるという本来の役目はもちろんのこと、アロマキャンドル、お香、誕生日ケーキのシーンなど、生活を彩る小道具として活躍の場を広げつつあります。
日東社のマッチのラインナップを見ると、祖父母の家や実家に常備されていたパイプ印など馴染みのあるマッチのデザインが目に留まります。
そのいくつかは生産を終えた同業者から託され、日東社が受け継いだもの。「BLUE LABEL MATCH」として生まれ変わったブルー&ホワイトに統一されたマッチ箱は、独特の存在感を放っています。

画像提供:日東社

株式会社日東社
兵庫県姫路市東山524
日東社 ブルーラベルマッチ
https://www.instagram.com/nittoshaofficial/
https://x.com/nittosha




