突然ですが、皆さんは「本州最南端」はどこかご存じですか?

実はここ、和歌山県串本町にある潮岬(しおのみさき)という場所です。串本町は、民間ロケット「カイロス」の発射場がある町としても有名です。
日本は地震大国と呼ばれるほど、プレートがひしめき合う位置にあります。そういった大地のひみつを特別な土地で楽しく学べる「南紀熊野ジオパークセンター」のご紹介です。
ジオパークの「入口」は本州最南端に!
こちらのセンターは、南紀熊野ジオパークの情報発信や調査研究の拠点です。ここでは、南紀熊野の大地の成り立ちや自然の不思議を楽しく学ぶことができます。ぜひ訪問して、ガイドさん達にいろいろなお話を聞いてみてください!

南紀熊野の大地は、プレートの沈み込みによって生まれた3種類の大地(付加体・前弧海盆堆積体・火成岩体)でできています。そこに温暖湿潤な気候がもたらす動植物や、熊野信仰などの文化が重なり、ここにしかない景観が広がっているんです。そんな魅力の全体像をつかむのにぴったりの場所…。
難しい話はセンターに常駐しているガイドさんの解説があるので、ぜひそちらで!
ガイドさんは常駐💁

入口に入ってすぐ、ガイドさんによる詳しい解説が聞けます。
どんなことが聞けるの?
🗾和歌山県串本町を含む南紀熊野エリアの地形の珍しさ
❓なぜそんな地形ができたのか
⛩この土地だからこそできた文化
解説の参加はスキップできますが、ガイドさんから地域の見どころを聞けるのでおすすめです!
五感を使って楽しもう!
館内は大きく3つのコーナーに分かれています。
🔳1つ目は、大型地形模型とプロジェクションマッピング等で、大地ができるダイナミズムを感じるコーナー。
「大人になっても3Dパズルなんて見過ごせない!」そう思ってプレートごとに分かれたパズルに飛びつきました。磁石でくっつくのでパチパチとはまる感覚も相まって楽しいです。
日本がプリントされたピースは、他の地域のピースよりとても小さかったです🌎
「世界と比べると、日本はこんなに狭い範囲でプレートがひしめき合っているんだ」と分かると同時に、地震対策の重要性を実感しました🗾👀

大迫力のプロジェクションマッピングでは、ガイドさんの解説を思い出しつつ、映像でさらに理解を深められます。

🔳2つ目は、たくさんのジオサイトをより楽しむために、大地の成り立ちや歴史文化といった「ジオストーリー」を知るコーナー。
南紀熊野地方の珍しい地形と、なぜそれができたのかゆっくり学べます。
触って体感しながら学べるものも多く、自分で疑似津波を起こしてみたり、紀州備長炭で有名な和歌山県ならではの「木琴(炭琴?)」で遊べたり、自然も、それとともに歩まれてきた文化も、本当に楽しく学べました。


🔳3つ目は、10市町村の観光案内やジオサイトへの行き方も分かるコーナーです。
「化石を探してみよう!」「川のでき方を実験してみよう!」といった体験や実験もできるので、子どもから大人まで楽しめそうです。
こちらは訪れた人が書き込める情報共有マップです!

どんなことが書いてあるかは、足を運んだその時だけの特別な情報です🪧
ぜひ、何がおすすめされているのか見に行ってみてください!
2階の映像室では、約1400万年前に紀伊半島で起こった火山活動をテーマにした映像を上映しています。「大地創造編」と「歴史文化編」の2本立てで、1本約10分。約40人が入れる空間で、大地の壮大な物語に浸れます。
絵本コーナーでは、自然と文化がどのように混ざりあい、これまでの暮らしとなってきたのかが学べます。そしてなんと、その絵本は南紀熊野ジオパークセンター公式HPにてPDFファイルで公開されているので、ぜひご覧ください!

注目ポイント:「知ってから歩く」で旅が変わる!
ジオサイトは眺めるだけでも迫力がありますが、なぜその形なのか、どうやってできたのかを知ってから訪れると、景色の見え方がガラリと変わります。
南紀熊野ジオパークセンターは、いわば旅の「予習」ができる場所。潮岬を訪れたらまず立ち寄って、そこから各地のジオサイトへ足を延ばすと見応えがあっておすすめです。
しかも公式HPでは、ただセンターの解説やアクセス情報が見られるだけでなく、観光地として遊べるアクティビティや郷土料理の紹介などもあります。旅行前の予習にぴったりのHPも併せてご覧ください。

ご利用案内
- 開館時間:9:00〜17:00(年末年始休館)
- 入館料:無料
- 駐車場:無料(普通車20台・車いす使用者用駐車施設1台)
- アクセス:JRきのくに線串本駅から、くしもと観光周遊バス又はコミ
ュニティバス潮岬・出雲線で約20分 - 住所:串本町潮岬2838-3
- 電話:0735-67-7100
足元の大地に秘められた壮大な物語、本州最南端で覗いてみませんか?



