白河駅の周辺を散歩しよう！意外な隠れスポットもあり

こんにちは！Mediall福島県担当の光丘月乃です。東北の玄関口である白河市には、歴史情緒あふれる建物や古寺などが多数あります。福島県白河市を訪れるならば、いにしえの史跡や建物を見学してみるのもおすすめです。

今回は、白河駅から歩いて行けるスポットをいくつか紹介します。白河市に出張や観光を予定している方は、ぜひ最後までご覧ください。

白河駅はどんな駅？

2月に、白河駅をメインにした記事を執筆させていただきました。

大正ロマンを感じる白河駅の魅力

こちらの記事にもあるように、白河駅は昔の駅舎の形をそのままにしています。創立は明治時代まで遡り、これまで多くの人たちの交通を支えてきました。機関車が走っていたり、馬を乗せた貨物列車が往来していたりと、時代を感じさせるエピソードが数多く残っている駅です。

この白河駅では、「えきかふぇ」で美味しいオリジナルランチが食べられます。電車の待ち時間でも利用できます。ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

白河駅から徒歩12分程度のところに、天神神社という小さな神社があります。白河中央公民館の裏にある小さな神社です。天神山の上にあり、緑に囲まれた石段を登って神社へ向かいます。神社の入口付近には、立派な狛犬の像があります。

天神神社の敷地からは、白河市内の風景を一望できます。少し気分転換をしたいときに、ぴったりのスポットです。

楽蔵（らくら）は、2011年にオープンして10年以上になるスポットです。白河市にある株式会社楽市白河という企業さんが経営しています。和風の趣のある佇まいが魅力的で、白河市で季節のお祭りが開催されるときには、一段と大きな賑わいを見せています。

現在、楽蔵は飲食店を中心としたテナントがあります。焼き鳥居酒屋や唐揚げ屋、焼肉ダイニングやたこ焼き屋など、さまざまなお店がずらりと並んでいます。

お酒と一緒に何かをつまみたい方や、仲間たちと共にお酒やメニューを楽しみたい方には、ぴったりのスポットです。中にはテイクアウトできるお店もあるため、好きな場所で美味しいものを食べたい方にも向いています。

夜の白河市で何かを食べたいと思ったら、まずは楽蔵に行ってみるのがおすすめです！

先ほど紹介した楽蔵（らくら）から歩いて1分程度の場所に、昭和堂書店という書店があります。お店の外観はこうなっています。

昭和堂書店は、市内の小・中学校、高等学校に教科書や教材を納品しています。白河市近辺の学校の出身であれば、ほとんどの学生が一度は昭和堂書店から仕入れられた教科書や教材を使っていると思われます。

もちろん、昭和堂書店は教科書や教材以外の書籍販売も行っています。他の書店ではなかなか見られない、地域の歴史に関する本なども多数あるため、歴史が好きな人は一度訪れておきたい書店です。

旅の途中で本を読みたくなったら、昭和堂書店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

最後に紹介するのは水車です。駅からは少し遠い場所にありますが、昔使われていた水車を直接自分の目で確認できるお散歩スポットがあります。

白河駅から白河市役所方面に10分ほど歩くと、緑が生い茂った川が見えてきます。この川は、白河市の一級河川「谷津田川（やんたがわ）」です。平成15年に「谷津田川せせらぎ通り」として整備され、市民からもお散歩スポットとして親しまれています。

せせらぎ通りを道なりに歩いていくと、小さな小屋のような建物が見えてきます。その建物が、谷津田川の水車小屋『しみずや跡』です。古い時代に精米などに使用されていた水車が、小屋にそのまま残されています。

谷津田川の流域には、江戸時代から昭和初期には26基以上の水車があったとされていますが、その多くは消滅しました。『しみずや跡』の水車は、現在も谷津田川の流れを見つめ続けていると言えるでしょう。

白河市の川の美しさと四季の風景を楽しみたい方は、谷津田川せせらぎ通りをお散歩してみましょう。

・住所：〒961-0943 福島県白河市金屋町116 Map

・アクセス：白河駅から徒歩10分

福島県白河市の白河駅近辺には、歴史情緒あふれるスポットが数多くあります。日々のリフレッシュをしたい方や地域の歴史を感じたい方には、ぴったりのお散歩エリアです。

白河市を訪れる機会があれば、ぜひ歴史スポットを訪れながら美味しい食べ物でお腹を満たしてみてはいかがでしょうか。